スポーツ性貧血 05210141
スポーツ性貧血とは(・-・?) 人が生きていくためには、からだのいろいろな組織や臓器に酸素が必要です。肺から取り込まれた酸素は血液中の赤血球という成分の中にあるヘモグロビンと結びつき、全身に送られていきます。このように大切な働きをする赤血球やヘモグロビンが少なくなった状態を貧血といいます。その中でも運動によっておこる貧血のことをスポーツ性貧血と言います。また、鉄分が不足しておこるため、鉄欠乏性貧血とも言います。
疲れやすい、息切れが激しい 顔色が悪い ジャンプ力がない バーベルが持ち上がらない 氷が異常に食べたくなる 足がつりやすい など どんな症状(?-?) 疲れやすい、息切れが激しい 顔色が悪い ジャンプ力がない バーベルが持ち上がらない 氷が異常に食べたくなる 足がつりやすい など
★貧血のサイン★ 少し走っただけで動悸・息切れ・立ちくらみがする 耳が聞こえづらい 氷が異常に食べたくなる(氷食症) 氷が異常に食べたくなる(氷食症) ※脳に鉄分が不足し、中枢神経がうまく機能せず、普段食べないようなものが食べたくなる。 主に氷だが、稀にゴムを食べたくなる人もいる。 もし友達に消しゴムを食べている人がいたら、絶対に貧血なので教えてあげましょう。
脳貧血と鉄欠乏性貧血の違い!!! 立ちくらみ=貧血と思っている人がいると思いますが、立ちくらみは私がここで言っている貧血とは別のものです。立ちくらみは「脳貧血」(起立性調節障害)といって、脳の血液が一時的に足りなくなる原因でおきます。もし脳貧血になったときは、衣服を緩めて横になり足を高い位置にあげましょう。 それに比べ「貧血」は立ちくらみ(脳貧血)とは違ったしくみでおきます。原因は前に述べた通り(鉄不足)ですがどう対処すればいいのでしょうか?
スポーツ性貧血になってしまったら?? 少しでも貧血の症状かな、と思ったら、即効医者に行きましょう!よく鉄のサプリメントがありますが、貧血になってしまったら飲んでも全く効果がありません。ほうれん草を食べようが、レバーを食べようが、アスリートの運動量に対する鉄分の不足を補うには至りません。 また、貧血の治療中の人は、緑茶・紅茶・ウーロン茶は、鉄分の吸収を妨げる働きがあるので、症状が落ち着くまでは少し控えたほうがよいでしょう。 あと、一番は普段からバランスの良い食事を心がけることです。
まとめ 立ちくらみと貧血の原因は別物 バランスの良い食事を心がける スポーツ性貧血は鉄分の不足でおこる 貧血かなと思ったらつべこべ言わずに医者へ!