学術会議の機能と役割 新体制学術会議の生い立ちと役割 学術会議の構成 -各種委員会・分科会 物理学委員会 - 物・一分科会 学術会議の構成 -各種委員会・分科会 物理学委員会 - 物・一分科会 物・一分科会での審議課題案例(個人的見解) 基盤的研究活動に資する物・一研究拠点の整備構想 物性科学の「ベンチマーク、マイルストーン、アウトカム」 物性コミュニティとの連携
日本の科学技術政策の要諦 2005 SCJ 声明
新体制SCJ 主な改正点 会員制度改革 SCJ自ら選考←学会からの推薦 定年制の導入・再任の禁止・半数改選制 内部組織の改革 定年制の導入・再任の禁止・半数改選制 内部組織の改革 部の大括り化(3部制←7部制) 連携会員の新設(co-optation) 幹事会の設置・副会長の増員(3人←2人) 事務局 組織改変
SCJ 短期的に実現を図るべき諸点 政策提言機能の強化 政策決定者への専門的かつ信頼性のある見解の提示・助言 科学者間ネットワークの構築 政策決定者への専門的かつ信頼性のある見解の提示・助言 総合科学技術会議(CSTP)との連携強化 科学者間ネットワークの構築 社会のための科学の視点、 学術全体の俯瞰とあたらな科学野領域の提示 世論啓発 国際的な活動の強化 地球規模の課題に対し、科学的知見に基づく政策提言 国際連携、国際発信
SCJの新ビジョンと戦略 戦略 日本の科学に対する社会的期待形成と期待への呼応 ビジョン 科学者の動機付け 横断的視点の基盤構築 日本の科学に対する社会的期待形成と期待への呼応 科学者の動機付け 横断的視点の基盤構築 世界的最重要課題に対する自発的提言発信とその仕組の確立 ビジョン 「期待される学の構築」 自律的かつ優れた科学者コミュニティを育成 その活動・提言を国内外に発信することで、日本および日本の科学に対する世界の期待と信頼を高める
SCJの組織 連携会員: co-optation 会員と等位かつ一体となって活動
SCJ物理学関係委員会・分科会 他に、 イノベーション推進検討委員会、科学力増進分科会など
物・一分科会委員 伊藤 早苗(委員長) 十倉 好紀(副委員長) 家 泰弘 (幹事) 五神 真 (幹事) 外村 彰 榊 裕之 秋光 純 物・一分科会委員 (オブザーバー、問い合わせ中を含む) 伊藤 早苗(委員長) 十倉 好紀(副委員長) 家 泰弘 (幹事) 五神 真 (幹事) 外村 彰 榊 裕之 秋光 純 飯島 澄男 伊藤 公孝 潮田 資勝 土井 正男 和達 三樹 安藤 恒也 伊藤 厚子 犬竹 正明 植田 憲一 蛯名 邦禎 太田 隆夫 小貫 明 梶村 皓二 加藤 隆子 北岡 良雄 北原 和夫 蔵本 由紀 小林 俊一 佐藤 哲也 沢田 康次 壽榮松 宏仁 菅 滋正 高柳 邦夫 田島 節子 西森 秀稔 八田 一郎 福山 秀敏 覧具 博義 郷 信広 山崎敏光
物・一分科会の審議事項策定 従来のSCJでの関連事項での意見表出とその効果の分析(SCJでの意見表出に至らなかった物研連の答申案の分析) 何が本質的問題かーコミュニティからのインプット 1-2年の審議で対外政策・提言発信すべき課題と長期継続審議かを区分 (短期的には、大学法人の中期計画評価と次期計画、CSTPでの第3次計画策定のタイミング)
SCJの意思の表出 諮問(大臣から)に対する答申 勧告(内閣総理大臣へ) 要望 声明 対外報告 シンポジウム開催
最近(第19期)の意志表出の例 声明「新分野の創成に資する光科学研究の強化と その方策について」 2005.8 声明「新分野の創成に資する光科学研究の強化と その方策について」 2005.8 要望「我が国英文学術誌による学術情報発信の推進について」 2005.9 要望「国立大学の大学法人化に伴う 大学附置全国共同利用研究所・施設の課題 」 2005.9
SCJ 2005 声明「新分野の創成に資する光科学研究の強化とその方策について」 広い分野の基盤となる新概念・技術創出のために、光に関する教育と基盤的研究の強化 IT分野の次世代技術開発の先導のため、基盤となる光技術の基礎研究の強化 ライフサイエンス・医学と光科学の連携推進と光科学を応用した医療技術の開発 光科学に関する連携体として「光科学技術研究ネット機構(仮称)」の設置 自由電子レーザーの予算化 JSTでの光科学科学関連プロジェクトの予算化 アウトプット(個人的見解)
「学術誌のあり方」に関して 要望(2005.9)「我が国英文学術誌による学術情報発信の推進について」 (1)電子化による情報発信構築とアーカイブ構築・保存 →実現 (2)学術情報発信の将来計画と実施状況評価および個々の学協会の枠を超えた情報発信システムの構築→IPAPなど、課題残る? 個別の英文学術誌についての問題は、 個別努力で?
物・一分科関連の課題例 小規模研究の質と量の確保の方策 物性および一般物理の研究拠点の整備 学術誌(national journal)のあり方 大学院生の研究環境整備 研究環境格差と若手研究者支援 研究者育成 理科教育・物理教育、大学入試改革 等々
基盤的研究活動の推進と 物・一研究拠点の整備構想 基盤的研究活動の推進と 物・一研究拠点の整備構想 運営交付金 競争的資金 -科研費&JST・NEDO etc ネットワーク構想(NOE→NOL) 研究拠点、国分寺構想
H18年度国立大学法人予算 研究・教育は交付金資金の「下流」?
科研費の推移 2000億 1000億
第3期基本計画 科学技術に関する基本政策(答申) 重点推進4分野: ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテク・材料 推進4分野: エネルギー、ものづくり技術、社会基盤、フロンティア
重点分野「ナノテク・材料」の 重要な研究開発課題 量子計算 界面機能 生体ナノ 強相関
重要な研究開発課題は誰がどのようにして決めるべきか ナノテク・材料分野の「重要研究課題」なるものへの物性研究者の誤解・遠慮・潔癖? CSTPのカウンターパートとしてのコミュニティ&SCJによる課題提案必要 なぜ物性基礎研究が必要かの理論 物性研究の将来研究のパースペクティブとの整合性の考慮「物質材料科学2015」?
Condensed Matter and Materials Physics 2010 (National Research Council, USA)の例 An interim report(2006.12) 1. How do complex phenomena emerge from simple ingredients? 2. How weill we generatae power in the future? 3. What is the physics of life? 4. What happens far from equilibrium and why? 5. What new discoveries await us in the nanoworld? 6. How can we extend the frontiers of measurement and prediction? 7. How do we revolutionize the information age? 8.How can we inspire and teach others?
物性研究多拠点 大学附置全国共同利用研 第18期SCJ要望「国立大学法人化と大学附置共同利用研究所のあり方について」 激変緩和処置の要望 ・ 学内の研究・教育の活性化に貢献して学内の理解を得る ・全国共同利用研究推進のための、長期的で安定した恒常的研究資金を別枠で(特別教育 研究経費の要求は学内順位の上からは困難) ・COE形成のための競争的資金の獲得、全国共同利用に特化した新たな競争的資金の必要性 ・情報基盤センターのあり方(情報通信技術に関するサービス、超高速スーパーコンピューターの設置)の検討要(莫大レンタル料の運営資金)。 2005.2調査SCJ 柴田徳思、北原和夫
大学附置研究所一覧(物性科学関連) 低温研(北大) 金研、通研(東北大) 物性研(東大) 応セラ研(東工大) 基研、原子炉実験所(京大) たんぱく研(阪大) 応力研(九大) 物構研(つくば)、分子研(岡崎)、SPring8
物性研究拠点整備計画 SCJ物研連報告 1996 「物性研究拠点整備計画」 (伊達委員長) 2000 「物性研究拠点整備計画 1996 「物性研究拠点整備計画」 (伊達委員長) 2000 「物性研究拠点整備計画 の具体化に向けて」 (興地 委員長) 300億円/5年 COE、21世紀COE、グローバルCOE,スーパーCOEとどう関連?