「アジアの歴史」第1回 道光帝・林則徐: アヘン戦争と中国の「開国」
近代までの中国:皇帝を頂点とした中央集権社会と自然経済 皇帝を頂点とした中央集権社会:無上の権力を握る皇帝と官僚集団の効率的支配 「市場経済」vs.「自然経済」 「男耕女織」「自給自足」
アジアの指導者たちの消極的な対外政策 江戸幕府の「鎖国令」 明・清王朝の「禁海令」 主な理由:キリスト教を代表とする西洋文化への警戒心
イギリス商人と中国市場 中国市場への憧れ:睡帽とピアノの伝説 初めての挫折:自然経済の厚い壁
通常貿易と銀の流れ 中国←→イギリス間の貿易 中国側の出超と銀の中国への流入
アヘンという特殊商品 アヘン(阿片) ケシの未熟な果実に傷を付け、しみでた液汁を乾固したもの。およびこれを喫煙用、医薬用に加工したもの。麻薬。吸煙用アヘンはエキス状でアヘン煙膏とも言う。『百科事典マイペディア』より
英ー印度ー中国間の「三角貿易」 銀の流れが変わった。
「弛禁論」と「厳禁論」 国家存亡の危機と道光帝の禁煙への傾斜 特命全権大臣林則徐の広東派遣 開戦の口実を待っていたイギリス
アヘン戦争の経過と結果 中国側の連敗。海防を固めた広州と無防備な天津 道光皇帝の動揺と妥協派の台頭。「南京条約」の締結