情報リテラシ教育におけるWebCTの利用 菊沢正裕† 山川 修 田中武之 福井県立大学情報センター † kikusawa@fpu.ac.jp 情報リテラシ教育2003
話の内容 福井県立大の情報基礎教育 総合演習とWebCTの利用 WebCTの普及 情報リテラシ教育2003
福井県立大学 構成員1950人の大学(学生1723人,教員169人,職員58人) 3学部, 3大学院,3研究所,2センター 経済学部(定員200名),生物資源学部(同80名),看護福祉学部(同80名) 2キャンパス(福井,小浜),両者の距離120km 情報リテラシ教育2003
情報リテラシ教育のカリキュラム 情報リテラシ教育2003
情報基礎演習のスケジュール 情報リテラシ教育2003
WebCTのアンケートで授業評価を行い 情報基礎演習の内容を改善 情報リテラシ教育2003
情報基礎演習の内容(改善) 情報リテラシ教育2003
基礎演習コ|ス画面 情報リテラシ教育2003
WebCTの利用 掲示板 課題や試験 アンケート 情報リテラシ教育2003
総合演習の目的 ■ 個々の学習課題の復習 ■ 応用力と実践力の養成 ■ ネットを利用したグループワーク ■ 個々の学習課題の復習 ■ 応用力と実践力の養成 ■ ネットを利用したグループワーク ■ WebCTの普及(全学生が受講する) 情報リテラシ教育2003
総合演習の概要 ■ 任意のテーマでプレゼン ■ グループワーク(WebCT利用) ■ メディアは新聞(B4)とスライド ■ 任意のテーマでプレゼン ■ グループワーク(WebCT利用) ■ メディアは新聞(B4)とスライド ■ 取材,資料作成期間は2週間 ■ 学生による相互評価(WebCT利用) 情報リテラシ教育2003
1週目の作業 情報リテラシ教育2003
2週目の作業 情報リテラシ教育2003
3,4週目の作業 情報リテラシ教育2003
総合課題テーマ例 中東情勢とその変遷 シミの原因と対策 福井県人新聞 食べて直して体内革命 若者に化粧は必要か ニュース見てますか 車上狙いに注意 阪神哀歌 福井弁講座 夢の新婚旅行 現代若者の結婚に対する 考え方 看護福祉学部 中東情勢とその変遷 福井県人新聞 若者に化粧は必要か 整形はファッション? 県大生のアルバイト情勢 夏休みだ!お勧め観光 ス ポットはこれだ! 必見!源氏物語に学ぶ 恋愛必勝法 経済学部 情報リテラシ教育2003
総合演習の様子 情報リテラシ教育2003
発表の様子 情報リテラシ教育2003
グル|プ会議室 情報リテラシ教育2003 図2 グループ会議室
グループ会議室の様子 情報リテラシ教育2003
評価の様子 情報リテラシ教育2003
評価の画面 情報リテラシ教育2003
採点傾向 情報リテラシ教育2003
学生相互の 採点評価 情報リテラシ教育2003
WebCT利用と課外学習時間 情報リテラシ教育2003
WebCT利用と課外学習時間 情報リテラシ教育2003
結 論 ■ 総合演習はリテラシ演習の応用力養成に効果的 ■ WebCTは総合演習に有効 ■ WebCTでGWでの情報共有の重要性を理解 結 論 ■ 総合演習はリテラシ演習の応用力養成に効果的 ■ WebCTは総合演習に有効 ■ WebCTでGWでの情報共有の重要性を理解 情報リテラシ教育2003
課 題 ■ WebCTのLMSとしての利用 ■ WebCTの普及 情報リテラシ教育2003
WebCT普及のための 3ステップ 1. 学生のWebCT利用 基礎演習 2. 教職員にWebCTを周知 FD授業評価 SA 情報リテラシ教育2003
ご静聴有難うございました 情報リテラシ教育2003
詳細な効果測定に基づいた コンピュータリテラシ教育内容の改善 菊沢正裕† 田中武之 山川 修 福井県立大学情報センター † kikusawa@fpu.ac.jp 情報リテラシ教育2003
話の内容 リテラシ教育内容 入学前のPC経験を指標に学習状況を分析 授業評価に基づいた教育内容の改善 情報リテラシ教育2003
情報リテラシ教育カリキュラム 情報リテラシ教育2003
情報基礎演習の内容 情報リテラシ教育2003
アンケート調査 30項目(主として選択回答) LMSツールで実施 1年生394名,回収率87% 情報リテラシ教育2003
高校時代のPC利用(表4) レベルA学生:週3回以上(19%) レベルB学生:週1回程度(48%) レベルC学生:殆ど使わない(33%) 情報リテラシ教育2003
高校時代のPC授業 1年以上にわたって授業あり(11%) 授業がほとんどなかった(68%) レベルA(44%),B(38%),C(18%) 情報リテラシ教育2003
学習状況の特徴(表3) 課題に費やす時間週平均2時間以上 大学のPC利用時間はレベルA,B,Cにあまり差がない タイピング10時間,総合課題5時間 ワープロ・プレゼン,HPそれぞれ3時間 大学のPC利用時間はレベルA,B,Cにあまり差がない 情報リテラシ教育2003
学習効果(表4) タイピング習得度は高い 習得しても使う機会がない HTMLの意義は理解するも,HPの有用性は理解しない 電子メールは携帯メールによって利用者が激減 ワープロは半数,プレゼンや電子メールは殆どが使う機会が無い HTMLの意義は理解するも,HPの有用性は理解しない 情報リテラシ教育2003
トラブル処理(表4) 27%が自力,75%が他力本願 トラブル時に資料をみるのは10数% 41%がHDを5回以上利用 情報リテラシ教育2003
レベルA学生の特徴(表3) 自宅のPCをよく利用する タイピング時間は短いが77%がブラインドタッチを習得 演習時間が短いが,HTMLには時間をかける 12%が課題が容易と考えている(他レベルでは2%以下) トラブルは自力解決(52%),当方の資料はあまりみない,半数はHD利用しない 情報リテラシ教育2003
演習スケジュールの改善(表5) 表2から表6へ改善 ウインドウズの基礎を2回に分割 日本語入力やWWWブラウズの時間を縮小 HTMLの時間を増大 図書館利用とツアーを,総合演習のなかに取り込む 情報リテラシ教育2003
情報基礎演習の内容 情報リテラシ教育2003
情報基礎演習の内容(改善) 情報リテラシ教育2003