教育学習支援センターの 活動について Haruo Takemura 教育学習支援センターの 活動について 竹村治雄(大阪大学教育学習支援センター長) Haruo Takemura Director of Teaching and Learning Support Center, Osaka University
教育学習支援センター 平成25年から6年間の時限プロジェクト 能動的な学習の導入により、学びのスパイラルを作る 全学的なFD活動のワンストップサービスを実現する 少ないスタッフで、最大の効果を得るためにITを最大限利用する 平成24年度まで行っていたプロジェクトの成果も継承する ↓ FDやプレFD、RDにもe-Learning やアクティブラーニングを最大限利用する。 アクティブラーニングを支援する種々の整備を昨年度は実施
教育学習支援センター センター長 竹村治雄 (サイバーメディアセンター・教授、 全学教育推進機構企画開発部長) センター長 竹村治雄 (サイバーメディアセンター・教授、 全学教育推進機構企画開発部長) 兼任教員 有川友子(国際教育交流センター・教授) 岩居弘樹(全学教育推進機構・教授) 兼松泰男(産学連携本部・教授) 山口和也(全学教育推進機構・教授) 黒田嘉宏(サイバーメディアC・准教授) 西森年寿(人間科学研究科・准教授) 松行輝昌(全学教育推進機構・准教授) 松河秀哉(全学教育推進機構・助教) 副センター長 佐藤浩章(全学教育推進機構・准教授) 堀 一成(全学教育推進機構・准教授) 専任教員 家島明彦(講師) 特任教員・特任研究員 森 秀樹(特任講師) 大山牧子(特任助教) 根岸千悠(特任研究員) シング・クムド(特任研究員) 漁師みゆき(特任研究員)
教育学習支援機能の組織化による教育の高度化 大阪大学のルーツ ① 教育支援機能の強化 正課授業での学び 教育力の充実 教育学習支援センター(TLSC) 正課と課外の学びのスパイラル アクティブラーニング オナープログラム e ポートフォリオ e ラーニング 各研究科 ・各学部 高度教養 副専攻・副プログラム 専門教育 主体的な学びによる十分な学修時間の確保 全学教育 推進機構 学ぶ 共通教育 質保証 への 循環 正課授業外での学び TA機能 自主研究 「学べた」 学ぶ喜び 「学びたい」 動機付け ワークショップ型FD サイエンス ショップ キャリア形成 ワークショップ 課題発見型 インターンシップ ② 課外における学びの支援 (キャリア開発機能の強化) ※:グレー文字の内容は他経費による取り組み
ICT支援型協働学習教室(2教室整備) 全学教育推進機構内のA212教室をおよびA312教室をICT支援型協働学習教室として整備し、講義形式の授業と協働学習教室への転換を授業時間内にスムーズに行える環境を整備した。 これにより通常の講義において、学生主体の学びが実践できる環境を実現した。 講義形式のイメージ 協働学習形式のイメージ スムーズ に変更 学生の主体的な学びを支援する教室環境 ・さまざまな学習シーンに対応可能な稼働式の椅子、机、ホワイトボードを配備。 ・窓側以外のすべての側面にプロジェクターを投影可能なホワイトボードを設置し、板書と投影を融合した授業が可能。 ・4面プロジェクター、AppleTV、マトリックススイッチを組み合わせ、教員及び学生のタブレットからどこにでも投影可能なマルチスクリーンを実現。 ・貸出用タブレット(iPad)と充電保管用カートを配備し、教員・学生一人一台のICT利用環境を実現。
・・・ モバイルデバイス対応授業応答システム 全学教育推進機構講義室向けに、教員からの質問に学生が持参したスマートフォンなどのモバイルデバイスを用いてリアルタイムに応答できるシステムを構築。これにより多人数の授業においても学生参加型の双方向授業が可能となる。また、ICT支援型協働学習教室においては、協働学習支援機能が利用可能となり、学生主体の学習環境を実現した。 一般の講義室 ICT支援型協働学習教室(全学教育推進機構A212, A213)) 学生用 iPad ディスプレイ用PC 教員用iPad WiFi プロジェクタ WiFi or 携帯回線 教員用iPadなど リアルタイム 応答機能 協働学習支援機能 ・リアルタイム応答 ・イメージボード ・テキストボード ・URL配信 ・ファイル共有 等々 A212設置の iPadを利用 学生所有のスマートフォン、タブレットPCを利用 ・・・ 教員 サイバーメディアセンター 学生 応答結果の 振り返り 質問登録 履修情報の連携 応答結果の連携 BeeDanceサーバ 大阪大学CLE (既設)
講義自動収録配信システム(Echo360) スケジュールにしたがって、教室での授業を、教員映像、音声、パワーポイントなどを学習コンテンツとして自動収録し、大阪大学CLEと連携して、授業終了後に自動的にCLE上で受講生に公開することが可能。 スケジューリング収録 蓄積 配信 配信用 コンテンツの 自動生成 と蓄積 教員PCの VGA出力 マイク 音声 HDカメラ 教員・板書映像 EchoSystem サーバ 学習コンテンツ 自動 連携 CLEのコース上 に公開 EchoSystem 収録装置 大阪大学CLE(既設) さまざまな情報端末で視聴 全学教育推進機構12教室に設置 教員のPCでのオーサリングソフト を全学ライセンスで提供 サイバーメディアセンター 豊中教育教育研究棟の サーバルームに設置 学生は PC(Webサイト)、 iPhone、iPad、Android などの 情報端末から視聴可能
FD関連の活動 FDセミナーの開催 講師 TLSC教員、学内協力教員、外部講師他 アクティブラーニングやシラバス作成などさまざまなトピックのつ いての2時間程度のセミナーを年間60回程度開催 コース(授業)デザインワークショップ 講師 TLSC教員、外部講師他 授業デザインの基礎から、教授法、評価法などの講義、グループ ワーク、参加しによる模擬事業などを盛り込んだ2日から4日のプロ グラム、日本語および英語で開催。年4-5回程度 E-Learning コンテンツの提供 学内外のコンテンツを教員の自学自習用に提供中 教員向け各種コンサルティングサービス
キャリア開発関連の活動 TSW(Transferable Skills WS)の開催 講師 TLSC教員、学内協力教員、外部講師他 エジンバラ大学等で開発されたTSWの日本向けアレンジ等を行い、本学の大学院生向けに WSを開催します。 未来の教員養成プログラム 講師 TLSC教員 授業デザインの基礎から、教授法、評価法などの講義、グループワーク、受講者による模 擬授業などを盛り込んだ講義。平成26年度から「大学授業開発論Ⅰ」(90時間:2単位) を知のジムナスティック」科目として開講。平成27年度からは360時間(8単位)の体系 的な高度副プログラムとして開講予定。教育実習科目や研究者倫理やプロジェクトマネジ メント等の能力についても選択科目として開講予定。 キャリア形成支援科目の提供 教養教育科目として,キャリア形成科目を提供(本年Ⅱセメスターより) キャンパスライフ支援センターとの連携
大規模公開オンライン講座の開発支援 edXプラットフォームから配信される教材の作成支援を行う。
ぜひ一度 TLSC の ウェブページをアクセスして下さい。 http://www.tlsc.osaka-u.ac.jp