日本の都市と計画の展望 国土の様相,都市の様相から計画へ 大分大学 佐藤誠治 萩島教授退官記念シンポジウム
国土の様相,都市の様相から計画へ 国(土)の様相: 少子高齢化 → 人口減少と人口移動変化 適正人口の方向性 少子高齢化 → 人口減少と人口移動変化 適正人口の方向性 国土空間構造 → 一極集中から多極集中 都市の様相: フローからストック利用へ 大都市からコンパクトシティへ エコシティの実現 都市の計画: 成長から成熟へむけた都市計画 ・開発から再生へ +・大量から充量へ 萩島教授退官記念シンポジウム
少子化する日本の人口 20年前に2.0を割る 日本人女性の年齢階層別出生率 萩島教授退官記念シンポジウム
高齢化する日本の人口 低位の人口推計値,2004年がピーク 人口減少と高齢化 高齢人口は増加しない 1950年から2030年までの日本の総人口と高齢人口 萩島教授退官記念シンポジウム
少子高齢化の中で 人口減少時代へ突入 ↓ 大都市集中の緩和 ↓ 都道府県庁所在地や 地方中枢・中核都市への集中 =多極集中 萩島教授退官記念シンポジウム
大都市集中の緩和 人口要因 経済要因 バブル崩壊の始まり 萩島教授退官記念シンポジウム
多極集中へ向かう 萩島教授退官記念シンポジウム
地方中枢都市・地方中核都市の ステイタスの上昇 北九州市 福岡市 福岡県における通勤通学流動(劉作:大分大学博士論文より) 萩島教授退官記念シンポジウム
地方中枢都市・地方中核都市の ステイタスの上昇 福岡都市圏 福岡市と北九州市の都市圏の構成(劉作:大分大学 博士論文より) 北九州都市圏 北九州市 福岡市 萩島教授退官記念シンポジウム
成熟都市計画の方向性 ・開発から再生へ + ・大量から充量へ A.都市の中心市街地の機能回復 =居住と生産と消費のバランス,都心居住, ・開発から再生へ + ・大量から充量へ A.都市の中心市街地の機能回復 =居住と生産と消費のバランス,都心居住, 商業の再生,物作りの都心 B.環境負荷の小さな都市の構築 =公共交通の見直し,都市緑化(屋上、壁面) コンパクトシティ(職住近接),地方都市の重視 C.都市のストックの再生と活用(リノベーション型都市計画) =景観重視,空間保全重視,歴史重視,都市型観光 D.産業構造,産業立地構造の変化への対応 =産業のソフト化,フットルースな立地への インフラ対応 E.高齢者,障害者に優しい都市空間の実現→全ての人に優しい =バリアフリーからユニバーサルデザインへ F.安全・安心の都市づくり =災害に強い都市,回復の早い都市 萩島教授退官記念シンポジウム