2009年2月26日 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 FD研修会 H20年度授業評価アンケート報告 教務WG:山澤一誠
アンケートの進め方 授業途中で中間アンケートを取り, 授業後半の改善に使う. 授業評価アンケートに関する日程連絡は必要なし. (H19 II期より) 授業評価アンケートを実施する. アンケート項目の変更点(H19) 友人,後輩への推薦を削除 シラバスは電子シラバスに関することに変更 質問順序の変更(自由記入欄を最後にまとめたなど)
授業評価アンケート結果 (I~IV期の全科目平均) H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 電子シラバス 4.27 4.49 内容予想 4.20 4.07 授業構成 4.03 4.01 4.06 知識獲得 4.11 4.10 4.13 4.31 テキスト 3.94 4.00 4.21 プレゼンテーション 3.78 3.71 3.98 4.25 小テスト,レポート,試験 3.90 3.95 教員熱意 4.16 4.29 授業難易度(5:難–1:易) 3.66 3.68 3.77 後輩への推薦 3.84 ※カリキュラムの変更や授業参加人数の変化があるためあくまで参考値
教員アンケート集計結果
教員アンケートより 内容・テキストについて プレゼンテーションスタイルについて その他 内容の追加・更新(新たな内容・最新研究など) ・削減(昨年度アンケートに対応) 指定した市販の教科書の学生による不購入 プレゼンテーションスタイルについて ペンタブレットを使用(授業に動きを持たせるため) 板書主体からパワーポイント主体に変更(授業アーカイブ対応) 写真やビデオの追加 その他 中間アンケートの代わりに出席表やminutes paperに コメントを書いてもらうスタイルが増加 学生のレベルダウン・モチベーションダウンの危惧 基礎科目は同じ先生が連続して担当したほうがよいという意見
授業評価についてまとめ 結果に改善は見られる. プレゼンテーション手法,試験・レポート方法を変更しない教員が多いが,改善に積極的な教員もいる. 中間アンケートでなく,別の手法により 短期フィードバックを得る教員が増えた. 学生のレベル・モチベーションなどの問題を指摘する教員が増えた. 教員アンケートで問題点や改善方法などの案が報告されているので教務WGで検討するべき 授業時間について考えるべき 20分程度しか集中力が続かないはず. ケンブリッジは60分 間に休憩を入れるようにすると,学生には好評だし,その間に質問に来る学生が多い.
授業評価アンケート 授業の最終日などに授業評価アンケートを実施 アンケート項目(各項目5段階) 授業全体について 出席具合 電子シラバスについて 授業構成 知識獲得 授業内容について(教員ごとor教員共通) テキストの適切さ 教員のプレゼンテーションスキル レポート,試験の適切さ(時期,回数,内容) 教員の熱意 授業の難易度 自由記入項目 テキストについて 授業について レポート・試験について その他
教員アンケート中の 中間アンケートに対する意見 大きな要望がなかったので変更しなかった. 説明を詳細にするようにした. 演習や資料の説明を詳しく行った. 話をより初歩的にするように留意した. わかりにくいという要望のあった点について復習を行った. 講義内容の説明スピードを遅くした. プレゼンテーション方法を一部変更した. スライドのデザインスタイルを書き込みしやすいよう変更した. ホワイトボード併用の際に照明をその都度切り替えるようにした. 電子シラバスやWebページにより対応した. アンケート内容にはWebページで回答した. 予定を電子シラバスにアップした. パワーポイントをできる限り早めにアップロードするようにした. 中間アンケートは行わなかった. 随時,学生に意見を聞きながら進めた. ミニッツペーパーを毎回書いてもらって代用している. 講義回数が少なかったため実施しなかった. タイミングを失してしまった.忘れていた.
研究指導FD情報交換会について 12,1,2月の3回実施 准教授,助教中心に5~9人の参加者 他研究室における指導方法は知らないことが多いため,研究室間で指導方法に関する情報を交換する. 話し合っている内容 各研究室での研究指導方法についての調査を一度行いたい. 学生を伸ばすポジティブ面だけではなく,メンタルケアなどのネガティブ面について 雰囲気づくりについて ツールについて(アイデア整理法やプロジェクト管理など) ミーティングについて(体制,回数など) 論文の読み方の指導について 次回は4月17日研究科懇談会後
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