産業組織論 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年12月17日

Slides:



Advertisements
Similar presentations
経済学入門 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年5月22日
Advertisements

ミクロ経済学I 10 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2016年7月6日
産業組織論入門 2 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2013年10月24日
産業経済学A 12 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2016年7月19日
産業組織論 8 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2013年12月19日
産業組織論 4 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年1月15日
現代経済学 (2001年度) Copyright©2001 藤生 裕
独占と寡占.
ゲーム理論・ゲーム理論Ⅰ (第8回) 第5章 不完全競争市場の応用
4章 競争条件と企業の行動 渡辺真世.
© Yukiko Abe 2014 All rights reserved
産業組織論 3 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年10月22日
経済学A ミクロ経済学(第4回) 費用の構造と供給行動
ミクロ経済学 11 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年7月11日
産業組織論入門 5 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2013年11月28日
ミクロ経済学10 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2013年6月17日
第2回講義 文、法 経済学.
産業組織論 /10/15 産業組織論 (2) 独占企業について 丹野忠晋 2015年10月15日.
経済学入門 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2010年5月31日
産業組織論 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年12月3日
経済学入門 11 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年7月2日
経済学入門8 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2007年6月22日
産業組織論入門 3 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2013年11月7日
丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2006年5月18日
ミクロ経済学 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年6月9日
ミクロ経済学I 4 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2016年5月11日
ミクロ経済学 13 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年7月24日
産業組織論 9 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年1月9日
ミクロ経済学 13 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年7月21日
ミクロ経済学 10 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年7月16日
経済学入門 11 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年6月19日
産業経済学A 11 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2016年12月5日
マクロ経済学初級I 第2回 市場取引 需要と供給.
産業組織論 4 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年11月5日
ミクロ経済学 3 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年5月11日
産業組織論 2 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年10月16日
産業経済学B /11/8 産業経済学B (6) 純粋と混合バンドリング 丹野忠晋 2016年12月13日.
産業組織論 3 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年12月24日
国際経済学 5 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2014年12月22日
経済学入門7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2007年6月8日
産業組織論 5 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年11月12日
丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2006年6月8日
ミクロ経済学II 4 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年10月25日
ミクロ経済学II 3 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年10月11日
ミクロ経済学II 4 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年10月18日
産業組織論 9 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年12月24日
経済学入門7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2009年6月8日
国際経済学5 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2010年11月22日
産業組織論A 11 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年6月20日
16.独占的競争.
ミクロ経済学I 4 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2018年5月2日
産業組織論 10 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2016年1月14日
市場の分類 完全競争 独占的競争 (供給)独占 (供給)複占 (供給)寡占 双方独占 買い手独占 (需要独占) 製品差別化なし
産業組織論A 9 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年6月6日
産業組織論A 8 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年5月30日
産業組織論 /10/15 産業組織論 (2) 独占企業について 丹野忠晋 2015年10月15日.
産業組織論 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年12月17日
ミクロ経済学I (12)生産者余剰と市場の効率性
独占はなぜいけないか.
国際経済の基礎9 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2007年11月22日
公共経済学 (第2講 生産者の行動1) 今日の講義の目的 (1)費用関数、限界費用、平均費用という概念を理解する
跡見学園女子大学マネジメント学部 国際経済学
丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2006年7月6日
産業組織論A (12) 独占価格と需要の価格弾力性
第7章 不完全競争 市場経済の基本的なメカニズムは,健全な経済を維持する上で欠かせないものである。
ミクロ経済学I 13 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年7月5日
ミクロ経済学I 11 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2018年7月4日
産業組織論A 9 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年6月13日
産業組織論A 7 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年5月23日
産業経済学B /11/8 産業経済学B (5) 二部料金とバンドリング 丹野忠晋 2016年11月8日.
Presentation transcript:

産業組織論 7 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年12月17日 2015/12/3 産業組織論 (8) 続クールノー競争 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2015年12月17日

支払い意欲 買い手 支払意欲(円) イチロー 1400 ダルビッシュ 1300 石川遼 1200 北島康介 1100 錦織圭 1000 産業組織論 7 2015/12/3 支払い意欲 買い手 支払意欲(円) イチロー 1400 ダルビッシュ 1300 石川遼 1200 北島康介 1100 錦織圭 1000 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

支払い意欲のグラフ イチローの支払い意欲 ダルビッシュの支払い意欲 石川遼の支払い意欲 北島康介の支払い意欲 錦織圭の支払い意欲 産業組織論 7 支払い意欲のグラフ イチローの支払い意欲 支払い意欲(円) 数量 1 2 3 4 5 ダルビッシュの支払い意欲 1400 石川遼の支払い意欲 1300 北島康介の支払い意欲 1200 1100 錦織圭の支払い意欲 1000 2015/12/17 産業組織論 8

独占企業真央の場合 個数 支払意欲(円) 収入(円) 限界収入(円) 0 1 1400 2 1300 2600 1200 3 3600 産業組織論 7 2015/12/3 独占企業真央の場合 個数 支払意欲(円) 収入(円) 限界収入(円) 0 1 1400 2 1300 2600 1200 3 3600 1000 4 1100 4400 800 5 5000 600 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

限界収入曲線 限界収入 1400 限界収入 1200 限界収入 1000 限界収入 800 限界収入 600 金額(円) 1 2 3 4 5 産業組織論 7 限界収入曲線 限界収入 1400 金額(円) 限界収入 1200 1400 1300 限界収入 1000 1200 1100 限界収入 800 1000 900 限界収入 600 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

限界収入曲線と需要曲線 支払意欲は1300円 生産量1の限界収入曲線の高さと需要曲線の高さは同じ 限界収入は1200円 産業組織論 7 限界収入曲線と需要曲線 金額(円) 数量 1 2 3 4 5 支払意欲は1300円 生産量1の限界収入曲線の高さと需要曲線の高さは同じ 生産量2以上,限界収入曲線の高さは需要曲線の高さより低い 1400 限界収入は1200円 1300 1200 1100 1000 900 800 700 600 2015/12/17 産業組織論 8

真央の限界費用曲線 縦軸に金額,横軸に数量の平面に限界費用を描く これを限界費用曲線という 限界費用は800円で一定 金額(円) 1 2 3 産業組織論 7 真央の限界費用曲線 縦軸に金額,横軸に数量の平面に限界費用を描く これを限界費用曲線という 金額(円) 限界費用は800円で一定 800 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

限界収入曲線と限界収入曲線 限界収入曲線 限界費用=限界収入 真央の生産量(QM=4) 限界費用曲線 金額(円) 1 2 3 4 5 数量 産業組織論 7 限界収入曲線と限界収入曲線 金額(円) 限界収入曲線 1400 1300 1200 限界費用=限界収入 真央の生産量(QM=4) 1100 1000 900 限界費用曲線 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

イチローの需要が明子に奪われたとき ダルビッシュ以降が真央の顧客 個数 支払意欲(円) 収入(円) 限界収入(円) 0 1 1300 2 産業組織論 7 イチローの需要が明子に奪われたとき 2015/12/3 ダルビッシュ以降が真央の顧客 個数 支払意欲(円) 収入(円) 限界収入(円) 0 1 1300 2 1200 2400 1100 3 3300 900 4 1000 4000 700 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

真央の限界収入曲線(明子の生産量1) 限界収入 1300 限界収入 1100 限界収入 900 限界収入 700 金額(円) 1 2 3 4 産業組織論 7 真央の限界収入曲線(明子の生産量1) 金額(円) 限界収入 1300 1400 1300 限界収入 1100 1200 1100 限界収入 900 1000 900 限界収入 700 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

新しい限界収入曲線と限界収入曲線 限界収入曲線 限界費用≒限界収入 真央の生産量(QM=3) 限界費用曲線 産業組織論 7 新しい限界収入曲線と限界収入曲線 金額(円) 1400 限界収入曲線 1300 1200 限界費用≒限界収入 真央の生産量(QM=3) 1100 1000 900 限界費用曲線 800 700 正確には限界費用≦限界収入となる生産量のなかで一番MCとMRが近くなる生産量 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

イチローとダルビッシュの需要が明子に奪われたとき 産業組織論 7 2015/12/3 イチローとダルビッシュの需要が明子に奪われたとき 石川遼以降が真央の顧客 個数 支払意欲(円) 収入(円) 限界収入(円) 0 1 1200 2 1100 2200 1000 3 3000 800 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

真央の限界収入曲線(明子の生産量2) 限界収入 1200 限界収入 1000 限界収入 800 金額(円) 1 2 3 4 5 数量 産業組織論 7 真央の限界収入曲線(明子の生産量2) 金額(円) 1400 限界収入 1200 1300 1200 限界収入 1000 1100 1000 限界収入 800 900 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

限界収入曲線と限界収入曲線(明子の生産量2) 産業組織論 7 限界収入曲線と限界収入曲線(明子の生産量2) 金額(円) 限界収入曲線 1400 1300 1200 限界費用=限界収入 真央の生産量(QM=3) 1100 1000 900 限界費用曲線 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

イチロー,ダルビッシュ,石川遼の需要が明子に奪われたとき 産業組織論 7 2015/12/3 イチロー,ダルビッシュ,石川遼の需要が明子に奪われたとき 北島康介以降が真央の顧客 個数 支払意欲(円) 収入(円) 限界収入(円) 0 1 1100 2 1000 2000 900 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

真央の限界収入曲線(明子の生産量3) 限界収入 1100 限界収入 900 金額(円) 1 2 3 4 5 数量 1400 1300 産業組織論 7 真央の限界収入曲線(明子の生産量3) 金額(円) 限界収入 1100 1400 1300 1200 限界収入 900 1100 1000 900 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

限界収入曲線と限界収入曲線(明子の生産量3) 産業組織論 7 限界収入曲線と限界収入曲線(明子の生産量3) 金額(円) 限界収入曲線 1400 1300 1200 限界費用=限界収入 真央の生産量(QM=1) 限界費用=限界収入 真央の生産量(QM=2) 1100 1000 900 限界費用曲線 800 700 600 1 2 3 4 5 数量 2015/12/17 産業組織論 8

真央と明子の生産量の対応関係 明子の生産量 真央の生産量 0 4 1 3 2 2 真央は独占企業 真央の生産量は減少 2015/12/17 産業組織論 7 真央と明子の生産量の対応関係 2015/12/3 真央は独占企業 明子の生産量 真央の生産量 0 4 1 3 2 2 真央の生産量は減少 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

産業組織論 7 真央の反応 明子の生産量 4 3 2 1 1 2 3 4 真央の生産量 2015/12/17 産業組織論 8

真央と明子の生産量の対応関係 真央の生産量 明子の生産量 0 4 1 3 2 明子は独占企業 明子の生産量は減少 2015/12/17 産業組織論 7 真央と明子の生産量の対応関係 2015/12/3 明子は独占企業 真央の生産量 明子の生産量 0 4 1 3 2 明子の生産量は減少 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

産業組織論 7 明子の反応 明子の生産量 4 3 2 1 1 2 3 4 真央の生産量 2015/12/17 産業組織論 8

真央の反応と明子の反応の交点 明子の生産量 4 3 2 1 1 2 3 4 真央の生産量 2015/12/17 産業組織論 8 産業組織論 7 真央の反応と明子の反応の交点 明子の生産量 4 3 2 1 1 2 3 4 真央の生産量 2015/12/17 産業組織論 8

彼女たちの生産量と利潤 3 3000 2400 600 5 2 2000 1600 400 1000 800 生産量 収入 費用 利潤 産業組織論 7 彼女たちの生産量と利潤 2015/12/3 生産量 収入 費用 利潤 合計生産量 真央 3 3000 2400 600 5 明子 2 2000 1600 400 市場価格 限界費用 1000 800 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

彼女たちの生産量と利潤 2 2000 1600 400 5 3 3000 2400 600 1000 800 生産量 収入 費用 利潤 産業組織論 7 彼女たちの生産量と利潤 2015/12/3 生産量 収入 費用 利潤 合計生産量 真央 2 2000 1600 400 5 明子 3 3000 2400 600 市場価格 限界費用 1000 800 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

真央の明子の生産に対応する生産 真央にとって明子の生産量によって自分の望ましい生産が決まる q2 産業組織論 7 真央の明子の生産に対応する生産 明子の生産量 真央にとって明子の生産量によって自分の望ましい生産が決まる 明子の生産q2に対して真央はどのくらいの生産量q1を生産したら良いのかを表した曲線を反応曲線という 理想的には右下がりの曲線が描ける q2 4 3 2 1 q1 1 2 3 4 真央の生産量 2015/12/17 産業組織論 8

反応曲線とは何か 企業1にとって企業2がq2を生産しているときに自分はq1を生産する 反応曲線 独占(相手の生産量は0) q2 q1 q2 産業組織論 7 反応曲線とは何か 企業1にとって企業2がq2を生産しているときに自分はq1を生産する q2 反応曲線 q2 独占(相手の生産量は0) q1 q1 2015/12/17 産業組織論 8

産業組織論 7 明子の反応 明子の生産量 4 3 2 1 1 2 3 4 真央の生産量 2015/12/17 産業組織論 8

明子の反応曲線 独占(真央の生産量は0) 明子にとって真央のq1の生産に対してq2は最適な反応 明子の反応曲線も右下がり q2 産業組織論 7 明子の反応曲線 明子にとって真央のq1の生産に対してq2は最適な反応 明子の反応曲線も右下がり 真央の生産が増えれば,明子の生産は減る 矢印の向きは逆 両者の反応曲線の交点 q2 独占(真央の生産量は0) 真央の反応曲線 q2 明子の反応曲線 q1 q1 2015/12/17 産業組織論 8

真央と明子の反応曲線の交点 q2 真央にとって明子のq2*に対して 真央の反応曲線 q1*は最適な反応 一方,明子にとって真央のq1*に 産業組織論 7 真央と明子の反応曲線の交点 q2 真央にとって明子のq2*に対して   q1*は最適な反応 一方,明子にとって真央のq1*に 対してq2*は最適な反応 真央と明子の生産量の組 (q1*,q2*)をクルーノー均衡という 真央の反応曲線 C q2* 明子の反応曲線 q1* q1 2015/12/17 産業組織論 8

クールノー均衡 真央と明子がアイスショーの提供 お互いの生産量を読み合う必要 真央と明子のお互いの予想は合っている 産業組織論 7 2015/12/3 クールノー均衡 真央と明子がアイスショーの提供 お互いの生産量を読み合う必要 真央と明子のお互いの予想は合っている その予想の元で生産を行っている このような予想(反応)が実現する点で生産を行う生産量の組み合わせがクールノー均衡 フランス人経済学者クールノーが最初に考えた 2015/12/17 産業組織論 8 丹野忠晋

独占価格と限界原理 M PM N 限界費用曲線 需要曲線 限界収入曲線 MR Q M 独占企業の限界費用は一定(点線) とする 産業組織論 2 独占価格と限界原理 独占企業の限界費用は一定(点線) とする MR=MCを満たすQ Mを選択 需要曲線からQ Mに対応する独占価格PM求まる 価格 数量 需要曲線 PM Q M 独占企業は価格をつり上げる M 限界収入曲線 MR N MC 限界費用曲線 2015/12/17 産業組織論 8

クールノー競争と限界原理(明子の生産量は0) 産業組織論 2 クールノー競争と限界原理(明子の生産量は0) 価格 数量 需要曲線D0 Q 0 限界収入曲線 MR0 N MC 限界費用曲線 2015/12/17 産業組織論 8

クールノー競争と限界原理(明子の生産量は1) 産業組織論 2 クールノー競争と限界原理(明子の生産量は1) 明子の生産増により真央の需要は減る これを真央の残余需要という それにともない限界収入曲線も 下にシフトする 限界収入曲線との交点は右側へ 生産が減る 価格 PM 需要曲線D1 限界収入曲線 MR1 Q PN P MC 限界費用曲線 D0 数量 Q 1 Q 0 2015/12/17 産業組織論 8