屋外の測定では、PM10のうちPM2. 5が占める割合は50〜70%。 工業地帯ほど、PM2

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基礎ゼミ第 17 章 自然界の光 (2) 散乱による現象 2016 年 4 月 21 日 西村 彬.
厚生労働科学研究 健康科学総合研究 (H14 〜 16 年 ) 包括的な喫煙対策介入研究 作業環境管理 : 受動喫煙対策 全館禁煙、喫煙室+換気扇 目標 : 受動喫煙解消、喫煙率 10 %低減 エクソンモービル 川崎* トヨタ自動車九州* 日立金属 真岡&安来* 三菱電機 福岡* 三菱重工 名古屋*
厚労科研 平成24〜26年度の2年目 「受動喫煙の防止を進めるための効果的な行政施策の あり方に関する研究」(主任:産業医科大学 大和 浩)
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第13回 タバコと死の五重奏研究会 肥満、高血圧、脂質異常、糖尿病を併せ持つ人は 死亡率が高い=死の四重奏
禁煙スタイル 主宰/株式会社ITスタイル 代表取締役
平成25年2月9日 青森県内40市町村における 公共施設の喫煙対策状況 青森県タバコ問題懇談会 鳴海 晃、新谷 進一.
煙の広がり.
北京市内のPM2.5 PM2.5:草木、石炭、石油の燃焼から発生 左の写真が曇っているのは、粉じんが光を乱反射しているため。
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NTS「ナノ・トリートメント・システム」
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目的 喫煙は、疾病の最大・単一の原因であり、そのために多くの命が失われ、膨大な医療資源等が消費されている。
騒音の測定 工業高校における持続可能な開発のための教育(ESD) 高等学校(工業)
目 次 1.大阪府自動車NOx・PM総量削減計画〔第3次〕の目標について 2.大気環境の状況について 3.中間レビューについて.
公共の場での喫煙問題 c 尾崎千紗.
平成13年10月厚生労働省雇用均等・児童家庭局 平成12年 乳幼児身体発育調査報告書より
喫煙領域の代表目標項目(6) 4 喫煙 ・ 成人の喫煙率の減少 ・ 未成年者の喫煙率の減少 ・ 妊婦の喫煙率の減少
北京市内のPM2.5 PM2.5:草木、石炭、石油の燃焼から発生 左の写真が曇っているのは、粉じんが光を乱反射しているため。
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1.光・音・力.
目的  成人喫煙率は、東京都や長野県で男性喫煙率が30%台と発表されるなど、全体に減少傾向にはあるが、20代女性の喫煙率がこの10年で倍増するなど、若い女性や未成年者の喫煙増加が問題となっている。特に、妊婦の喫煙は、胎児に深刻な影響を与えており、有効な対策が急務である。そこで、洲本市における妊婦喫煙の実態と喫煙の害についての知識の調査を実施することとした。
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大阪府生活環境の保全等に関する条例に基づく水銀の大気排出規制のあり方について
シンチレーションファイバーを 用いた宇宙線の観測
飲食店のみなさまへ A 店内禁煙(屋内禁煙)とする場合 B 店内に、喫煙専用室(喫煙のみ可)又は加熱式たばこ専用の
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屋外の測定では、PM10のうちPM2. 5が占める割合は50〜70%。 工業地帯ほど、PM2 屋外の測定では、PM10のうちPM2.5が占める割合は50〜70%。 工業地帯ほど、PM2.5の割合が高い。 10μmの粒子の沈降速度は3mm/s(100秒で30cm沈降)と速いため、 室内に浮遊している粒子状物質の大半はPM2.5 人体に吸入され得る最大粒径 砂粒:100μm  毛髪:  70μm PM10:土埃など粒径約10μm以下 RSP:浮遊粉じん、約7μm以下   (日本の室内空気環境測定) PM2.5:粒径2.5μm以下 タバコ煙:0.1〜1.0μm 花粉:30μm

北京市内のPM2.5 PM2.5:草木、石炭、石油の燃焼から発生 左の写真が曇っているのは、粉じんが光を乱反射しているため。 米国環境基準 35μg/m3 左の写真が曇っているのは、粉じんが光を乱反射しているため。 工業の発展による工場排煙の増加、急増する自家用車の排気ガス 家庭の暖房、調理に使用される石炭から粉じんが発生。 在中国日本国大使館HPより転載

空が青く、雲が白い理由 R 光の三原色 色の三原色 B G 0.4μm 0.5μm 0.6μm 0.7 光は波長よりも大きな粒子があると遮られる。 高空の微粒子で波長が短い青い光の 一部が乱反射するため、空は青く見える。 波長の長い緑〜赤の光はすり抜ける。 太陽光線 雲の粒子は光の波長よりも大きいので、 全ての波長の光を反射して白く見える。

黄昏、夕焼けという現象 R 光の三原色 色の三原色 B G 0.4μm 0.5μm 0.6μm 0.7 夕方、大気を通過する距離が長くなると青い波長はすべて乱反射し、 残りの波長が届く=赤と緑の混色 =黄色になる(黄昏)。 さらに、緑の波長も届かなくなり、赤い波長のみが通過して夕焼けとなる。                         たそがれ 赤+緑=黄昏 太陽光線 赤のみ通過 夕焼け 青の一部が 上空で乱反射 青空

副流煙は紫〜青に見え、 吐出煙は白く なる理由 光の三原色 色の三原色 0.4μm 0.5μm 0.6μm 0.7 副流煙の直径は 青い波長の光を反射 吐出煙は肺内で 水分を吸収、 2倍ほどに膨張 全波長の光を反射 100nm=0.1μm

室内の測定は、浮遊粉じん(RSP:約10μm以下)と 微小粒子状物質(PM2.5)の測定結果はほぼ同じ 浮遊粉じん(RSP)測定器 (柴田科学、LD-3K、PDS2) PM2.5測定器 (TSI,AM510)

微小粒子状物質(PM2.5)に基づく 室内環境基準の設定要望と最新のデータ 微小粒子状物質(PM2.5)と浮遊粉じん(RSP) 室内のPM2.5とRSPの併行測定の結果はほぼ同じ PM2.5のWHO空気環境評価基準は25μg/m3 中国から飛来するPM2.5濃度は数十μg/m3 わが国のRSP評価基準(0.15mg/m3)は高すぎる 受動喫煙はPM2.5曝露 飲食店等のサービス産業の職業的なPM2.5曝露 室内RSP評価基準の引き下げの必要性 PM2.5による粉じん曝露評価の必要性

WHO Air Quality Guidelines. Global update 2005 年間曝露で人体に影響のない濃度:PM2 WHO Air Quality Guidelines. Global update 2005 年間曝露で人体に影響のない濃度:PM2.5として10μg/m3以下 年平均 PM10 (μg/m3) PM2.5 (μg/m3) 住民への健康影響 暫定目標1 70 35 PM2.5として35μg/m3以下:  住民の死亡率が指針値  (10μg/m3以下)より15%上昇 暫定目標2 50 25 PM2.5として25μg/m3以下:  住民の死亡率が暫定目標1よりも  6%減少する 暫定目標3 30 15 PM2.5として15μg/m3以下:  住民の死亡率が暫定目標2よりも  6%減少する 指針値 20 10 PM2.5として10μg/m3以下:  心臓・呼吸器系疾患、肺癌による  住民の死亡率が上昇しない

WHO Air Quality Guidelines. Global update 2005 24時間曝露で人体に影響のない濃度:PM2 WHO Air Quality Guidelines. Global update 2005 24時間曝露で人体に影響のない濃度:PM2.5として25μg/m3以下 24時間平均 PM10 (μg/m3) PM2.5 (μg/m3) 住民への健康影響 暫定目標1 150 75  住民の死亡率が5%上昇する 暫定目標2 50  住民の死亡率が2.5%上昇する 暫定目標3 37.5  住民の死亡率が1.2%上昇する 指針値 20 25  住民の死亡率が上昇しない年平均値  と24時間平均値の関係に基づく濃度

環境省 2009年9月9日告示 微小粒子状物質(PM2.5)に関する基準値 1年平均値が 15μg/m3 以下であり、かつ、 1日平均値が 35μg/m3 以下であること。

偏西風、季節風に乗って日本へ、数十μg/m3 沖縄県HPより転載 在中国日本国大使館HPより転載

日本の室内の浮遊粉じん濃度の基準値(0.15mg/m3)は高すぎる(甘い)           「室内環境と健康」の歴史的回顧ー室内環境基準値の誕生までー 入江建久 2007年 Vol.10 No.2 室内環境 昭和40年代に定められた 室内の環境基準は、 当時の公害防止を目的 とした環境基準を参考に 決めた値で、現在の日本 に当てはめるべきではない

日本のサービス産業の 受動喫煙は危険なレベル、 微小粒子状物質(PM2 日本のサービス産業の 受動喫煙は危険なレベル、 微小粒子状物質(PM2.5)濃度が WHO基準の15~20倍 全席喫煙の喫茶店=371μg/m3 店内平均PM2.5濃度   371μg/m3 屋外 屋外

アジア7ヵ国、サービス産業の受動喫煙比較で最悪 Secondhand smoke exposures in indoor public places in seven Asian countries(Int J Hyg Environ Health. 213, 348-351, 2010) 中国 ③インド ①日本 ②韓国 マレーシア パキスタン スリランカ 受動喫煙防止法のない国は全て高濃度 日本のサービス産業のPM2.5濃度は幾何平均濃度:135μg/m3、ワースト1 WHO Air Quality Guidelines (24hの基準値:25μg/m3)より6.4倍高い危険なレベル

規制対象の大型店舗(100m2以上)で「分煙」を 選択した店舗では、エアカーテンがあっても効果なし 喫煙席 禁煙席 ガラス壁で喫煙席を分離、 出入口にはエアカーテン

規制対象の大型店舗(100m2以上)で「分煙」を 選択した店舗では、壁・ドアで仕切っても効果なし 喫煙区域をガラスの壁で分離しているが、  ドアの上が空いており、 禁煙席にもタバコ煙が拡散 PM2.5平均濃度 喫煙席:315μg/m3 禁煙席:  65μg/m3

横浜市、カフェ: 排気風量が不足&自動ドアで 隔離しても漏れを防止できず。 喫煙室に閉じ込めると内部は劣悪。 喫煙席 自動ドア PM2.5最高:700μg/m3 禁煙席

飲食店等:短時間しか滞在しない利用者よりも、 毎日数時間を過ごす、従業員の受動喫煙(PM2.5曝露)こそ深刻な問題 禁煙区域 喫煙区域 胸元に センサー 接客時の受動喫煙 吐出煙 副流煙

神奈川条例で全席禁煙化、従業員の受動喫煙もゼロ 改装前後の同じ場所 &従業員の個人曝露 を測定

WHO国際がん研究機関(IARC)は、 タバコ煙の64種類の発がん性物質を特定 (2004)

国道2号線沿い、神戸市内のPM2.5は受動喫煙が なければ10μg/m3以下の良好な状態(2012年7月) 引き下げの基準案 ①環境省基準:15μg/m3(年間)                    35μg/m3(24h) ②「屋外よりも低い濃度」

微小粒子状物質(PM2.5)に基づく室内環境基準の設定要望 わが国の室内空気基準は昭和40年代の大気汚染を防止するための環境基準に基づいて設定されているため、測定対象粒子も基準値も現状にあわない 室内空気環境についても環境省と同様、PM2.5による測定とその基準値の採用(もしくは、「屋外よりも低い濃度」という評価基準)が望ましい。 室内環境に関しては、従来のRSP用の粉じん計を用いてもほぼ同じ結果であることから、まずは、評価基準の引き下げが必要であると考えられる。