本町地区の四季 本町のまちづくりを考える会
岸和田の城下町は、本町を中心に、次第に紀州街道に沿って南北に広がってゆき、江戸時代前半には、南北約 の範囲となりました。 岸和田本町地区には、 当時の町割、遺構がよく留められています。 特に紀州街道の道筋には、その歴史を語る建築物などが数多く遺されており、本瓦葺き、中二階、出格子の立面で構成されるまちなみは、城下町の風情を残しています。 岸和田の城下町は、本町を中心に、次第に紀州街道に沿って南北に広がってゆき、江戸時代前半には、南北約 の範囲となりました。 城下の道は、所々でカギ状に屈折して敵の侵入を防ぐように作られており、現在、各町だんじりの腕の見せ所の一つとなっている屈折した道も、城下町ならではといえます。 1.6km
ちょうど岸和田城の桜が満開になる4月の上旬に、本町地区では「紀州街道にぎわい市」を開催しています。 ちょうど岸和田城の桜が満開になる4月の上旬に、本町地区では「紀州街道にぎわい市」を開催しています。 紀州街道の歴史的なまちなみを背景に、紙芝居・南京玉簾などの催しや、野菜・和菓子・手作り雑貨の販売など、約百店舗が並ぶ手作り市です。
踊り手:越中八尾おわら道場関西支部の皆さん また、「紀州街道にぎわい市」の前夜祭として、「夢灯路」を実施。(平成15~24年) 子供たちが絵を描いた約二百張りの灯篭が、歴史的なまちなみを幻想的に照らし出すなか、富山市八尾町に伝わる民謡「越中おわら」 の哀調ある音色と踊りが紀州街道を練り歩きます。 踊り手:越中八尾おわら道場関西支部の皆さん
歴史的なまちなみの特徴でもある深くて低い軒や庇は、夏の強い陽射しを遮って日陰をつくり、心地よい空間を生み出してくれます。 歴史的なまちなみの特徴でもある深くて低い軒や庇は、夏の強い陽射しを遮って日陰をつくり、心地よい空間を生み出してくれます。 そして、広い開口部から、日陰で冷まされた 空気を室内に通すことにより、暑い夏をしのいでいました。 エアコンのない時代に、湿度を伴う日本の暑い夏を過ごす先人達の知恵を学ぶことができます。 まち歩きの途中、「まちづくりの館」で、縦格子を通して入る優しい陽射し感じながら、しばし休憩をなさって下さい。 冷茶をご用意してお待ちしています。
敬老の日の前の土曜日・日曜日は、威勢のよい掛け声と太鼓の音がまちを駆け巡ります。 敬老の日の前の土曜日・日曜日は、威勢のよい掛け声と太鼓の音がまちを駆け巡ります。 城下町の風情を残す本町のまちなみの中を、三百年の歴史と伝統を誇る岸和田だんじりが駆け巡る姿は勇壮です。
「火の用心 カチカチ」 年末になると、寒く乾燥した夜空のもと、町には青年団(16~25歳で構成される祭礼団体)による夜警の声と拍子木の音が響きます。 歴史的なまちなみは、こうして多くの人々の手によって守られています。