わが国のスクールソーシャルワーカーの専門性の確保と体系化に関する研究

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平成27年度子どものあかるい未来の部屋・オレンジリボンキャンペーン」 流通科学大学 実施報告書 実施主体 人間健康学科加藤曜子ゼミ【共催・兵庫県児童養護施設連盟 実施内容 平成27年10月24~25日の大学祭にて啓発活動 ①事前に取り組んだ内容  本学では9回目のオレンジリボン運動参加である。2回生は子どもの権利について幼児が理解できるポスター作成。3回・4回生はオレンジリボン運動とともに、子どもの今をテーマごとに学び、ポスター展示で報告をすることにした。
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研修担当の先生へ ※演習をする前に!  校内研修で演習を計画されている場合に,活用いただけるスライドです。自校の取組の現状を踏まえて,研修の時期,テーマに応じて,演習のねらいや時間配分等を設定してください。 ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ このスライドは,学びを支える3つの要素,校内委員会等との協働,関係機関・保護者との連携について学んだことを前提とした内容構成になっています。
「仕事のはなし」 「網羅して支援する仕組み」 そして‥ 「大規模多機能」という考え方 社会福祉の原点.
基礎情報の収集・・・前年度の出欠席状況、配慮の必要性、長期欠席経験者への対応
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わが国のスクールソーシャルワーカーの専門性の確保と体系化に関する研究 中部学院大学人間福祉学部 宮 嶋  淳

社会福祉士に対するスクールソーシャルワーカー養成研修プログラム 本学研究紀要第12号(2011年3月) 文科省がSSWrに期待することは・・・   子どもたちの「学び」の危機への介入   * 適切なアプローチ及び理論   * エコロジカル・アプローチなど       ジェネラリスト・アプローチで十分か?

子どもの「学び」の危機とは 非行行為、暴力 いじめ、不登校、家庭内不和 「子どもの貧困」 大震災による深刻化 子どもの「学び」の危機とは    非行行為、暴力 いじめ、不登校、家庭内不和   「子どもの貧困」 大震災による深刻化 震災によって露呈した「沈み」「見えない闇」 「震災孤児」への支援 里親、未成年後見制度の「見えなさ」

日本学校ソーシャルワーク学会(2012.3.) 『いま、東北のスクールソーシャルワーカーはー災害復興と向き合う中でー』より 福島県におけるSSWrとしての活動(例) ケースに対応していく中では、さまざまな支援をしてくれる人に出会い、協働して取り組むことによって一つ一つの成果を積み重ねているところです。 虐待に関する要保護児童対策地域協議会の情報の開示が少ないため、自治体と連携を深めることを促進しています。 * いかなるアプローチで、SWが展開されているのか?

今後、必要なこと 現場の声 学会の認識 (2012.4.10.会報第23号) SSWが認識され定着すること 今は出来ないことを認識すること 自分では出来ないことを、助けてもらうこと どこの現場でもSWの視点をもった人が必要なこと 重層的なシステム 学会の認識 (2012.4.10.会報第23号) 学校側の理解 SSWrのスーパービジョン体制 実践者のバックアップ体制 エビデンスの蓄積 「専門研修」のスタンダードづくり 今年度大会テーマ「子どもと生活とソーシャルワーク」

教育と福祉の接点を接面に