第19章、女性生殖器系 Female reproductive system

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第19章、女性生殖器系 Female reproductive system 中国医科大学 基础医学院 组胚—日文教学组

授業の内容 マスタ:1.卵巢の構造 2.卵胞(卵泡)の生长発育と機能 3.排卵 4.黄体の形成、構造と機能 5.子宫構造、子宫内膜、月经周期       2.卵胞(卵泡)の生长発育と機能       3.排卵       4.黄体の形成、構造と機能       5.子宫構造、子宫内膜、月经周期 自学:  6.卵管、膣、乳腺 

組成;女性生殖器 ー 卵巣、卵管、子宮、      腟および外陰部 重要:卵巣- 門細胞         卵胞の発育         黄体    子宮- 内膜の周期性変化 女性生殖器系の特殊点;  周期性変化   卵巣- 卵胞   黄体    白体

一・卵巣(ovary) 表面:胚上皮(表面上皮)ー单層扁平戓は立方、 白膜—致密CT 皮質-各種な発育段階の卵胞、卵胞間CT、 表面:胚上皮(表面上皮)ー单層扁平戓は立方、                 白膜—致密CT 皮質-各種な発育段階の卵胞、卵胞間CT、 基質細胞、细网f、 黄体、白体 実質 髄質ー疎性CT:弹性f-多,大血管 卵巢门:平滑肌束、門C、血管、リンパ管、神经出入 門C;卵巣門付近のCT中精巣間質Cに似ているC   機能;男性ホルモンを分泌

表面上皮 白膜 黄体  髄質 皮質

※(一)卵胞の発育と成熟 1.原始卵胞(primordial follicle)戓は卵祖C   中央 :卵母細胞 Primry oocyte (初级卵母C)  LM :円形、直径40ɥm           核 - 大きく、丸く、核小体が明瞭、大        EM:Mit、SER-層状配列(環層板と呼ぶ)、        GoL   卵胞上皮卵胞:卵母細胞を取り巻く一層の扁平なC      (卵泡C) 機能:支持、营養       幼若な卵母細胞; 第一減数分裂の前期の状態 養

卵胞上皮細胞 卵母細胞 卵母細胞の核小体 卵巣支質細胞C

思春期からFSH 卵母細胞 ー LM:体積増大、核も大、核小体濃染、 EM:GoL、RER、Ry 皆な多い 2.一次卵胞(初级卵泡):卵胞C間無液腔  思春期からFSH  卵母細胞 ー LM:体積増大、核も大、核小体濃染、           EM:GoL、RER、Ry 皆な多い  卵胞上皮-立方形、多層(2-6)その間にcall-Exner body (考尔-爱克斯诺小体):卵胞液形成  放射冠:最内層の卵胞上皮ー円柱形ー放射状に配列    透明帯:放射冠と卵母細胞の間,好酸性膜、            LM:外層-酸性グリコサミングリカン(糖胺多糖)、        内層-中性グリコサミングリカン(糖胺多糖)  EM:卵胞上皮の突起と卵母Cの微絨毛も透明带に伸        びだし,両者間ギャップ結合;デスモゾモ、营養          物質输送交换に有利、

早期の一次卵胞 卵巣支質 卵胞膜 透明帯 卵母細胞の核 卵母細胞の核小体

放射冠 透明帯

3.二次卵胞 (次級卵泡):卵胞腔がある 卵胞上皮C:増殖 6-12層 内膜層;膜C-基質Cからなる 3.二次卵胞 (次級卵泡):卵胞腔がある  卵胞上皮C:増殖 6-12層 卵胞腔;卵胞上皮の間の所々に間隙が生きー分隔して単          一の腔を形成ー大腔には卵胞液を満ちる   顆粒層ー 卵胞腔を囲む層(顆粒膜C)                      内膜層;膜C-基質Cからなる 卵丘;卵母Cと放射冠、透明帯、卵胞上皮Cー       緒に卵胞腔に向かって隆起形成       彳 (* 生長卵胞:一次卵胞 + 二次卵胞) 卵胞膜 変化 女性ホルモン 男性ホルモン  外膜層;平滑筋、膠原線維

早期の二次卵胞

後期の二次卵胞

卵丘

卵胞膜 顆粒層 内膜層 外膜層

4.成熟卵胞 或はグラーフ卵胞 FSH、 LH, 体積大、直径 2Cmぐらい,卵巣表面へ突出する                             卵母C:も增大  卵胞腔: 增大、卵胞液も急激に多く 、顆粒層が           薄くて ,卵丘根部の卵胞上皮C間裂隙出現。    排卵前36-48h:  卵毋C第一次成熟(減数)分裂を完成した-大きな二次卵毋Cと小さな第ー極体, この第一体やがて消失する 。  続ついて第二次成熟分裂をおこなって、分裂の中期に停止する。                         機能:内分泌ーエスドロゲン(雌激素)ステロイドEM特徴

卵母細胞の核 透明帯 細胞質 放線冠 卵丘 卵胞膜 基底膜 顆粒層 卵胞腔

(二)排卵 (ovulation):28日に1回 両側卵巣に交亙に起こる 卵丘と卵胞壁分離   コラゲンナーゼ 酵素の作用 グラーフ卵胞透明斑を形成 卵胞膜外層平滑筋が収縮 卵娘C 放射冠 透明带 卵胞液 腹腔を経て输卵管に入る 排出 透明斑が破裂 卵胞も破裂

排卵

LM;大型の多角形細胞て多い、黄体の中央に位置 EM.; SER、Gol、管状のクリスタのMit、多数脂肪滴  ※(三)、黄体   戓は ルテイン 黄体:排卵の後、卵胞壁の顆粒層と卵胞膜が壁上の血管ととも   心にー绪に卵胞腔内部に落ち込む卵胞膜細胞と顆粒膜細胞が急速に肥大して黄色をしめす。  顆粒膜黄体細胞 ー  顆粒層細胞   LM;大型の多角形細胞て多い、黄体の中央に位置 EM.; SER、Gol、管状のクリスタのMit、多数脂肪滴   機能; プロゲステロン Progesterone を分泌(孕激           素、松弛素)  卵胞膜黄体細胞ー卵胞膜細胞   LM:円形の小さい細胞、色が濃い,黄体の周囲に位置   EM:顆粒膜黄体細胞 のEMと同じ   機能ー女性ホルモンを分泌

(四)、卵胞の閉鎖 間質腺 黄体は排卵の後発育 受精しなかったら萎縮して線維体ー白体になるー月経黄体。 卵が受精しー黄体はさらに増大-妊娠黄体-6か月。 妊娠黄体ー女性ホルモンと relaxin(松弛素)を分泌 (四)、卵胞の閉鎖      間質腺

間質腺

黄体

核 顆粒層黄体細胞

白体

二、子宮 (一)子宮壁の構造 子宮内膜 子宮筋層 漿膜-大部份を占める,子宫颈以下はー繊維膜 子宮筋層;内ー外:粘膜下層、中間層、漿膜下層   子宮内膜   子宮筋層    漿膜-大部份を占める,子宫颈以下はー繊維膜 子宮筋層;内ー外:粘膜下層、中間層、漿膜下層 子宮内膜; 粘膜上皮-分泌細胞、線毛細胞 固有層-多数の基質細胞 单一管状の子宮線 細網線維 血管

機能層;月経の時剥がれ落ちる-大部分を占 める、血管が豊富 基底層;最深層(修復層) 子宮動脈ー基底層(基底動脈) 機能層(螺旋動脈)    機能層   基底層 子宮内膜  機能層;月経の時剥がれ落ちる-大部分を占          める、血管が豊富  基底層;最深層(修復層) 子宮動脈ー基底層(基底動脈) 機能層(螺旋動脈) 月経前期に痙攣、弛緩を繰り返すー機能層が壊死。

螺旋動脈

※(二)子宮内膜の周期性変化 機能層が周期性に剥脱、出血、修復、増殖する。

子宫内膜の周期性变化

1)増殖期 卵胞ホルモン(女性ホルモン)の作用で 基底層が機能層を修復する。 子宮腺;初期には細く、短くー伸長して行き 螺旋状、腺腔も拡大  腺上皮細胞-円柱形、糖原に富む。  結合組織細胞も増殖を開始  排卵の時機能層は3mm 

増殖期子宫内膜

増殖期子宫腺

2)分泌期 黄体ホルモンの作用で  子宮線:発達して,強く迂曲、粘液性の分泌物を分 泌  基質細胞:胞体内には糖原、脂肪滴を貯える。  螺旋動脈:発達し、毛細血管の透過性が高まる     -血漿成分が滲み出す 固有層が浮腫状となる。   受精しなかったらー月経期に入る   受精したら--基質細胞が肥厚して脱落膜 化ー脱膜細胞 機能層:5mm

分泌期子宫内膜

分泌期子宫腺

3)月経期 受精しなかったら黄体ホルモンの量が急激に低下  螺旋動脈に強い痙攣が起こり、内膜が貧血  螺旋動脈が弛緩ー血液が流入ー 内膜が      血液によって破れ、  痙攣、弛緩が一定の間隔で繰り返され   機能層が脱落ー出血を伴う。

卵巢と子宫内膜周期性变化と神経内分泌調節

(三)子宮頸   粘膜上皮   固有層-体、底より厚く   子宮頸線-アルカリ性粘液を分泌