電子社会設計論 第2回 Electronic social design theory

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電子社会設計論 第2回 Electronic social design theory 中 貴俊

内容 はじめに 普及にいたるまでのPCの歴史 確認事項(メールによる課題提出について) 講義内レポート 歴史を学ぶ3回分の講義内容説明 各自ルーズリーフのようなものを用意しておいてください

はじめに 電子社会を知る上で 電子社会とコンピュータの関係(第2回、第3回) 電子社会と通信技術の関係(第4回) 情報を多量・高速に処理できるコンピュータは、従来相互の関連性が明確でない情報も注目されるようになり様々な分野の電子社会を構築する上で重要な役割を果たしている。 電子社会と通信技術の関係(第4回) 様々な情報が電子化されたことにより、通信が容易なものとなり電子社会発展の上ではかかせないものである。 電子社会を構成する上でコンピュータと通信技術は欠かせないものであります. コンピュータは、情報を高速にかつ正確に処理でき、また様々な情報を電子化したことで今まで注目されていなかったような情報同士の相互関係が注目されるようになったりと電子社会のいわば核となるものです. 例えば、・・・最近で言うと動画共有サイトのようにネットワークでメディアを複数の人が共有するといったような,新しい社会が作られるようになってきています. ニコニコ動画など・・・電子化とネットワークのなせる技 と、いうことで、この回と、次回を使ってコンピュータの歴史を電子社会とどう関係を作ってきたかという点で勉強していきます. また、コンピュータだけでなく個々が持つ情報を交換したりあるところで一括管理し、それを他の端末で読み出しにいくといったように情報のやり取りが必要不可欠である. 従来では、書類やはがきといったものを運ぶといったやり取りが主流であったものが、様々なものが電子化されたことで、ファイルの転送、メールなどのように電子化された情報が一瞬にしてやり取りされます. これも、電子社会ならではのものです と、いうわけで、歴史のもうひとつとして通信についてすこし勉強していきたいと思います

PCの人間への歩み寄り 電子社会=電子化された情報を利用した社会 GUI (Graphical User Interface) マウス操作などグラフィカルな支援で直感的に操作 CUI (Character User Interface) コンピュータに直接命令を指示する 命令を指示するコマンドに関する知識が必要不可欠 まず、「コンピュータ」は先ほどもいいましたが電子社会では必要不可欠です. しかし、ほんとに昔のコンピュータは文字ベースでの対話、CUI(Charactor User Interface)というんですが 専門的に知識を持った人しか扱えないような、そういうものでした Unixとか知ってる人はいるでしょうか?? 最近でもテレビや映画などエキスパートのコンピュータエンジニアなどに代表されるのは 黒いバックに文字だけのディスプレイに向かってキーボードを叩いて何やら処理している様子などが 見られますが、昔はPCを扱うということはコマンドでコンピュータに命令を送るもので,素人はコンピュータを操ることさえ難しいものでした. そこに登場したのがGUIと呼ばれる新しい対話方法でした. これによって皆さんも良くご存知のWindowsなどの操作方法の概念が出来たわけです. 詳しいことは後でまた話すので、ここでは、このGUIのおかげでファイル操作とか簡単にできるようになったんだと認識してください 今日はコンピュータが一般的に普及に至るまでの歴史

コンピュータ コンピュータ = 計算機 世界最初の計算機 世界最初の計算機(↓計算をサポートする役割) 1649 パスカル 歯車式加減算機 1649 パスカル 歯車式加減算機 補数を加えて引き算を実現するなどコンピュータの原理の原点 世界最初の計算機(↓計算をサポートする役割) 1942 アイオワ州立大学教授:ジョン・V・アタナソフ 大学院生:クリフォ-ド・ベリ- ABCマシン 1946 ENIAC

ソフトウェアの変遷 8ビット時代 半導体・マイクロプロセッサ(MPU) 個人向けPCの誕生 1974年に 個人向けPCは「マイコン」 ソフトウェアの変遷 8ビット時代 個人向けPCの誕生 半導体・マイクロプロセッサ(MPU) 1974年に 個人向けPCは「マイコン」 BASIC言語:当時20歳前後のビルゲイツ 1977年には16ビットが開発されるが実際の搭載は1980年前後 70年代のソフトウェア業界 CP/M(OS)、プログラミング言語(Microsoft)、アプリケーション(VisiCalc:表計算、WordStar:ワープロ)←個々の会社 1981年IBMのPC業界参画→激変 今のような個人向けのPCが普及し始めたのは CPU(この当時にマイクロプロセッサMPUの登場)が8ビットの時代です.(同時に処理できるデータ量) 現在は32とか64ビットですね. 1974年にインテルとモトローラからコンピュータ用途を意識した8ビットのCPUが登場したことから始まります. これによって限られた機能・性能ながら個人の計算やデータ処理を行うことができ価格的にも個人で手が届くようなコンピュータが登場しました. この当時は個人向けのPCはマイクロコンピュータ(マイコン)と呼ばれていました. BASIC(Beginner‘s All-purpose Symbolic Instruction Code)は、’60年代に米国のDartmouth(ダートマス)大学で、大型機のTSS(Time Sharing System~時分割処理により、1台のマシンを複数のユーザーで利用できるようにしたシステム)用に開発されたものである。当時学生だったBill Gates と Paul Allenが、これをホビー向けのマイクロコンピュータ「MITS Altair」上で利用できるようしたとことから、現在のMicrosoftとVisual Basicの歴史がスタートしている この当時のソフトウェアはこのような感じです CP/Mとは8080用のOSです そして1981年、16ビットCPUの幕開けとともにIBMによるPC参画(IBM Personal Computer model 5150) ハードウェア使用のオープン化、Microsoftとの協調、ブランド力で大成功を収めます

ソフトウェアの変遷 16ビット時代 IBM-PC用のOS=Microsoft MS-DOS ソフトウェアの変遷 16ビット時代 IBM-PC用のOS=Microsoft MS-DOS DOS:Disk Operating System 2大アプリケーションの急速な普及(ワープロ、表計算)⇔ホビー用途でのプログラミング環境 代表アプリ 1-2-3、WordPerfect:ロータス ショートカットを覚える=PCが使える、仕事ができる そのIBMのOSにみなさんも聞いたことのある名前かもしれませんがMS-DOSというものが使われていました. これは、IBMがPCの開発に力を入れるためソフトウェアは外注とする方針になったのですが、 そこで、当時BASICなど各種言語のコンパイラを開発していたマイクロソフトに交渉を持ちかけたわけです. マイクロソフトはOSは開発していなかった、そこでマイクロソフトはCP/M中心で開発してきたこともあって、デジタルリサーチ社とIBM-PCのOSも交渉したのですが、これが失敗に終わったことで、シアトルシステム社の「86DOS」を開発者込みで買収して、これをIBM用に改修したものがMS-DOSです.ここでの86DOSの86は当時新しいcpu8086を指します.現在も見かけることもあるかもしれませんがx86系というとこれのことで、現在windowsで使用されているCPUの先祖にあたります 少し話はそれますが、このOSをIBMに一定額で販売ということはせずに、IBM-PCの出荷台数に対して使用料をとるというライセンス契約をしたことがマイクロソフトの成功の秘訣であるといわれています. 更に余談ですが、このデジタルリサーチ社も16ビットであるCPU(8086など)用にCP/M-86というものも出したのですが、結果的には、MS-DOSがIBM-PCで採用されていたことからマイナーな存在になっています. また、いままではホビー用途としての利用が主であったものが、16ビットCPUによって加速された処理能力によって、表計算、ワープロソフトの効用が広く認知されるようになりました. 代表的なものとしては表計算ソフトの1-2-3やワープロソフトのWordPerfectなどです これにはファンクションキーなどを含む各種キーに所定の操作が割り当てられていて、キー操作を覚えることですばやく操作することが出来、この当時仕事が出来る=操作を覚えているというような意味合いでした. 名称の1-2-3は、1.表計算機能、2.グラフ機能、3.データベース機能 の3つの機能を併せ持つことに由来する 当時世界で最も売れているアプリケーションソフトウェアとなったが、オペレーティングシステムがWindowsへ移行するに従い、Excelの攻勢の前にシェアを失っています ライセンス契約

ソフトウェアの変遷 16ビット時代 日本の状況1 ビジネスソフト PC-88シリーズ 主流はBasic ソフトウェアの変遷 16ビット時代 日本の状況1 PC-88シリーズ 主流はBasic 日本は8ビットCPU開発で寄与 but 16ビットで遅れをとる PC-98シリーズ 早いPC-88 ソフトウェアは依然Basic メモリの問題 新しい環境への抵抗 MS-DOSの標準化 Basicの命令をMS-DOSで動く機械語に変換するコンパイラ PC-98VM 一太郎 ビジネスソフト 一方で日本ではPC/AT互換機、いわゆる現在のDOS/V機が普及するまでは、アメリカなどの影響を受けながらも独自の道を歩んでいました IBM-PCが販売された頃日本では、個人用PCで爆発的普及をしていたNECのPC-8000ののち 業務用としてPC-8801をだしています CPUも8ビットでありBasicということでアメリカなどよりも少し遅れている状況です PC-88の場合OS(オペレーティングシステム)は本体に内蔵しているROM-BASIC、本体に付属(一部の機種は無し)しているDISK-BASIC(N88-BASIC)が主流です。これはOSと開発言語であるBASICが一体になったものです。 DISK-BASICを起動すると、すぐにプログラムの入力を開始することが出来ます。 ディスクのフォーマットやファイルコピーなどを行うには、DISK-BASICのシステムディスクに入っているユーティリティをロード・実行して使用します。 1982年、16ビットPCのNECのPC-98シリーズが発表されました この当時に三洋電機や東芝などがCP/M、MS-DOSマシンとして送り込んだのですが成功にはいたりませんでいた. これには、依然日本の重心はBasicであったためです. 背景には、OSにCP/MやMS-DOSを使うとメモリを食われたり、新しい操作方法を覚えるといったような壁があったからです. こういったこともあって、アメリカではCP/Mにより表計算、ワープロソフト、データベースなど多彩なビジネスソフトが生まれ、MS-DOSによって新しい時代が来ようとしているときに、日本で売れるものはゲームソフトが主でした そこで、NECはFDDを用いる方法で、OS起動のやっかみを取り、Basicの命令をMS-DOSで動くコンパイラを準備してMS-DOSへの移行をしました. MS-DOSを選んだのは、戦略としてマイクロソフトの名前を利用したというのがあります. また、この頃JustsystemがPC-98用のワープロソフトとして一太郎を発売 これはMS-DOSの普及に大きく貢献しました. この後、いわゆるDOS/V機が登場するまでの間PC-98シリーズは圧倒的なシェアを占めました. FEP(Front End processer)というのは日本語入力システム、MS-DOSの時代に多くの日本語入力システムがこれを使用していた

GUIの商品化 PC-98VM+一太郎+ロータス1-2-3(80年代半ば) 同時代に米でGUIの商品化 84年Macintosh 85年Windows1.0 日本の関係者 GUIを子供あるいは素人向けと酷評(90年前半まで) 計算機械としてしか考えず 米、GUI開発社:ダグラス・エンゲルバード、アラン・ケイ コンピュータにより人間の知的能力を拡張したい=GUIのアイデア 日本ではこの組み合わせでオフィスに定着しつつあった同じ80年代半ば アメリカからGUIの商品化が始まった 日本の関係者からはwindows3.1が定着する90年代前半まで酷評が続いた そもそも、GUIのアイディアを提唱したアラン・ケイらはコンピュータを使って人間の知的能力を拡張しようと考えていたのに対し、日本のコンピュータ関係者は、コンピュータを単なる計算機と考えが異なっていたことに原因がある.

GUIの登場 アラン・ケイ「ダイナブック」 ヒッピー世代 多くのコンピュータ研究者、起業家はこの世代 自然への回帰を主張し、伝統・制度など既成の価値観にしばられた社会生活を否定する青年集団。1960年代後半、アメリカの若者の間に生まれ、世界中に流行した。 多くのコンピュータ研究者、起業家はこの世代 GUIの登場の背景にこの人「アラン・ケイ」の存在があります 1960年代、高価で大きく複数で共有するのが当たり前であったコンピュータに「個人向け」という利用状況を想定しそれに相応しいコンピュータ環境がどうあるべきかを考えた人物です. このダイナブックというのは彼が提唱した構想名です.現在の東芝のノートパソコンのことではありません. とはいっても、あとで詳しく説明はしますが、東芝のつけたネーミングは個々から由来していると思われます. また、彼らの世代をヒッピー世代と呼び、おそらく彼ら特有の権力や知を民主的に共有しようという構想の所産であると考えられます. そのことを裏付けるかのように、この世代には多くのコンピュータ研究者や企業家を生み出しています.

ダイナブック 理想のコンピュータとして 東芝ノートパソコン「ダイナブック」 GUI搭載 A4サイズ程度 片手で持ち運び可能 子供でも扱える 低価格 文字・映像・音声を持つ「本」 ⇔扱った人間の思考能力を高める存在 東芝ノートパソコン「ダイナブック」 アラン・ケイの提唱したダイナブックから名付けられた それでは、先ほど紹介した「ダイナブック構想」ですが、 彼が提唱したのは次の通りです. GUIを搭載したA4サイズ程度の片手でもてるような小型のコンピュータで、子供でも扱える低価格なものだという. ダイナブックとは、文字のほか映像音声(ダイナミックパーソナルメディア)を取り扱う本(ブック)のようなものというところから名づけられた. また、それは扱った人間の思考能力を高める存在であるとした. そして、若干それますが、東芝のノートパソコン「ダイナブック」はココから由来しています マジで?って人は東芝のダイナブックのページのヒストリーからそのことが掲載されていますのでまた見ておいて下さい

Alto XEROX、バルアルト研究所在籍中のケイ 暫定ダイナブック=Alto 後の「Lisa」:スティーブジョブス Macintoshへ(とWindowsへ) 研究テーマにはARPAネットに関するものも WYSIWYG:ディスプレイでみたままを印刷出力 マルチウィンドウを含むGUI画面のプログラムする言語 SmallTalk 話を元に戻します アラン・ケイの思想の原点にあるのがダグラス・エンゲルバートのNLS(oNLine System)です.(GUI搭載コンピュータシステム) ダグラス・エンゲルバートはマウスを発明したことでも有名でその後NLSでGUIのデモンストレーションを発表し高い評価を得ました. これにケイは感銘を受け、自分のダイナブック構想を実現化に向けて、ゼロックスのバルアルト研究所在籍中にその試作機「Alto」の開発に励みました.この「Alto」の研究は分散管理ネットワーク「ARPAネット」に関するものも含まれており、他にもディスプレイで見たままを印刷出力する技術、後の「WYSIWG」やマルチウィンドウを含むGUI画面をプログラムする言語のSmallTalkも含まれていました。 この「Alto」の研究を見学する機会を得たスティーブ・ジョブスがそのアイディアを取り入れてLisaついでmacintosh、そしてwindowsへと流れていきます

MacintoshとMicrosoft AppleII S・ジョブス 1970年代にある程度のシェア AltoをみてSmallTalkの開発者を引き抜き(ケイも後に) QuickDraw(GUIを展開させるための言語) 新しいGUI・PCのためのプログラム言語とアプリ開発を、 ビル・ゲイツに依頼 →Macintosh:1984年 実はLisaを1年前に発売したが失敗 日本語対応には2年かかる 性能的にはそれほど高くなかった スティーブ・ジョブスはアップル社(現在のマッキントッシュで有名な)の人物で、その当時AppleIIという8ビットマシンである程度のシェアを築いていました. このAppleIIはこの当時初の完成型コンピュータ、今までは組み立てキットだったわけですが、後のコンピュータの標準的な形態となります. 時間があれば詳しく・・・ 話がそれましたが、AltoをみてGUIに魅せられてケイと同じ研究所から引き抜いて、(後にケイも)GUIによるPCの開発を始めました. まず、GUIを展開させるための言語「QuickDraw」、それが軌道に乗った頃、水面下でマイクロソフトのビルゲイツと接触しアップル社のための新しいGUI・PCのためのプログラム言語とアプリ開発を依頼していました. それがMacintoshという新商標で1984年に登場しました 実はマックの前に、LisaというGUIのPCを出しているのですが、1万ドル弱と日本円にして・・・100万以上ですね・・・と高価すぎたため売れませんでした. マックに話を戻します.日本語の対応に2年かかっています. 性能的にはLisaを抑えたものであるのでそれほど高くは無かったのですが、メディア戦略が華々しかったということがあるようです.

MacintoshとMicrosoft マイクロソフト Macintosh用のBASICと表計算アプリを開発 ゲイツ:自社製のGUI・OSとしてMS-Windowsの開発を急がせる(Macintosh発売から1年10ヶ月で完成) 1985年11月 Microsoft Windows1.0 しかし、対応アプリが後に続かない MS-DOSアプリを立ち上げるだけ 色が貧弱、動作がのろい V2.0発売後もMacintoshに似ていることで酷評->告訴 一方マック用のBASICと表計算ソフト(Excel)をいち早く発売しマッキントッシュ対応のナンバーワンソフトウェアメーカーとなりました.その売れ行きを見てビルゲイツは、GUIの可能性をみてソフト開発と平行しながら自社のGUI・OSの開発を急ぎました.それが登場したのはマックの発売から1年10ヶ月でしたが、対応したアプリが続かず、当時流行していたMS-DOSのアプリをグラフィカルに立ち上げるだけにとどまった.また、欠点が多く色が貧弱であったり動作が遅いやらで、これを改善すべく新しいメモリ規格に対応させて出したヴァージョン2をアップル社からGUI表示が酷似していると告訴されたりしました. Microsftが何十年もかかる裁判に持ち込んだ為、訴訟費用が掛かりすぎてMACは告訴を取り下げた経緯がある

Macintoshと、Windowsの限界 Windows3.1まではMacintoshに追いつかない 1992年 Macintosh=GUI・PCの代名詞  でも、PC業界のシェアを奪うに至っていない DTP、デザイン・アプリの開拓 ネットワーク対応の遅れ 16ビットCPUにはGUIは荷が重すぎた 1993年からのマルチメディア・ブームには32ビット と、いろいろなこともあり、windowsがマッキントッシュ並みのグラフィックや音声に至るまで同程度にいたるのは1992年のバージョン3.1までかかった また、マッキントッシュのほうもGUI・PCの代名詞と歌われていたものの、当時シェアの大半を占めていたIBMに決定的なダメージを与えるにはいたっていなかった. 敗因としては当時主流であった16ビットCPUにはGUIは荷が重すぎた点です. 本格的なGUI時代は、もう皆さんも経験してきているとは思いますが、32ビットCPUが一般的となった1993年、マルチメシアブーム以降になります

おさらい 普及までの経緯 価格を一般化(機能削減等による個人向けPC) 目的の多様化(ビジネスソフト等) 機能の認知(使用シェアの拡大) ターゲットユーザの拡大(GUI) 様々なデータを取り扱うことが可能 インターネットの登場(メールやウェブ)

近年の状況 日本の市場に出ている独自規格パソコン ほとんどがPC/AT互換機 高性能なCPUの搭載 高速化 エミュレーション VM Macintosh ほとんどがPC/AT互換機 高性能なCPUの搭載 Pentiumシリーズ・PowerPC・XScaleなど 高速化 エミュレーション VM 使用目的を限定した「ネットブック」 様々なデータの電子化で取り扱うデータや,アプリケーションに消費されるメモリ容量の拡大 高性能PC 複数のコアCPU グラフィック性能の向上 VMによる運営 一方でネットブック

提出状況 : 13:05 (金) 金曜 4時限 D09102 △ D09142(no file) D09104 D09111

成績評価 平常点 課題 出席状況 講義内レポート 受講態度 レポート提出 全講義回数15回のうち4回以上欠席で失格 レポート提出で出席に代える場合あり 講義内レポート 受講態度 課題 レポート提出 数回(3~4回)出題します 提出はレポートファイルを添付しメールで行う

課題の提出について 提出用メールアドレス 表題 電子社会設計論:学籍番号:氏名 Wordなどで作成したレポートのファイルを添付 naka@om.sist.chukyo-u.ac.jp 表題  電子社会設計論:学籍番号:氏名 Wordなどで作成したレポートのファイルを添付 ファイル名:学籍番号_出題番号 例) *****_01.doc

講義内レポート 今後電子社会を構成する中心となる機器(PCや携帯電話など)がどのように進化・発展するか、各自の独断の考えでよいので述べてください ウォークマン,カメラ,時計などの機能を携帯電話が所持してしまっているように,新たにPCや携帯電話を超えるアイテムを想像してもよい 歴史なんかも考慮するとよりGOOD 学籍番号と名前をお忘れなく タッチパネル搭載機の普及

提出課題 以下の問いについて2つ選び,自分なりに考えて意見を述べてください. おサイフケータイなど決済端末の利点と欠点について述べてください . mixiを代表とするSNSの人気の理由は何だと思いますか?自分の意見,客観的な意見を併せて述べてください. インターネットの匿名性について,自分の意見を述べてください. ソフトウェアのコピーについてどう思いますか?理由も併せて述べてください.

初期のWindows 日本語版Windows3.0 Windows3.1(日本語版)93年 CPUパワーを費やす(日本語処理) NECのディスプレイサイズとの違い(640x400)                         ≠640x480 Windows3.1(日本語版)93年 Windowsに関してはまたのちに話します