近接連星 V4046 Sgr のホットスポットモデル ガスはどこから降着するのか 花輪 知幸 (千葉大学)
連星の形成 松本-花輪 03 SR24 眞山 ほか 09
V4046 Sgr =近接 T Tau 連星 水素輝線 X線 0.946 Mo 0.987 Mo 周期 2.42 日 分子ガス円盤 空隙 V = 10.5 等, J = 8.14 等 Quast et a. 00 Guenther et al. 09 分子ガス円盤 Kastner et al. 08 空隙 Jensen & Mathieu 97 0.946 Mo 0.987 Mo (K5Ve ) (K7Ve ) 主星も伴星も古典的 T Tau 型 周期 2.42 日
周期変化する輝線 H8 H9 H10 細い2本=主星、伴星 公転位相 幅広く、速度変化の大きい2成分 Stempels & Gahm (2004)
2次元モデル 自己重力なし 円軌道 (e = 0) 公転面内だけ (2D) 等温ガス 多層格子 広領域(Rout = 1.67 AU)
星周円盤にホットスポット 降着エネルギーの解放
観測者(慣性系)から見た速度
ドップラーシフトの振幅と位相 主星 伴星 主星
輝線のドップラーシフト cf.. Stempel & Gahm 04
Jacobi定数
L1 点は輝線源?
まとめ 周連星円盤からガスが降着すると、円盤に「ホットスポット」ができる。 ホットスポットは幅広い輝線として見える可能性がある。 ホットスポットモデルはV4046 Sgr のバルマー輝線構造を自然に説明できる。