日本経済新聞電子版 学生向け販売促進について 法政大学 藤村ゼミナール
【当発表の目的】 A 日本経済新聞電子版(以下電子版)を学生向けにどのようにして販売促進していくか B 学生の現情はどのようなものなのか C そのためにはどのようなアピールが必要なのか 法政大学 藤村ゼミナール
【1】アンケートについての結果と考察 以下の項目で本学学生を対象にアンケートを実施(回答者数70余名) ・Ⅰ…新聞についての印象と日本経済新聞に対するイメージ ・Ⅱ…学生の情報収集についての実情 ・Ⅲ…本件の希望価格、購読希望時期など 法政大学 藤村ゼミナール
・Ⅰ…新聞についての印象と 日本経済新聞に対するイメージ 新聞に足りないものは何か 読みやすさ、手軽さ、面白さ、速報性、正確性など 学生の情報源として新聞は少々役立ちにくいものとおもわれている 法政大学 藤村ゼミナール
・Ⅰ…新聞についての印象と 日本経済新聞に対するイメージ ・日本経済新聞のイメージ □堅苦しい □学生向けではない、社会人向けの新聞 □高い専門性 ・日本経済新聞の強み □ビジネスに強い □企業の情報が充実している □他にはないニュースがある 法政大学 藤村ゼミナール
・Ⅱ…学生の情報収集についての実情 学生はインターネットを自宅で多く用いる ニュースはテレビで得る 学生が多く触れるメディアはインターネット、テレビ 就職活動時には就職情報サイトを多く用いる 法政大学 藤村ゼミナール
・Ⅲ…本件の希望価格、購読希望時期など ・学生の希望額(選択式、) □~300円程度→□~100円程度→□~500円程度→□~1000円程度 の順であった。尚1000円以上の学生はいなかった cf :万一学生自身が売り手として売り出すとしたらという前提の元でアンケートを行った結果、上記と同じ選択肢では~500円程度までが一番多かった 法政大学 藤村ゼミナール
⇒数として多いのは2年後期~3年後期の期間だが、他の時期も決していないわけではない ・Ⅲ…本件の希望価格、購読希望時期など 購読する時期(開始時期と終了時期を選択) □就職活動が本格化する3年生後期~4年生前期 □就職活動を意識し始める2年生後期~3年生前期 □就職活動終了~卒業 □社会人になってから □授業が本格化する2年生前期 □大学入学してすぐ の順であった ⇒数として多いのは2年後期~3年後期の期間だが、他の時期も決していないわけではない 法政大学 藤村ゼミナール
アンケートに見る結論 インターネットでの情報収集はテレビと同程度まで普及している 学生は金銭に対してかなりシビア 学生は就職活動に相当の焦りを感じている 法政大学 藤村ゼミナール
実際と企画のギャップ 基本的に学生向けの情報源として認識されていない 新聞に対する単価の概念がかなり低い 学生はこのサービスに対する必要性をあまり感じていない 必要と思う学生も一定数居るがごく一部 法政大学 藤村ゼミナール
【2】購読層の拡大の必要性 外側へ広げるにはどうすればよいのか 日本経済新聞の購読を予定していない層(GOAL) 今後購入の予定がある程度可能性がある層 ・意識せずとも購買する層(高い期待、購買意欲) 外側へ広げるにはどうすればよいのか 法政大学 藤村ゼミナール
各層のポイント ここまで広げたい!! 中心の層…一部就活生:高い購買意欲と 必要性に訴える 外側の層…2年生:就活への危機感、 二番目の層…4年生など:これからの社会に 出て行く上で、情報源となり得る) 外側の層…2年生:就活への危機感、 一番大学生らしい時期(GOAL) ここまで広げたい!! 法政大学 藤村ゼミナール
=生活に密着したもの、興味がある物・・・ ではどうすればいいのか!? アンケート結果より 学生が主に金銭を使うもの・・・携帯電話使用料 書籍 趣味 衣服 =生活に密着したもの、興味がある物・・・ 必要なものとして認識してもらう!! 法政大学 藤村ゼミナール
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【3】3つの段階と期間 法政大学 藤村ゼミナール
《α》 導入 入口として考えるべきキャッチコピー ①学生に親しみやすく目を引くもの ②学生の感性に訴え既定のイメージを払拭するもの 《α》 導入 入口として考えるべきキャッチコピー ①学生に親しみやすく目を引くもの ②学生の感性に訴え既定のイメージを払拭するもの ③できるだけ多くの学生に訴えるもの 法政大学 藤村ゼミナール
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《α》 導入 命題 まずは学生への知名度を上げる必要がある 具体的な広告手法の例 ・携帯電話のテロップ(cf:ニュースフラッシュ) 《α》 導入 命題 まずは学生への知名度を上げる必要がある 具体的な広告手法の例 ・携帯電話のテロップ(cf:ニュースフラッシュ) ⇒docomo、auの登録サイトに ・試用価格、無料期間などの実施 etc・・・ 法政大学 藤村ゼミナール
とにかく、広く浅く認知をすることが必要! 《α》 導入 とにかく、広く浅く認知をすることが必要! 法政大学 藤村ゼミナール
《β》 拡大 命題 学生に必要なものという根拠を挙げる 《β》 拡大 命題 学生に必要なものという根拠を挙げる ・合同説明会でのPR。ブースを設けるなど(就活生向きか?)体験しやすい場所を提供する。 ・注目のポイント(用語のキーワードシステムなど、授業などでも汎用性の高いものに有効)を紹介し、使い道や成功例を明示していく。 法政大学 藤村ゼミナール
《β》 拡大 大学内での掲示で多くの学生が触れる機会を作る ⇒大学構内の掲示板など ⇒学祭などのブース設置、体験 《β》 拡大 大学内での掲示で多くの学生が触れる機会を作る ⇒大学構内の掲示板など ⇒学祭などのブース設置、体験 学割などの学生向けの価格設定を考える 法政大学 藤村ゼミナール
各層の学生に広く訴え、 具体性を持ったアピールが必要!! 《β》 拡大 各層の学生に広く訴え、 具体性を持ったアピールが必要!! 法政大学 藤村ゼミナール
《γ》 浸透 命題 αβを実践し学生にとって日経ウェブ版は必須であるといった雰囲気へ⇒GOAL 《γ》 浸透 命題 αβを実践し学生にとって日経ウェブ版は必須であるといった雰囲気へ⇒GOAL 学生のみならず、家庭にもその雰囲気を広める(アカウントの共有などのサービス展開) 法政大学 藤村ゼミナール
《γ》 浸透 どの程度の時間をかけて、この3段階を経るか ⇒2年程度か (cf:紙媒体から、電子媒体へ移行した好例としてリクルートブック→リクナビの移行を参考にした) 法政大学 藤村ゼミナール
現在主流の就職情報サイトなどの 各種サービスと同レベルの 必要性がある物と認識させる!! 《γ》 浸透 現在主流の就職情報サイトなどの 各種サービスと同レベルの 必要性がある物と認識させる!! ※逆に相当の必要性を感じないと学生は手を出さない!! 法政大学 藤村ゼミナール
結論 多くの学生に浸透させるにはそれ相応の必要性を前面に打ち出していく必要がある 実際にサービスを体験してもらう必要がある どのように用いればどのようなメリットがあるのかをアピールする必要がある 多少長期間になったとしても、段階を踏んだ戦略が必要である 法政大学 藤村ゼミナール
ご静聴ありがとうございました 法政大学 藤村ゼミナール