カラーユニバーサルデザイン支援ツール 色弱模擬フィルタ「バリアントール」 カラーユニバーサルデザイン支援ツール 色弱模擬フィルタ「バリアントール」 それでは、色弱模擬フィルタ「バリアントール」についてご説明いたします。 開発・製造・販売元 伊藤光学工業株式会社(愛知県蒲郡市)
色覚の種類と呼称 呼び方は業界によって異なる。 例)色覚異常(医療関係)、色覚障害(新聞) CUDO: NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構 現在では、カラーユニバーサルデザインの重要性からCUDOと呼ばれる組織が設立されました。 CUDOとはColor Universal Design Organizationの頭文字をとったもので、製品や表示物等が色覚に多様性があっても情報が伝わるデザイン、色使いになっているかをチェックし、改善方法を提案する業務を行っており、昨年設立されました。 呼び方は業界によって異なる。 例)色覚異常(医療関係)、色覚障害(新聞) ここでは 色弱 と呼ぶことにする(NPO法人推奨)
色弱とは 視覚障がいの1つで、色の見え方が一般色覚者と大きく異なる 一般色覚者 色弱者(P型) 色弱者(T型) 色弱者(D型) 色弱とは視覚障害の1つで、P型、D型,T型と大きく分けて3つの酒類があり、 色の見え方はこのように一般色覚者とは大きく異なっています。 色弱者(T型) 色弱者(D型)
なぜ色弱になるのか 色を感じるセンサー(錐体)3種類のうち 1種類以上が生まれつき欠損している。 現在、治療法は無いとされている 感度 1種類以上が生まれつき欠損している。 網膜 色を感じるセンサーの感度 -①L錐体 感度 -②M錐体 -③S錐体 ●色弱のしくみ ●人間の網膜上には色を知覚するセンサー(錐体)が存在し、それらはL錐体、M錐体、S錐体の3つに分けられます。 ●強度の色弱者の場合、錐体の1つが欠損しています ●P型の場合L錐体が、D型の場合M錐体がそれぞれ欠損しています。 ●つまり、単純に考えれば、ある1つの錐体の応答が一定となるのが色弱です。 380 波長[nm] 780 現在、治療法は無いとされている
色弱の家系例 色弱は、親から子へ遺伝する。 女性の場合、自身は色弱でなくても遺伝子を持つ場合があり(保因者)、子どもに遺伝することがある。 ●色弱はほとんどが遺伝であり、生まれつきのものですから、子どもでもお年寄りでも、色弱の方はずっと色弱で、これは治療の方法がありません。 ●X染色体に色弱の情報がのって遺伝するため、とくに母親が保因者で息子に遺伝する例が見られます。 ●また、父親から娘に遺伝して娘が保因者になる場合もあります。 色弱は、親から子へ遺伝する。 女性の場合、自身は色弱でなくても遺伝子を持つ場合があり(保因者)、子どもに遺伝することがある。
障害の種類別に見た身体障害者数 ・日本人男性の約5% (約300万人≒全障害者数) ・40人クラス(男子20人)に1人の割合 色弱者数と 障害種別 人数 在 宅 者 聴覚・言語障害 366,400 視覚障害 310,600 肢体不自由 1,698,400 内部障害 639,200 施設入所者 162,000 計 3,176,600 色弱者は約300万人 色弱者数と 全障害者数はほぼ同数 色弱者は・・・ ・日本人男性の約5% (約300万人≒全障害者数) ・40人クラス(男子20人)に1人の割合 * 平成12年版総務省編『障害者白書』による
ヨーロッパと北米の割合が高い 6-8% 4-5% ●世界的に見ると、黄色人種は男性の4-5%程度、白色人種は男性の6-8%程度、色弱である ●世界全体では、2億人が色弱である。 ■コメント 「2億人といえばアメリカの人口とほぼ同じですね」という話をどこかで聞きましたが、 アメリカの人口は限りなく3億人に近いです。2億人といえばインドネシアかブラジルくらいです。 ヨーロッパと北米の割合が高い
これは、小学校で交付されている防災のてびきです。 この冊子には地震が来た場合にどのようにすればいいのかが書かれていて、