肢体不自由のある子ども達 適切な支援機器の適用ときめ細かなフイッティングの努力が重要 病弱者である子ども達

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「岩手の教育」を実現するため、     教員の指導力向上を図る研修・支援・研究を推進する.
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肢体不自由のある子ども達 適切な支援機器の適用ときめ細かなフイッティングの努力が重要 病弱者である子ども達 実際に行うことが難しい観察や実験の補助としてパソコン等を使った擬似的体験が重要 生活体験の不足 学校への通学が困難 学習活動に制約 インターネットや電子メール,テレビ会議システム,ウェブ会議システム等の活用を通じたコミュニケーションの維持・拡大等が重要

デジタル教科書・教材 障害の状態や特性に応じた様々な機能のアプリケーションの開発 情報端末等 アクセシビリティ・・・障害者を含む誰もが,情報機器やソフトウェア等に支障なくアクセスできること 特別な支援を必要とする子ども達にとっての基本的な※アクセシビリティを保証 関係機関との連携 特別支援教育における情報通信技術の活用に当たっては,独立行政法人国立特別支援教育総合研究所の研究成果を生かすことが重要

特別な支援を必要とする子ども達向けのデジタル教科書・教材等において付加することが期待される機能の例 速度調整が可能な読み上げ機能を加え,画面上で読み上げの位置をハイライトすることにより示したり,必要な情報のみに制限したりする機能(読み上げ機能については,ソフトの高品質・高精度化を図り,誰もが利用できる形であることが期待される。) 背景色や文字色を調節する機能 文字の拡大,フォント変更及びそれに伴い行間を拡大する機能 文字に振り仮名をつける機能 文節や単語等で区切る機能 文字に動画や静止画,音声を関連付けられる機能

第五章 校務の情報化の在り方 教育の質の向上と学校経営の改善 学校関係者が必要な情報を共有することによりきめ細かな指導が可能 校務の負担軽減 第五章 校務の情報化の在り方 《校務の情報化の意義》 学校関係者が必要な情報を共有することによりきめ細かな指導が可能 校務の負担軽減 教員が子どもたちと向き合う時間の増加 教員同士が相互に授業展開等に吟味し合う時間の増加 教育の質の向上と学校経営の改善

《校務支援システムの機能の例》

校内支援システム等が,すべての学校で普及 《校務の情報化に関する課題》 学校(管理職)や教育委員会が,校務の情報化を学級経営の中核として位置付け,教職員のみならず,市町村の関係部局,保護者や地域住民間でその意義を共有 校内支援システム等が,すべての学校で普及 必要な教育情報をデジタル化,データベース化して共有 共有すべき教育情報の項目,データ形式等の標準化 校務におけるクラウド・コンピューティング技術の活用については試行的な取組を行いつつ検証する必要がある

第六章 教員への支援の在り方 1 教員の役割と情報通信技術の活用指導力養成 第六章 教員への支援の在り方 1 教員の役割と情報通信技術の活用指導力養成 実体験や対面のコミュニケーションなど,情報通信技術を伴わずに指導することがふさわしい場面もある。 教員には,情報通信技術の可能性と限界を踏まえた,具体的な指導場面に応じた対応が求められる。 教員の研修及び養成においては・・・ 情報通信技術の活用を契機として,子どもたちに適切な情報活用能力を育成するという視点と 従来の指導方法の在り方全体の改善につなげ,質の高い教育を提供するという視点を有する。

《教員研修》 ICT活用指導力のある教員は概ね平均6~7割にとどまっており,地域格差も顕著である。

国 eラーニング研修 対面による演習を中心とした地方公共団体の研修指導者の養成(教員研修センターにおける指導主事等の研修) テキストの作成・提供 SNS等による指導方法等に関する情報交換の機会の提供 地方公共団体 教育委員会や教育センター等における国が養成した研修指導者を活用した研修 大学等と連携したICT活用指導力向上のための講習・授業研究等の実施

《教員の養成・採用》 教員養成を行う大学や教職大学院において,新たな教員養成カリキュラムの開発 教員養成学部(付属学校を含む)をはじめ,教職課程等においては,教員を目指す学生が授業や実習を通じて,情報端末・デジタル機器やソフトウエアに触れる機会の充実を図る 教員の採用は,ICT活用指導力を十分に考慮することが期待されている

2 教員のサポート体制の在り方 《教育委員会や学校等における体制整備》 教育委員会 学校 教育の情報化の統括責任者である教育CIOの配置 2 教員のサポート体制の在り方 《教育委員会や学校等における体制整備》 教育委員会 学校 教育の情報化の統括責任者である教育CIOの配置 学校の管理職としての学校CIOの配置 教育の情報化を地域レベルで統括し,ビジョンの構築やそれに基づく施策の実施を通じて,教育委員会・学校など域内の組織全体で最適化を実現する 教育の情報化を学校経営計画や学校評価に位置付け,校内の情報化推進体制の構築を図る 学校図書館 子どもたちの情報収集,取捨選択等,多様なメディアを活用した学習・情報センターとしての機能 ※CIOとは,チーフ・インフォメーション・オフィシャー(最高情報責任者)の略

《外部専門的スタッフの活用》 外部人材のICT支援員の配置 教育的ノウハウを有する退職教員,教員免許保持者,技術的ノウハウを有する民間企業の退職者等 情報端末・デジタル機器のトラブル,情報通信ネットワークの障害対応などの技術支援 情報通信技術を活用した授業の相談や支援(入手可能な教材のアドバイス等を含む) 地域の実情に応じて広域的なヘルプデスクの設置

ICT支援員の整備 都道府県 55% 市町村   16% 持続可能性の視点が必要→ 安定的な雇用の保証

第七章 教育の情報化の着実な推進に向けて 《ソフト ハード ヒューマンの総合的計画的推進》 第七章 教育の情報化の着実な推進に向けて 《ソフト ハード ヒューマンの総合的計画的推進》 効果的な推進や地域間格差解消にむけて,地方交付税措置と併せ,一定程度使途を限定した支援措置など効果的な支援の在り方についての検討 《総合的な実証研究の実施等》 文部科学省「学びのイノベーション事業」 ソフト・ヒューマン・教育面 総務省「フューチャースクール推進事業」 ハード・インフラ・情報通信技術面