青少年・人材育成事業部門 親子で遊ぼう~グラスポキッズ 公益社団法人周南青年会議所.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
Advertisements

子どもの「夢」づくりのための 地域教育力・家庭教育力向上実践交流会 「携帯電話・スマートフォンのルール 化等、PTA・地域と連携した実践報 告」 合志市立合志中学校 PTA会長 相原 貴 之 教 頭 上村 秀章 実践発表 2.
校内研修会資料 キャリア教育の理解と実践に向けて 児童生徒の自立を支援する 「みやぎキャリア教育プラン」 校内研修会資料 キャリア教育の理解と実践に向けて 児童生徒の自立を支援する 「みやぎキャリア教育プラン」 宮城県教育研修センター 平成 19 年度キャリア教育研究グループ.
言語教師としての 役割と認知 平成 21 年度教員免許状更新講習 3 共立女子大学 02/08/2009 笹島茂 1.
家庭で取り組むネット社会のA BC 画像は、財団法人全国防犯協会連合会「少年がインターネットを安心して利用するために」 より引 用.
広義の自閉症と考えてよい。 知的障害のある「自閉症」「非定型自閉症」と、知的障害のない「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」などがある。
平成19年度長崎県国語力向上プラン地区別研修会
教育全体の中での 情報モラル教育の位置づけと価値
教育の情報化に関する手引のポイント 平成21年6月 平成21年度情報教育担当者研修
1.「時間感覚」のズレを直す 2.「他者の承認」の仕組みを生かす
 テーマ別解説 中学校における 情報モラル指導の実際 千葉県八千代市立八千代中学校 校長 坂本 仁.
情報モラル.
富山大学教育学部 附属教育実践総合センター 助教授 小川 亮
情報社会の影の部分の実態と 求められる情報教育
ほんとにだいじょうぶ!? ネット や ケータイ
学校家庭クラブ活動と ホームプロジェクト.
 テーマ別解説 情報モラルの5つの領域 岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授 石原 一彦.
自律学習と動機づけ 教育心理学の観点から 2011/2/19 上淵 寿 (東京学芸大学).
平成26年度 鶴ヶ島市立新町小学校グランドデザイン めざす学校像 一人ひとりが輝き、確かな学力が獲得できる学校
ケータイ的関係 879 渋谷俊明 880 渋谷友里江.
ちょこっと 視点を変えてみよう!.
さかえ小卒業までに、子どもたちに、身につけさせたいこと
平成26・27年度 立川市教育委員会研究協力校 研究主題 「自他を尊重する人権感覚を育む教育活動」 ~自尊感情や自己肯定感、思いやりの心を 育てるための教育活動の工夫~ 立川第六中学校では、平成26.27年度 立川市教育委員会研究協力校として、研究主題「自他を尊重する人権感覚を育む教育活動」~自尊感情や自己肯定感、思いやりの心を育てるための教育活動の工夫~として、この1年間取り組んできました。
校内研修会 予防・開発的教育相談の手法を取り入れた SNSトラブルの未然防止
「ICT社会におけるコミュニケーション力の育成」 研修モジュール C-1:パネルディスカッション
総合学科における インターンシップの取り組み
子どもたちが発達段階に応じて獲得することが望ましい事柄
大分県立宇佐支援学校 グランドデザイン (平成28年度版)
平成26年8月30日 すべての団員が 楽しく活動できるために 荒谷台スポーツ少年団.
絆を深め、さわやかな笑顔が、 いつもあふれる学校 学校教育目標 平成28年度 加須市立騎西小学校グランドデザイン 明るく すばやく
子ども参観日を 実施しませんか? 働くパパ・ママは格好いい!.
多摩大学 村山貞幸ゼミ 日本大好きプロジェクト
リーガルマインド類型とは 1年生 「総合的な学習の時間」 (リーガルマインド基礎)  1年生 リーガルマインド類型生徒の活動
緊急地震速報活用プログラム 指導案編 ~ 平成26年度実践的防災教育総合支援事業 ~.
ポイント①青少年の携帯電話・スマートフォンの所有状況
平成29年度 大阪の子どもを守るネット対策事業(文部科学省委託事業)
「21世紀型コミュニケーション力の育成」研修モジュール
<校訓> つよく・あかるく・たくましく 【目指す宇佐支援学校の児童生徒像】
情報モラルの授業をしてみよう ‐小学校用‐ ○○○立○○小学校 校内研修会(情報教育・3) 校内研修(3) 2
情報モラル学習(教職員) これだけは知っておいてほしい情報モラル.
ICT活用指導力チェックシート(小学校版)
東京経営短期大学 経営総合学科 准教授 玉田 和恵
杉戸町立高野台小学校 児童数 287名 学級数12(普通11.特殊1) 教職員数 19名 平成19年10月27日(土)
子どもが変わる 親・地域・教師の接し方 聖徳大学 児童学部  鈴木 由美.
数字を見せます。 読みましょう。. (ステップ0) 自己紹介をする グループの人は,今日一緒に勉強するお友達です。名前と所属,今日のお昼に食べたものを紹介し合いましょう。 1人15秒。班長から。 終わったら雑談。
公益社団法人 日本青年会議所 道徳教育推進委員会 おや どう 今日からやれる親道.
(相互に利益を得、円満な関係で良い結果を得る)の関係です。
マスターズ甲子園 ボランティアを楽しんでもらうには
子育て支援だより 大人の期待 子どもの出来ること 嫩幼稚園 ①子どもの成長の過程を知ること 平成28年8月23日
黒はいや!   白のパンダにして!.
(School― Wide Positive Behavior Support)
平成15・16・17年度 田辺市教育委員会指定研究校 『情報化社会を生きる児童の育成』
心を磨く 公共的なネットワーク社会の構築 知恵を磨く 情報モラル教育 情報社会の倫理 法の理解と遵守
理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄.
平成30年度グランドデザイン 学校の教育目標 生きる力 佐伯市立宇目緑豊小学校 ふるさとを愛し、 豊かな心と自ら学ぶ意欲をもち、
柏市立土南部小学校 教諭 西田 光昭 情報モラル指導 やれば変わるきっかけに 柏市立土南部小学校  教諭  西田 光昭
平成29年度 名古屋市立日比野中学校グランドデザイン
犀川中学校区 家庭教育宣言5か条 27年版 早寝・早起き・朝ご飯 脳と体にスイッチオン あいさつは 家族で 地域で 学校で
教育目標 重点目標 取組の柱 学習意欲・学力向上 人間関係作り 体づくり 特色ある取組の充実と発展 チーム安塚
峰山学園ほっとニュース(地域版) 峰山学園小中一貫教育の下 成長を祝し、巣立つ0年生(園児)9年生(中3生)に
ホップ!ステップ!ワーク!2017 一般社団法人 宇治青年会議所.
  情報に関する技術       情報モラル授業   .
生きる力を育む国語教育 説明的文章の読解を通して 鹿沼市立南摩中学校                 坂井清貴.
〜平成31年度の主な取り組み・予算(案)〜 (平成30年度からの変更項目を主に抜粋)
情報モラルの授業をしてみよう ‐中学校用‐ ○○○立○○中学校 校内研修会(情報教育・3) 校内研修(3) 2
宇佐支援学校 学校評価実施計画 改善 教職員自己評価 自分らしく 生活する 子ども 保護者・ 地域から 愛される 学校 のびのびと 過ごせる
CDP企画 ES攻略!!内定を獲る自己分析(2日目)
学校の教育活動を通じて 家庭で共に 保幼小中との連携 地域で育てる 忍耐力 意欲 やり抜く 自制心 社会性 協調性
図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
くいなく学び,最後までやりぬく,かしこい子ども ふれあいを大切にするやさしい子ども しっかりと寝て,食べて,のびていく子ども げん気
Presentation transcript:

青少年・人材育成事業部門 親子で遊ぼう~グラスポキッズ 公益社団法人周南青年会議所

事業実施に至る背景 日本人は、自分には価値があり尊敬されるべき人間であると思える感情、すなわち「自尊感情」が諸外国に比べて低いことがたびたび報告されている。 自尊感情の向上が自信へとつながる。 様々な情報があふれる現代社会では、自分で善悪の判断をし、自信を持って意見を主張する力が必要。 子どもたちが自信を持って努力し活動する力が、地域の活性化につながる。 子どもたちがのびのびと遊べる場が少ない。

事業目的を記載 子どもたちにスポーツ活動を通じた達成体験を提供すること。 何かの行為に対して「自分はちゃんとできる」という感覚である「自己効力感」を高めること。 保護者に、子どもたちとの関わり方を改めて考えてもらうこと。 芝生の上で思いきり体を動かす喜びを子どもたちに感じてもらうこと。 ルール・マナーへの理解を深め、倫理観を身に着けてもらうこと。

事業概要 山口県周南市・下松市に住む小学生とその保護者96組192人が参加 オリエンテーション 【子ども】ジュニアスナッグゴルフ「打ち方を練習しよう!!」 【保護者】親のためのメディアリテラシー講座 【子ども・保護者】ジュニアスナッグゴルフ「コースをまわってみよう!!」 スーパー鬼ごっこ 閉会式

事業状況1 事業写真を添付 ・通常のゴルフより大きくやわらかいボールをプラスチック製のクラブで打ってフラッグにくっつけるまでの打数を競う「スナッグゴルフ」を体験。プロのゴルフ選手らによる打ち方、ルールやマナーの指導を行った。 ・子どもを低学年・高学年3~4人ずつの班に分け各班にメンバー1人を配置。異なる学校に通う子どもたちばかりだったが、互いに声を掛け合い仲良く取り組むことができた。 ・午前中は子どもたちはゴルフ教室、保護者はネット社会の弊害、携帯電話(スマートフォン)の正しい利用方法、家庭において子どもたちにどのようにメディア教育をしていくかを指導する講習会に参加。午後から親子でゴルフ教室に参加。 ・自己効力感を高めるためのいくつかの手法のうち、「自分に能力があることや、達成の可能性があることを言語で繰り返し説得される」という言語的説得を実践するため、メンバーらが子どもたちを積極的に褒め、いいことをすればハイタッチをすることとした。

事業状況2 事業写真を添付 ・自己効力感を高めるためのいくつかの手法のうち、「自分に能力があることや、達成の可能性があることを言語で繰り返し説得される」という言語的説得を実践するため、メンバーらが子どもたちを積極的に褒め、いいことをすればハイタッチをすることとした。 ・保護者に対して、児童心理学の視点から子どもをほめることの大切さを指摘。ゴルフの出来に限らず挨拶の仕方や他人との関わり方など、子どもたちのいいところを見つけ積極的にほめるように指示。 ・テレビ番組で人気の鬼ごっこ企画をリメイクし、「スーパー鬼ごっこ」として実施。メンバーや保護者が鬼となって、子どもたちを捕まえるルールで行った。 ・捕まった子ども(仲間)を助けるために、ゲームを行いクリアすれば仲間が解放されるミションゾーンを設置。子どもたちは協力しあいながらゲームに挑戦していた。 ・芝生の上で思いきり走り回り、気持ちよさそうな様子だった。

事業目的達成の評価 アンケートを集計した結果、子どものうち約9割がゴルフは初体験であり、ほぼ全員が「楽しかった」、「またやりたい」と回答していたことから、新しいことに挑戦し取り組むことに喜びや意欲を感じていたと判断できる。 スタッフが子どもたちを積極的にほめ、良い行いができたらハイタッチをするという決まりにより「自分はいま褒められている、認められている」ということを分かりやすく認識でき、もっと頑張ろうという意欲につながった様子。 ほとんどの保護者が「知らない子とも仲良くできた」ことを驚き、喜ぶ記述をしており、子どもたちが他者と適切に関わりあっていくための倫理観も身に着ける一助になったと考えられる。 メディアリテラシー講座について多くの保護者がインターネットの利用について家族で考えたいと回答、子どもとの関わり方を再確認するとともに、あらゆる危険性について他人事ではないと認識していただけた。