生活習慣を変え、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病の危険因子が改善されます

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ライフスタイル・ウオーキングを習慣化すると
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生活習慣を変え、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病の危険因子が改善されます A-4 生活習慣病について 食生活やライフスタイルの変化で肥満の人が増えてきており、その中でも特に「内臓脂肪の蓄積による肥満からくる代謝機能の不調から起こる高血糖、高血圧、脂質異常の状態(内臓脂肪症候群)」が糖尿病や心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病の発症と大きく関連しています。 危険因子が重なるほど脳卒中、 心疾患の発症危険性が増大します 肥満者の多くが複数の危険因子を持っています 肥満のみ  約20% 冠動脈疾患発症の危険度 肥満のみ (倍) 糖尿病 いずれか1疾患有病  約47% 約36倍 いずれか2疾患有病  約28% 対策として 高脂血症 高血圧症 3疾患すべて有病  約 5% 危険因子(肥満・糖尿病・高血圧症・高脂血症)の数 (H14糖尿病実態調査を再集計)  労働省作業関連疾患総合対策研究班の調査より: Nakamura et al.jpn Cric j,65:11,2001 生活習慣を変え、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病の危険因子が改善されます 内臓肥満の蓄積からくる 高血糖、高血圧、脂質異常 食生活の見直しと運動 高血糖、高血圧、脂質異常がともに改善 内臓脂肪の減少 内臓脂肪症候群 (出典)今後の生活習慣病対策の推進について(中間とりまとめ)平成17年9月15日 厚生科学審議会健康増進栄養部会

教材№ A-4   【教材のねらい】 ・内臓脂肪症候群の概念について知り、食生活の見直しや運動によって内臓脂肪を減少させることにより生活習慣病の危険因子が改善されることを知る。 【資料の使い方】 ・自分は生活習慣病の発症の危険因子の重なりがあるかどうかを健診データを見ながら確認する。また生活習慣の見直しとして食生活の見直しや運動を取り入れられるかどうか確認する。