第1章  はじめに §1 自然とはなにか?  §2 自然科学とは?  §3 化学とは?.

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エネルギーと地球温暖化と わたしたちの生活の関係
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第1章  はじめに §1 自然とはなにか?  §2 自然科学とは?  §3 化学とは?

相手と自分との関係は?

Blaise Pascal 1623-62 道徳の原理=人間としての生き方の基本 masaji.at.webry.info/ 200706/article_97.html 「考えることによって宇宙を飲み込」み「宇宙は私をつつみ、一つの点のように飲み込む」 道徳の原理=人間としての生き方の基本

科学技術の発展は何のため? Survival ↓ Necessity Better life Change life?    ↓ Necessity Better life Change life? ・自然の脅威から自分の命をまもるため  (衣食住) ・道具:木、石器、青銅器、鉄器→  コンクリート、プラスチック、ガラス、セラミック  火:煮る、焼く、乾かす、熱を得る、灯り ・新技術:農業、機械、化学、電気、飛行機、  電話、テレビ、コンピュータ、 Internet、  遺伝子工学/医学 結果?(+)安全、便利、快適、希望      (-) 河川・海洋汚染、地球温暖化        ゴミ、オゾン層破壊、非人間化   

日本の科学の   はじめ 貝原益軒 『大和本草』 『植学啓原』 1837 宇田川榕菴

§1 自然とはなにか?  §2 自然科学とは?  §3 化学とは?

人間の業 自然 /検証

科学の現場では以下のような要素がある * 観察 * 推論 * 実験 * 追試 * 帰納 * 再現性の要求、問題 * 演繹 * 論文 * 現象 * 確率的な現象 * 思考実験 * 推論 * 追試 * 再現性の要求、問題 * 論文 * 査読

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 検索:科学的方法 http://ja. wikipedia サイエンスの役割 (私見)   http://subsite.icu.ac.jp/people/yoshino/RoleOfScienceTY.pdf

自然科学と現代社会 現代の進んだ科学技術の元の大衆化社会は 自然科学はできあがった知識の体系とのみ 見られる傾向がある。 このような批評精神に欠ける見方は非常に危険である。 現代社会が自然科学のような外見をもち、その実、自然科学の要件をみたさない疑似科学を絶つことができない原因はここにある。

毛利衛さんの意見

演繹と帰納 deduction and induction  一般的な命題から特殊な命題を, また, 抽象的な命題から具体的な命題を, 経験に頼らないで, 論理によって導くこと。  だから, 演繹というのは普通に数学の本に書いてあることで, 公理 (最初に決めた約束) があって, それに基づいて色々な性質を導くことである。

対義語である帰納とは 個々の観察された事例から, 一般に通ずるような法則を導き出すこと。 帰納法(英 inductive method)とは  多くの特殊的な事実から蓋然的(がいぜんてき)に真の一般的な原理, 法則を発見する研究方法。  18世紀の経験哲学者F. ベーコンによって意味づけられ, J. S. ミルによって大成された。

§1 自然とはなにか?  §2 自然科学とは?  §3 化学とは?

ChemDraw

発熱、発光 拡散、膨張、発電 身近な化学反応の例? 実験室の中では?

身近な化学反応 燃える/ゴミを燃やす 線香 カイロ 鉄が錆びる 炭化(焦げる) 花火 電池 バブ 酸性雨で石像/大仏が溶ける 線香  カイロ 鉄が錆びる 炭化(焦げる) 花火 電池 バブ 酸性雨で石像/大仏が溶ける 安もののネックレスが数週間で黒くなった 10円玉にレモン/ソースをかけるときれいになる サイダーにコインを入れるとピカピカになる

化学反応でない例 洗髪 髪を染める(不明/調査中) 洗濯 消火器 静電気 蛍光灯 水の沸騰 コーラの栓を開けると泡が出る ヘアドライアーの熱 電子レンジにアルミフォイルを入れた時 窓に着く水滴 雨、雪 寒い時にスポーツをすると頭から湯気が出る ドライアイスを水に入れると気化する

これも化学反応(生物に関わる例) トイレの臭さ 食べ物が腐る リンゴにレモンをかけると変色しない 食べ物が胃の中で消化されること お酒に酔う 光合成 呼吸 料理(ケースによる/焼く茹でる、切るなどは物理変化) <生活の中で> ベーキングパウダーでホットケーキが膨らむ カルメ焼き

身近な物質の化学反応

日常生活における化学反応

(身体の中の 化学反応) 65%

食事 (消化は化学反応)

生命体は、絶えず新しい物質をつくり、      不用な物質を分解している。 それには、酵素が必要

水とタンパク質が 織りなす生命活動 酵素 を取り囲む水分子が 酵素が柔軟な立体構造をとり、 機能(生命活動)の発現を助け ている。 H2O H2O 酵素タンパク質 酵素  を取り囲む水分子が 酵素が柔軟な立体構造をとり、 機能(生命活動)の発現を助け ている。 基質分子 H2O

(運動) ・温度変化(加熱・冷却) ・圧力変化(膨張・圧縮)

物質変化とは何か? 化学変化とは何か?

反応熱

<活性化状態> <活性化状態>

水素分子と酸素分子の反応 反応系 生成系 <活性化状態> 水素 酸素 水素 水 水 外に放出される 熱エネルギー + (エネルギー 障壁) ポテンシャルエネルギ l 水素 酸素 水素 (エネルギー  障壁) 反応系 水 水 外に放出される  熱エネルギー 生成系

酒に酔う:生体内化学反応 CH3CH2OH → CH3CHO → CO2 + H2O +熱 アルコール アセトアルデヒド (悪酔いの素)   アルコール   アセトアルデヒド              (悪酔いの素)      アルコール脱水素酵素  アセトアルデヒド分解酵素  

水素ガス ヒンデンブルグ飛行船の爆発事故  1937年5月6日アメリカにて

水素爆弾は核融合反応 史上初の水爆実験, TNT火薬換算10メガトン,1951年 (広島の原爆は 0.015メガトン) アメリカによる最大の水爆, TNT火薬換算15メガトン,1954年 史上初の水爆実験, TNT火薬換算10メガトン,1951年 (広島の原爆は 0.015メガトン) :tshimono.iza.ne.jp/ blog/entry/65739

五感には、化学反応が関係していないように見えますが、実は神経伝達には 化学反応が関係しています(アセチルコリンと水との反応)ので、感覚(認識)を 総合的に考えると生体内化学反応とみることができます。また、分子が原因と なっている嗅覚、味覚は受容体タンパク質との結合 (binding)が引き金となって いますので、広い意味で化学的作用が働いていると考えられます。