ICTの活用について 中長距離ブロック
ICTとは Information and Communication Technologyの略
ICT活用の方法 デジタルコンテンツやデジタル教材の利用 チーム内での情報共有 身近なICT活用事例 ・メーリングリスト、LINE ・HP、ネット検索 ・ビデオカメラ
自治医科大学陸上競技部におけるICT活用法の模索
メーリングリスト(LINE) 参加者の積極的な情報発信と参照が見られ、高いニーズと有効性を持っている 携帯端末での登録が多いため、非常にリアルタイム性の高い情報交換媒体となっている チーム意識などを構築するよい材料としての側面も見られる 今後の期待できる利用法：有用と思われる講習会・記録会のお知らせ、大会の結果速報
HP(ネット検索) メーリングリストより多くの情報を長期にわたり残すことができる リアルタイム性は低いが、それゆえに個々人の意欲に応じて情報を手に入れることができる 今後の期待できる利用法：掲示板での自主練習募集、練習メニューのストック、モチベーションビデオ公開
ビデオカメラ 競技パフォーマンスを向上させる上で、指導者やコーチが示した目標イメージと選手各自の競技パフォーマンスの差を選手自身が把握することを繰り返しながら修正していき目標の動きに近づけていくことが重要 ビデオカメラの使用はこの過程を円滑にする
ビデオカメラ ビデオカメラを活用することで、「やってみる」→「動画を見る」→「考える」→「やってみる」のサイクルで練習が進む このサイクルを繰り返し、できることとわかることの両方を養うことができる 競技力の向上、指導力の向上が期待できる
自治医科大学陸上競技部におけるICT活用法の模索
Opt Jump Next 東京マラソンEXPO2015のスポーツ効果測定ブースでのランニングフォーム分析システム
Opt Jump Next Opt Jump Nextを設置した20mを走り、スピード・タイム、ピッチ・ストライド、バネ、接地フェイズを測定して分析 ビデオカメラの活用と同様、自分のイメージと実際のパフォーマンスの差を把握するのに役立つ
自治医科大学陸上競技部におけるICT活用法の模索
携帯・タブレット端末のアプリ より手軽なICT活用 データの管理・視覚化が非常に楽 デメリットとして、時に屋外での利用が厳しい 電池の問題 今後の期待できる利用法：部活で活用中の媒体を個人で代用、日誌の代用
「NBマラソンステップアップ」 ランニングフォーム分析カメラ 過去の自分のフォームと比較 アスリートと比較 ランニングアナリスト機能(ピッチとストライド測定)
「ウゴトル」 動画をコマ送り・スロー再生 左右反転 2つの動画を並べて同時再生 他アプリからの動画インポートに対応
「体重ノート」 朝・夜の体重・運動量・食事量を簡単記録 体脂肪の記録にも対応 日々の記録をグラフ表示 BMI計算
「Sleep Meister」 睡眠サイクルの記録機能を備えたアラームアプリ 睡眠時の体動を検出し、眠りの浅いタイミングでアラームが鳴る グラフやリストで睡眠データを管理
「365日○○アプリ」 腹筋、スクワット、腕立て伏せを続けるためのアプリ グラフ化機能あり
「大学生アスリート用ライフスキル」 WHOにより、「日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」と定義される、「ライフスキル」と呼ばれる心理社会的な能力を10の側面から評価するアプリ
「トレーニング・クロニクル」 トレーニングをしてヒロインを救うゲーム RPG要素と完全フルボイスで楽しくトレーニングができる…らしい 10種類のトレーニング、体力に合わせたコースを搭載 女性には「シェイプアップ応援ゲームねんしょう!for Girls」というのがある
「アプりく」 タイム計測 練習日誌 スケジュール、練習計画管理 チームで活用する場合は、チーム用のApple IDを取得、利用すれば各々の端末で利用可能
自治医科大学陸上競技部におけるICT活用法の模索
まとめ ICTの利用はモチベーションを保つことに有効 利用者が主体となり、わかっているつもりだけどできないといった事象を多少なりとも解消可能 アプリなどにより個人でのシミュレーションがより容易になった 一昔前に比べて、安価にはなったが、それなりの費用・時間がかかる場合もあり、当人の意欲に左右される