スーパーカミオカンデ (1996年4月完成) 41.4m 40m
地震波記録
トリガー レート
ガラス厚3-5mm
内水槽被害状況 破壊された光電子増倍管: 6779本、 生き残った光電子増倍管: 4367本 計 :11146本 破壊された光電子増倍管: 6779本、 生き残った光電子増倍管: 4367本 計 :11146本 ケーブル:損壊光電子増倍管と同数(推定) 電子回路、高電圧回路:正常 タンク・ステンレス板:一部損傷(漏水あり)
水位
水位
外水槽被害状況 破壊された光電子増倍管:1017本、 生き残った光電子増倍管: 868本 計 :1885本 生き残った光電子増倍管: 868本 計 :1885本 ケーブル:損壊光電子増倍管と同数(推定) 電子回路:調査中 高電圧回路:160カード中7カード故障 wave length shifter plates一部破損
異常信号時の トリガーレート
破壊開始直後 のイベント
5.26msec後
拡大図
5.26msec後
最初の光電子増倍管 の位置
10810近傍拡大
光電子増倍管の履歴 増倍管番号 増倍管シリアル 取り付け位置 履歴 10767 CD70891 BP6P3C-W 増倍管番号 増倍管シリアル 取り付け位置 履歴 10767 CD70891 BP6P3C-W 10768 AB73891 BP7P3C-U 10769 CD70481 BP7P3C-V 10809 AB52931 BP6P3D-W01/8/30 交換作業時作業者加重 10810 GJ43241 BP7P3D-U01/8/3 交換作業時作業者加重 10811 GJ40671 BP7P3D-V 10850 AB79791 BP6P4A-W 01/5/30, 6/2, 6/5, 6/12 測定作業 01/8/30 交換作業 10851 GJ41981 BP7P4A-U01/8/30 交換作業時作業者加重 10852 KM41881 BP7P4A-V
シングルレート
観測結果 最初に1本の光電子増倍管が爆縮を起こした それは底面側壁近傍にあり、#10810の周り±1本(計9本)のどれか 破壊の波及状況はデータに記録されていない
なぜ爆縮が起きたかーI 外的要因 岩盤変化 山はね等による構造体の突発的変形 底面ステンレス板とアンカーボルトの溶接部分の一部破断 これに起因する状況証拠はない 山はね等による構造体の突発的変形 ライニング、架構の破壊、岩石の散乱は#10810近傍にない 底面ステンレス板とアンカーボルトの溶接部分の一部破断
なぜ爆縮が起きたか-II 光電子増倍管起因の要因 改修作業起因 低耐水圧製品の混入 取り付けミス 運搬時等に受けたストレス 9月23日底面部目視チェック 運搬時等に受けたストレス 保管時の環境による劣化 水中での経年変化
光電子増倍管が連鎖的に破壊 された原因の推測 衝撃波 爆縮起因の水流による光電子増倍管の相互衝突 側壁球取り付け構造は底面に比して強固にもかかわらず多くの光電子増倍管が破壊された
破壊伝播試験 1981年
必要な調査 光電子増倍管破壊実験 衝撃波シミュレーション
SK近傍地下水位変化