シリケイト輝線を示す炭素星 BM Gemまわりの伴星の直接の証拠 泉浦秀行(岡山天体物理観測所) &すばるHDSグループ 2018/9/19.

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シリケイト輝線を示す炭素星 BM Gemまわりの伴星の直接の証拠 泉浦秀行(岡山天体物理観測所) &すばるHDSグループ 2018/9/19

要旨 ○ シリケイトダスト輝線を示す炭素星BM Gemの 紫外域スペクトルをすばるHDSで観測    高速ジェットが発生している直接の証拠を提示      ・バルマー、パッシェン連続光      ・Hγ~H23のバルマー輝線       (P-Cyg型、Ve~400km/s、時間変動) ○ 伴星の第一候補は低質量主系列星、第二は白色矮星     ・放射光度~1 Lo (シリケイトダストは~100 Lo)     ・脱出速度:主系列星~数百m/s、白色矮星~数千m/s     ・質量降着率:主系列星10-8 Mo/yr(10%捕捉)              白色矮星10-9 Mo/yr(1%捕捉) => BM Gemに低質量主系列星の伴星の存在を結論 2018/9/19

中小質量星の星の進化経路: L Te 炭素星の生成 1R* 小質量星 (~0.8Msun --- ~1.5Msun): BM Gem 中小質量星の星の進化経路: 小質量星 (~0.8Msun --- ~1.5Msun): => 縮退 He 核, H 殻燃焼 => 縮退 C,O 核, H と He 殻燃焼 中質量星 (~1.5Msun --- 6 ~ 8Msun): => 非縮退 He 核, H 殻燃焼  AGB段階でHe燃焼殻の熱パルスと物質混合 Te L RGB HB AGB PN WD post-AGB He core H shell burn. C,O core He He shell burn. 1R* RGB AGB     炭素星の生成 理論: Iben 1975, Sugimoto & Nomoto 1975 観測.: Blanco survey, Magellanic clouds 2018/9/19

シリケイト炭素星の発見 ・大気は炭素過多 ・星周ダストは酸素過多 Little-Marenin 1986 BM Gem Little-Marenin 1986 Willems & de Jong 1986 2018/9/19

水メーザー輝線の検出 Nakada, Onaka, Izumiura et al. 1987 Benson & Little-Marenin 1987 星周領域にガス相でも酸素過多の状況が確認された 2018/9/19

結晶質シリケイト輝線を示す 炭素過多天体も見つかった Crystalline Molster et al. 2001 IRAS09425-6040 Crystalline 2018/9/19

Silicate Carbon Stars はどういう天体か? シリケイトダストは何処にあるのか? 初期に提案された描像: 炭素星とOH/IR星の連星系 ・近赤外域分光でOH/IR星の特徴見られず ・二つの星がほぼ同じ質量を持つのは難しい M型星から炭素星へ進化した直後の星 ・炭素星になって既に50年以上経過 ・一方、可視、赤外のスペクトルに時間的変化  が見られない O-rich dust shell C OH/IR O-rich dust shell C 2018/9/19

新たに提出された二つの描像: - どちらも低光度の伴星を仮定 - さらに、その伴星に起因する効果を期待 1) 連星系を取り巻く、寿命の長い 円盤状の貯蔵層 (Kahane et al. 1998, Jura & Kahane 1999) 2) M型星時代の酸素過剰の質量放出流を 捕獲・保持している伴星まわりの円盤 (Lloyd-Evans 1990, Yamamura et al. 2000) Kahane et al. 1998 Yamamura et al. 2000 2018/9/19

今回の研究の動機: シリケイト炭素星の謎に迫るには? - 伴星の存在を確認することが本質的 - 炭素星のViolet opacity problemが逆に利用できる - すばる高分散分光器HDSの立ち上がり * 紫外域まで感度がある => 伴星の徴候を探す   (+ 炭素星の紫域のスペクトル探査) 2018/9/19

観測: 望遠鏡: すばる (D=8.2m, Mauna Kea) 観測装置: 高分散分光器 HDS 波長域: 3550 – 5200 A (3550 -- 4350A, 4400 – 5200A) 検出器: CCD (EEV42-80), 13.5um pixel, 2K x 4K x 2 ---------------------------------------------------------- Star Res. Exp.Time Date(HST) F12 ---------------------------------------------------------- BM Gem 50,000 1800s x2 2001-01-28 35Jy 1800s x1 2001-04-13 …… Y CVn 50,000 900s x1 2001-01-31 276Jy Feige34 --- 300s x1 2001-01-28 …… ---------------------------------------------------------- 2018/9/19

結果 2018/9/19

HDSで得られたBM Gemのスペクトル C2(0,0) C2(1,0) CCD gap Region relevant to this study 2018/9/19

BM Gemに 電離ガス領域 CaII K H_gamma Balmer Limit (3646A) H_delta Balmer Cont. Paschen Cont. BM Gemに 電離ガス領域 2018/9/19

BM Gemに高速ガス流、大変動性 太線:1月 細線:4月 2018/9/19

長い波長域の大気吸収線スペクトルの変動は小さい 115km/s 2018/9/19

Hεは輪郭が変動、 近傍の輝線はTi I輝線 Ti I 輝線は、波長、 輪郭ともにほぼ一定 2018/9/19

データの較正: <フラックス> ・大気減光の補正:CFHTの標準減光曲線を使用 ・望遠鏡を含んだ装置起因のレスポンスの補正:  望遠鏡: 鏡、大気分散補正装置  分光器: 鏡、補正レンズ、回折格子、CCD ・入射スリット損失:星像にガウス型を仮定 ・参照星: Feige 34, (zeta Tau)  =>およそファクター1.5程度の不定性に収まると推定 <視線速度> ・地球運動、太陽運動を補正し、V(LSR)へ変換 ・ミリ波CO輝線で得られた73.2 km/sを基準とする  =>4040Aより短波長側のTi I 輝線は0 km/sを示した 2018/9/19

BM Gem 2001/04/14 BM Gem 2001/01/29 Fλ(erg/s/cm^2/A) Y CVn 2001/02/01 Wavelength(Angstrom) 2018/9/19

Y CVn 2018/9/19

脱出速度: V=√(2GM2/r) 白色矮星: M2: 0.5太陽質量 r: 0.01太陽半径 => V~4000 km/s 主系列星:  r: 0.5太陽半径  => V~600km/s => 伴星は主系列星である可能性が高い 2018/9/19

フラックス密度: BM Gem: ・ U-等級: 約16.1 ~ 15.7 (+/-0.5) (ref. Feige34, zeta Tau) ・ 距離: Hipparcos 550 (330~1700)pc, NIR flux 1200pc ・ 星間減光:HIの柱密度と減光量の関係から上限(< 0.6 mag) => M_U= 約 +6.8 ~ +4.9 (+/-0.5) (D=900pcとし1.5倍の不定性) DB 白色矮星: M_U: +9.1 (Teff=25000K) 主系列星: M_U= +6.8 ~ +4.9  <=> 晩期G型から晩期F型  λ<4000Aで特徴的な吸収線スペクトルは見られない 紫外、紫域の放射源は白色矮星でも主系列星でもない 2018/9/19

フラックス密度から光度へ: Fν Lyman α ν Balmer Lyman Limit Limit Fν @ Balmer Limit Balmer Limit Lyman Limit 2018/9/19

Harrington et al. 1981 2018/9/19

( Spherical symmetry assumed ) mU=16.1 (01/01/29), 15.7 (01/04/14) ( Spherical symmetry assumed ) 2018/9/19

# Bondi-Hoyle質量降着率 質量降着による重力エネルギー解放 ~ #              Bondi-Hoyle質量降着率 (Bondi-Hoyle type accretion) # (Sp, r, M2; “M2” and “r” related part): (K0, 0.85, 0.79; 0.0186) (M2, 0.50, 0.40; 0.0160) (M5, 0.27, 0.21; 0.0156) (M8, 0.10, 0.06; 0.0120) 2018/9/19

シリケイトダストの放射エネルギー ( Spherical symmetry assumed ) F_λ 9.7um λ 2018/9/19

質量降着仮説の現実性 BM Gemの現在の質量放出率: ~3x10E‐7 Msun/yr 必要な質量降着率   必要な質量降着率   ・白色矮星: ~10E‐9 Msun/yr   ・主系列星: ~10E-8 Msun/yr   Bondi-Hoyle型質量降着率との比較   ・白色矮星: Dの広い範囲で可能   ・主系列星: D<30AUで可能性あり   (注: 最近のSmoothed-Particle 流体力学計算の結果は、    Bondi-Hoyle型質量降着率が今まで考えられていたより    小さいことを示唆。 Mastrodemos & Morris 1998, 1999) 2018/9/19

議論 ・BM Gemはどのよう連星系 ・シリケイトダストの分布している場所 2018/9/19

今回観測された事実を説明するための配置 BM Gem (C-rich) <~30AU 衝撃波加熱 電離ガス 降着円盤 高速流 低質量の伴星 2018/9/19

Where do the silicate features come from? => Still uncertain! 予備的なBM Gem 系の描像 Where do the silicate features come from? => Still uncertain! How to form? Can survive? No. Precession? Tens of AU Molecular reservoir 2018/9/19

まとめ シリケイト炭素星BM Gemの紫外域スペクトルの解析=> 1) バルマー&パッシェン連続光、P-Cygバルマー線、変動  2) 電離領域、高速放出流、コンパクトな領域  3) 低光度低質量の伴星を持っている  4) 主星の質量放出流を伴星が捕らえ質量降着  5) 解放された重力エネルギーで電離ガス領域を形成  6) 降着円盤の中心部から極方向に高速ガス流を生成  7) 降着円盤は歳差運動をしている可能性がある しかし、シリケイトダスト輝線領域はどこにどうやって? 2018/9/19

今後: 中間赤外域の超高分解能撮像で直接解像する (他のJ型炭素星を含めて)数十年に渡る視線速度変化の測定 BM Gem 今後: 中間赤外域の超高分解能撮像で直接解像する (他のJ型炭素星を含めて)数十年に渡る視線速度変化の測定 紫外域で超高分解能撮像し、シリケイトダストに よるの散乱光で直接解像する 電離ガスからの電波連続波を撮像する 紫外域の分光観測を実施する 紫外域の高精度、高密度測光観測で降着流やディスクの擾乱、ディスクの歳差などによる変光を検出 2018/9/19

連星系の軌道運動(円運動を仮定) 付録1: v1= 30 * sqrt { (m2^2 / (m1+m2) /d } [km/s]  v2= ( m1 / m2 ) *v1 [km/s]  P= sqrt{ d^3 / (m1+m2) } [years]     v1: 主星(炭素星)の軌道速度    v2: 伴星(白色矮星)の軌道速度    P : 軌道周期     m1, m2: 太陽質量を単位とした質量   d : 天文単位で測った二星間の距離  => ( d, m1, m2 => P, v1 ) ( 3, 1.5, 0.5 => 3.7, 6.1 ) ( 30, 1.5, 0.5 => 116, 1.9 ) ( 3, 2, 1 => 3, 10 ) 2018/9/19

付録2: Mastrodemos & Morris 1999, ApJ, 523, 357 2018/9/19

付録3: Mastrodemos & Morris 1999, ApJ, 523, 357 2018/9/19