肺がん地域連携パス - 患者さん用 - 受診の際には必ずご提示下さい。 治療後経過観察パス(Ver.1.0) ◆あなたのお名前 さん さん ◆連携パス登録番号 ◆かかりつけ医(連携医) (電話 - - ) ◆病院主治医 (電話 053 - - )(代表) 受診の際には必ずご提示下さい。 2017年8月1日 作成版
は じ め に 【連携パス】とは、地域のかかりつけ医と病院の医師が、あなたの治療経過を共有できる「治療計画書」のことです。「連携パス」を活用し、かかりつけ医と当院の医師が協力して、あなたの治療を行います。 この「連携パス」には治療計画以外にも、肺がんの治療(手術)後の日常生活における注意事項などが記載されています。ぜひとも、ご一読ください。 この「連携パス」を活用することで、地域のかかりつけ医と病院の医師が協力して、患者さんの視点に立った安心で質の高い医療を提供する体制を築くことを目指しています。このことは、長い待ち時間の解消や通院時間の短縮などの患者さんの負担軽減にもつながり、さらに、ご自身の治療計画や経過の把握、かかりつけ医の手厚い診療による不安の解消などにも貢献します。
がん診療の機能分担表 機能 専門的ながん診療 (病院 主治医) かかりつけ医 (連携医) 調剤薬局 診断 確定診断、精密診断 病期診断 再発時の診断 初期診断 精密検査の必要性の判断 検査 精密診断(画像、採血) 経過観察のための検査 (画像、採血) スクリーニング検査 治療 手術、内視鏡手術 臨床試験 症状緩和治療 経過観察 日常の指導・管理 症状緩和治療とその継続 ケア 日常的な生活指導 相談対応 症状観察 服薬指導 内服状況・副作用チェック 医療機関への連絡・相談 診療連携パス 診察 定期的精密検査 (画像・採血) 副作用・合併症の対応 再発時の対応 経過観察のための日常的検査(主に採血)
♣ 退院後の日常生活 ♣ 肺がん術後連携パス ♣ メ モ ♣ 病院の各部署・担当のご案内 も く じ 4~12ページ 13~18ページ 4~12ページ ~ 日常生活で気をつけていただきたいこと ~ ~ 退院後もこれだけは忘れずに ~ ♣ 肺がん術後連携パス 13~18ページ ♣ メ モ 19~24ページ ♣ 病院の各部署・担当のご案内 25~26ページ
退院後の日常生活 1.日常生活 手術後まだ症状が残っている方もあ りますが、次第にその症状も回復し てきます。 特に胸部の痛み(神経痛のような又 は圧迫されるような痛み)は半年~ 1年位続くことがあります。しかし、人によっては程度の違いはあります が、通常軽快していきますので安心 してください。ご家庭に帰られてか らは、次のことに注意して下さい。 1.日常生活 規則正しい生活を心がけましょう。
退院後の日常生活 2.運 動 運動は退院後1~2週間後位より始めて下さい。最初に始める運動は散歩ウォーキングからにしましょう。 2.運 動 運動は退院後1~2週間後位より始めて下さい。最初に始める運動は散歩ウォーキングからにしましょう。 仕事への復帰は退院後3~4週間位よりはじめられるようになりますが、 復職については主治医と相談してください。 激しい運動(テニス・ゴルフ・ジョギングなど)は主治医との相談が必要です。 外来時にその都度相談しましょう。
退院後の日常生活 3.睡 眠 4.禁 煙 一日約6~8時間取るようにして下 さい。 タバコは今後の経過に支障がありま す。 3.睡 眠 一日約6~8時間取るようにして下 さい。 4.禁 煙 タバコは今後の経過に支障がありま す。 このまま禁煙を続けて下さい。
退院後の日常生活 5.清 潔 チューブが入っていたところの抜糸 は退院後の外来で行うことがありま す。 退院前日に抜糸が終了していない方 5.清 潔 チューブが入っていたところの抜糸 は退院後の外来で行うことがありま す。 退院前日に抜糸が終了していない方 は主治医もしくは看護師に退院後の シャワー浴とガーゼ交換について相 談して下さい。 (テープの交換だけで消毒が不要な 場合もあります。)
退院後の日常生活 6.そ の 他 1) 風邪を引かないように十分注意し て、外出より帰宅時はうがいをし ましょう。 て、外出より帰宅時はうがいをし ましょう。 2) 高カロリー、高蛋白でバランスの よい食事をとりましょう。 3) 衣服は深呼吸が十分できるように 胸やお腹をしめつけないものにし 4) 痛みのある方は傷を冷やさないよ うにして下さい。 入浴や温湿布は痛みに対して有効です。
退院後の日常生活 からだの調子に自信がついたら、仕事 に復帰。 外出も旅行も、何でもできます。
退院後もこれだけは忘れずに! ☆ 定期的な診察や検査に行きましょう。 ☆ 毎月1回、自己検診を続けましょう。 手術後5年までを目途に、定期的な診察や検査を 行います。診察や検査の間隔は、手術後の状態に よって違いますから、医師の指示通り、決められた 日に診察や検査を受けるようにしてください。なお、 定期検査は肺がんを対象としているものです。他の 病気をカバーするものではありません。気になるこ とは、かかりつけ医までご相談下さい。 定期的な診察や検査を ☆ 毎月1回、自己検診を続けましょう。 どんな病気でも早期に発見して、 早期に治療することが大切です。 受診前に、自己チェック項目に従って、ご自分の体調を記入してください。気になるところがあったら、病院主治医又はかかりつけ医に相談してください。
☆ 指示された薬は忘れずに服用しましょう ☆ 一人で悩まないようにしましょう 病院で処方された薬は、手術後の状態を安定させるために必要なものです。 薬を服用するように医師から指示された場合には指示された通りに忘れずに正しく服用してください。 副作用がある場合には、処方医に申し出て下さい。 ☆ 一人で悩まないようにしましょう あなたが安心して治療や検査を続けていくために は、家族とともに医師や看護師とのコミュニ ケーションをよくし、一緒にこの病気と闘っていく 気持ちが大切です。 明るく、希望を持って前進し、建設的な生活を 送りましょう。不安や心配なことがある時は患者相談窓口や医師、担当看護師に気軽にご相談下さい。
【あなたが手術を受けた日】 年 月 日 【診断について】 1、非小細胞肺癌 2、組織型: 3、進行度(病理病期): お名前 さん 連携パス登録番号 【あなたが手術を受けた日】 年 月 日 【診断について】 1、非小細胞肺癌 2、組織型: 3、進行度(病理病期): □ Stage 0 :Tis □ Stage ⅠA1 :T1mi □ Stage ⅠA1 :T1a(腫瘍径≦1cm) □ Stage ⅠA2 :T1b(腫瘍径>1-2cm) □ Stage ⅠA3 :T1c(腫瘍径>2-3cm) □ Stage ⅠB :T2a(腫瘍径>3-4cm) □ Stage ⅡA :T2b(腫瘍径>4-5cm) □ Stage ⅡB :T3 (腫瘍径>5-7cm) T: N:0 M:0 4、術前に高値を示した腫瘍マーカー 名称: 値: 【受けた手術】 □ 肺部分切除術 □ 肺区域切除術 □ 肺葉切除術 □ リンパ郭清術
肺がん術後連携パス(退院~6ヶ月) 診療場所 病院 経過 1ヶ月後 2ヶ月後 3ヶ月後 受診月日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) お名前 さん 連携パス登録番号 診療場所 病院 経過 1ヶ月後 2ヶ月後 3ヶ月後 受診月日 年 月 日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) 血液検査 □血算・生化学 腫瘍マーカー (術前に高値だったもののみ) □CEA □SCC □シフラ □SLX □pro-GRP 画像検査 □胸部レントゲン撮影 □ □胸部CT □脳MRI その他検査 □喀痰細胞診 医師コメント (必要時) 【 自己チェック項目 】 胸痛 咳 血痰 呼吸苦 発熱 食欲 体重 □あり □なし ㎏ メモ
★何かあればまずかかりつけ医に相談を! ★かかりつけ医への受診間隔はかかりつけ医の指示どおりに! MEMO 診療場所 かかりつけ医 病院 ★かかりつけ医への受診間隔はかかりつけ医の指示どおりに! ★何かあればまずかかりつけ医に相談を! お名前 さん 連携パス登録番号 MEMO 診療場所 かかりつけ医 病院 経過 3~4ヶ月後 6ヶ月後 受診月日 年 月 日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) 血液検査 □血算・生化学 腫瘍マーカー (術前に高値だったもののみ) □CEA □SCC □シフラ □SLX □pro-GRP 画像検査 □胸部レントゲン撮影 □胸部CT □脳MRI □ その他検査 □肺機能検査 □喀痰細胞診 医師コメント (必要時) 【 自己チェック項目 】 胸痛 咳 血痰 呼吸苦 発熱 食欲 体重 □あり □なし ㎏ メモ
肺がん術後連携パス(9ヶ月~2年) 診療場所 かかりつけ医 病院 経過 9ヶ月後 1年後 1年3ヶ月後 受診月日 年 月 日 診察 □問診 お名前 さん 連携パス登録番号 診療場所 かかりつけ医 病院 経過 9ヶ月後 1年後 1年3ヶ月後 受診月日 年 月 日 年 月 日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) 血液検査 □血算・生化学 腫瘍マーカー (術前に高値だったもののみ) □CEA □SCC □シフラ □SLX □pro-GRP 画像検査 □胸部レントゲン撮影 □胸部CT □脳MRI □腹部CT □骨シンチ □ その他検査 □喀痰細胞診 医師コメント (必要時) 【 自己チェック項目 】 胸痛 咳 血痰 呼吸苦 発熱 食欲 体重 □あり □なし ㎏ メモ
★何かあればまずかかりつけ医に相談を! ★かかりつけ医への受診間隔はかかりつけ医の指示どおりに! MEMO 診療場所 病院 かかりつけ医 ★かかりつけ医への受診間隔はかかりつけ医の指示どおりに! ★何かあればまずかかりつけ医に相談を! お名前 さん 連携パス登録番号 MEMO 診療場所 病院 かかりつけ医 経過 1年6ヶ月後 1年9ヶ月後 2年後 受診月日 年 月 日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) 血液検査 □血算・生化学 腫瘍マーカー (術前に高値だったもののみ) □CEA □SCC □シフラ □SLX □pro-GRP 画像検査 □胸部レントゲン撮影 □胸部CT □ □胸部レントゲン撮影□胸部CT □脳MRI □腹部CT □骨シンチ その他検査 □喀痰細胞診 医師コメント (必要時) 【 自己チェック項目 】 胸痛 咳 血痰 呼吸苦 発熱 食欲 体重 □あり □なし ㎏ メモ
肺がん術後連携パス(2年6ヶ月~5年) 診療場所 かかりつけ医 病院 経過 2年6ヶ月後 3年後 3年6ヶ月後 受診月日 診察 □問診 お名前 さん 連携パス登録番号 診療場所 かかりつけ医 病院 経過 2年6ヶ月後 3年後 3年6ヶ月後 受診月日 年 月 日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) 血液検査 □血算・生化学 腫瘍マーカー (術前に高値だったもののみ) □CEA □SCC □シフラ □SLX □pro-GRP 画像検査 □胸部レントゲン撮影 □胸部CT □ その他検査 医師コメント (必要時) 【 自己チェック項目 】 胸痛 咳 血痰 呼吸苦 発熱 食欲 体重 □あり □なし ㎏ メモ
★何かあればまずかかりつけ医に相談を! ★かかりつけ医への受診間隔はかかりつけ医の指示どおりに! 診療場所 病院 かかりつけ医 経過 4年後 ★かかりつけ医への受診間隔はかかりつけ医の指示どおりに! ★何かあればまずかかりつけ医に相談を! お名前 さん 連携パス登録番号 診療場所 病院 かかりつけ医 経過 4年後 4年6ヶ月後 5年後 受診月日 年 月 日 診察 □問診 □触診 (表在リンパ節) 血液検査 □血算・生化学 腫瘍マーカー (術前に高値だったもののみ) □CEA □SCC □シフラ □SLX □pro-GRP 画像検査 □胸部レントゲン撮影 □胸部CT □ □胸部Xp撮影 その他検査 医師コメント (必要時) 【 自己チェック項目 】 胸痛 咳 血痰 呼吸苦 発熱 食欲 体重 □あり □なし ㎏ メモ MEMO 5年間の経過観察は終了です。
検査値のデータをここに貼り付けましょう 検査値のデータをここに貼り付けましょう お名前 さん 連携パス登録番号
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当院の 各部署・担当のご案内 【 患者支援担当 】 患者支援担当は当病院に入院・通院されている患者さん・家族の方々が安心して温かな医療・看護が受けられるよう、医師または看護師など病院内のスタッフとの連携はもとより、地域の医療・保健・福祉などの各機関と協働・連携をとりながら、より満足度の高い療養生活と充実した日々を送っていただけるように支援を行っています。 【 地域医療連携室 】 地域医療連携室では、地域医療機関との医療連携を進め、患者さんに安心して受診していただくため、地域医療機関の先生方と当院医師とのスムーズな連絡・連携の窓口としての役割を果たしています。
【 受診日・検査予約日の変更】 担当科外来にて診療予約の変更を承ります。 担当科に電話していただき、主治医もしくは看護師にお申し出ください。 ただし、腹部CT、MRIなどの検査は、予約を変更される場合は1か月以上先延ばしとなることがございますので、あらかじめご了承ください。 【 予約外受診 】 必要があれば、予約外診療も受け付けています。 受診の際は、かかりつけ医に相談し、病院の地域医療連携室経由で診療予約を取っていただくか、もしくは担当科外来に電話で御相談ください。 【 夜間・休日などの対応 】 緊急を要する場合で、休日や夜間等かかりつけ医を受診できないときは、当院までご連絡いただき、地域連携パス患者であることをお伝えください。 電話番号: 053 - - (代表)