共同利用ユーザーアンケート集計 すばる共同利用担当

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1 ( 様式8 ) 提案書雛型ア 資料2 - 1 (提案者名を記載) ○○○○ 受付番号 ア.地域見守りサービス創出における調査 平成 23 年度医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出実証事業 ( IT 等を活用した医療・介護周辺サービス産業創出調査事業) 提案書 (提案事業のタイトルを記載:
2020 年( TMT 、 SPICA 時代)の すばる望遠鏡 高見英樹 ( 国立天文台) 年の光赤外の情勢 大きな流れ TMT 稼働開始 SPICA 打ち上げ、 JWST は? LSST 稼働開始、 HSC の役割は? Keck 、 Gemini は存続だが予算は厳しい、 VLT は着実.
受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-1:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (平成22年度医療情報化促進事業の検討内容を踏まえ、被災地において被災.
資料3-7 NIEM等 海外調査報告 経済産業省 CIO補佐官 平本健二.
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将来計画委員会 組織名 設置 人数 活動 高宇連 2013-, 名 宇電懇 なし? 惑星科学会 常設 7名
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UH88/UKIRT時間 プログラム小委員会報告 泉浦秀行 (岡山天体物理観測所)
経営戦略は 本当に必要か? 経営戦略班.
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すばるプロポーザル審査について 千葉柾司 (東北大・すばるTAC).
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学術機関リポジトリとは 定義 学術機関リポジトリ (Institutional Repository) は,大学あるいは研究機関の電子的な知的生産物(論文,電子的教材,実験データ,学会発表資料)を蓄積し,保存し,(原則として)無料で発信するための保存書庫。 意義 研究成果の視認性とアクセシビリティの向上.
東大・理・天文 平松 正顕 ○東大・理・天文 高梨 直紘
突発現象のToO観測 野上大作 (京大 花山天文台) 2011/09/07(Wed)
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9.講習の振り返り・お役立ち情報 Version1.2
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付箋紙を用いたワークショップ型 授業研究会の進め方
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伊藤洋一(兵庫県立大学) 大朝由美子(埼玉大学)
ファイバー面分光装置KOOLS-IFU - 京大3.8 m望遠鏡との接続に向けて -
本フォーマットに従い、提案する研究開発の説明資料を作成してください。
今井 裕 鹿児島大学総合教育機構共通教育センター 理工学研究科天の川銀河研究センター
シスコの保守運用サービス シスコシステムズ合同会社 2016年1月.
営業トレーニング 提供: [名前].
Nobuo ARIMOTO NAOJ/GUAS (Sokendai)
(提案事業のタイトルを記載:80文字以内) ○○○○○○○○○○○○ (提案者名を記載) ○○○○
(提案者名を記載) ○○○○ 「公衆無線LAN整備協力事業者」 提案書 (様式2) 提案書雛型
[ 改訂版 ] シスコシステムズ合同会社 2017年1月.
【1 研修の目的、内容及び実施方法】 1.1 研修目的
国立天文台研究会 『高精度アストロメトリ観測の時代を迎えた21世紀の天文学』 議論 世話人代表 郷田直輝
事業区分: 課題調査事業 コンソーシアム等名称: ○○ 事業名: △△ 代表団体名: □□ 参加団体: ▲▲、■■ 協力団体: ●●、◎◎
単独事業者での応募にあたっては、コンソーシアム等名称、参加団体の記入は必要ありません。 事業区分: 課題調査事業 コンソーシアム等名称:
1業務の実施方針等に関する事項 【1.1事業実施の基本方針、業務内容等】
2018年度共同利用観測報告 (KaVA and EAVN)
全入時代の大学 大学が提供するべきものは.
研究開発名称 (対象とする技術のイラストや図) 提案者:○○株式会社 研究開発の概要 概算経費
平成24年度国立大学法人等若手職員勉強会 分科会2 全体会発表
何のための組織変更か? KEKが益々巨大化し、一方で国立大学法人の予算の削減が厳しい中で、   いかにして多様なロードマップを実現し、世界を先導する研究拠点を実現す   るのか?  日本の(世界の)基礎科学研究の基盤が崩れようとしている時に、これまで   の運営で乗り切れるのか?新しいKEKの側面を展開する必要あり。
すばる/HDSによる系外惑星HD209458bの精密分光観測
職能資格制度 1970年代以降普及 ⇒ 職務遂行能を力によって従業員を職能資格に分類し、職能資格を基準に 〈利点〉 〈問題点〉
第2回実務者会議の議論を受けた検討(データWG関係)
研究開発名称 (対象とする技術のイラストや図) 提案者:○○株式会社 研究開発の概要 概算経費
沖縄における希少作物の産地化及び観光資源化
H21年度教務WG FD担当から報告 教務WG:山澤一誠,眞鍋佳嗣 2010年2月25日 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
Keck-II several nights
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共同利用ユーザーアンケート集計 すばる共同利用担当 2011.1.19-20 すばるユーザーズミーティング 共同利用ユーザーアンケート集計   すばる共同利用担当 すばるに応募・来所経験のある日本人574人にアンケートを送付し、86人の方から回答を頂きました(回答率15%) ご協力ありがとうございました。 集計結果と主なコメントを紹介します。 回答してくださった方々は、、、 ・観測機器(5) ・超新星(2) ・AGN(2) ・十分な知識を持ったレフェリーを選んでほしい。 ・悪天候のため観測できなかった提案を再申請すると次は採択されないことがあって困る ・レフェリーが順位をつけるほど個々の提案に差がないので、以前のようなABCのランク付けのほうがよい ・TACもレフェリーの一人になるべき ・少数の学生やPDを審査の議論に加えれば公平性が保て、教育効果もある。 ・もう少し倍率が下がれば各提案3人のレフェリーにしてもよい。 ・もう少し早いと助かる(5) ・外国人共同研究者に伝えられないので日本語のコメントは困る ・これまでの出版論文数/採択プロポーザル数のような指標を作ってはどうか? ・レフェリーコメントを具体的に書いてほしい ・ウェブベースで投稿できるとよい(2) ・TeXが面倒 ・改訂の回数制限をなくしてほしい ・締切が年会直前で困る ・全装置に積分時間見積もりツールを ・以前よりコメントが充実している ・学部学生や博士号のない社会人の参加を認めるべき(3) ・旅費支給について柔軟な対応を ・学生に対する支援を充実させてほしい ・装置によって観測に必要な人数が違うことを理解してほしい ・プロポーザルに名前がなくても参加できるように ・単に見学に行くだけの観測者がいるようだ。 ・ウェブベースで来訪申請・観測準備ができるとよい ・羽田発着便にシャトルを対応させてほしい ・ハレポハクの食事がまずい(4) ・レンタカー代を出してほしい ・ヒロリモートだと食事が不便 ・免許がないので移動が不便 ・ホテルの質にばらつきがある ・滞在延長ができないのは不便 ・ハレポハクの環境が悪化している ・ナニロアにレストランがない ・ホテル代がもう少し安いとよい ・すばるのサポートは質が高い(同様意見多数) ・サポートが手厚すぎてユーザーが自立できないかも(2) ・新装置には最初からマニュアルを準備してほしい ・データリダクションマニュアル等の出版が遅い ・すべての装置のマニュアルを整備してほしい ・COMICSでヒロリモート観測したい その他のコメント ・今後10年を見据えて、国立天文台は明確なビジョンを示すべき ・国立天文台の共同利用が波長で違うのは不便である。ポータル、受付、アーカイブなどはなるべく同じデザインで使用できるようにするべき ・旅費と時間の節約になる三鷹リモートを推進すべき ・日本からのリモート観測を可能にしてほしい(2) ・「チャレンジング枠」があって毎回1-2件採択できるとよい ・ユーザーの固定化が危惧される。論文生産数なども調査すべきだ。 ・割り当て時間の最小単位を半夜ではなく、時間単位で行うのも重要 ・Mauna Kea サイトについて、大気透過率と夜光を波長の関数で示したデータがあると便利 ・時間交換や装置削減についても設問がないと偏ったアンケート結果になってしまう ・アンケートにどのように対応したのか報告してほしい ・すばるが2台ほしい ・大型プログラムと個別共同利用のバランスが大事、どちらも重要(2) ・大型プログラムと個別共同利用は1対4くらいがよい ・戦略枠提案を一般共同利用と同じ土俵できちんと評価すべき ・戦略枠は夜数に見合った成果を出せるものだけにするべき ・戦略枠提案が大きな夜数を使うのなら、そのチームが予算を取ってきて他の中小望遠鏡の時間を他のユーザーのために確保するべき ・ToO枠へは引き続き配慮してほしい。 ・1夜に複数の観測をアサインなどフレキシブルな運用を ・今後数年はフレキシブルな運用が必要になる ・パイプラインの整備が重要 S11B公募スケジュール(予定) 公募要項公開       2月上旬(第二週頃) Normal/Intensive 締切 3/11(金)正午 Service締切        4/8(金)正午 *注意点:技術審査に必要な情報はScientific Justificationではなくform内のTechnical  Informationの項に書いてください ・キュー観測は効率がよいが運用負担が大きいので、慎重な検討が必要(同様意見多数) ・装置数が多いのでキューは無理ではないか?(2) ・一晩に使える装置が一つではキューの効果はない。 ・キューとクラシカルそれぞれに利点があり併用がよい ・今後大型サーベイの時代になればキューを検討すべきかも(3) ・個別の装置についてのキュー観測なら可能かも ・クラシカル観測で経験を積むことも重要 ・キューの導入によって実質的な観測時間が増える ・長期モニター観測にキューは有効 ・キュー観測ではデータの質の保証が問題になる ・人任せではデータに愛着がわかない ・不要。指導教官がしっかり指導すればよい(3) ・サイエンスメリットで審査すべき。甘やかすべきでない(同様意見多数) ・高倍率の現状では非現実的(3) ・学生の名前を借りる不正が心配(4) ・ボーダーラインで配慮する現在の方法で十分(3) ・院生でも採択されている。 ・10%を院生枠にさくべき。通常枠への応募も可とする。 ・学位論文には配慮すべき ・院生枠よりもプロポーザルを日本語可にしたほうが学生支援になる