山中 佳子(准教授) 専門:地震学 巨大地震発生 メカニズムの解明 リアルタイム 地震学
ダイナミクス講座 地震グループ 地震グループとしての大テーマ ・御嶽山周辺での地震火山活動の解明 ・低周波微動の解明 ダイナミクス講座 地震グループ 地震グループとしての大テーマ ・御嶽山周辺での地震火山活動の解明 ・低周波微動の解明 個人として 巨大地震発生メカニズムの解明 今日は 山中:ダイナミクス講座地震Gが目指していること 山崎:御嶽山についての具体的テーマ 中道:低周波微動についての具体的テーマ を紹介 卒論はグループとして責任をもって指導する
構造的弱点におけるひずみ集中機構の解明 全国プロジェクトの推進 (平成20年度~平成24年度) 御嶽山周辺での地震観測を行う 全国プロジェクトの推進 構造的弱点におけるひずみ集中機構の解明 (平成20年度~平成24年度) 御嶽山周辺での地震観測を行う 火山フロントから離れている ひずみ集中帯の中にある ◆1979年噴火以降,蒸気の噴煙 2007年小規模噴火
1984年長野県西部地震,1969年美濃中部地震 群発地震域 1969年M6.6 1984年M6.8 1934年M6.3 1984年M6.2
2007年震源分布,地殻変動源との比較 2007火山学会 赤い星が超長周期イベントの発生位置.緑と橙はGPSで観測された地殻変動を説明するための変動源モデル.黒丸は震源分布.御嶽山では山頂へ一直線上にマグマが上昇してきたことが示唆される. 超長周期イベントは,名大の広帯域地震計記録とF-netとHi-netの記録とあわせた解析から,開口割目モデルで説明される.このようなイベントの解析には十分な数の広帯域地震計が必要であるが,F-netやHi-netの観測点がごく近傍にない御嶽山においては山近辺に名大が設置した3カ所の広帯域地震計記録の寄与が大きい.
今年度 高感度地震計■5点と広帯域地震計●2点設置 今年度 高感度地震計■5点と広帯域地震計●2点設置 (レナーツLE-3D/Lite) (CMG40T) NU.KMD(上垂) 岩が少なく設置場所に悪戦苦闘 NU.ORH (折橋/木曽福島スキー場) NU.MTB (王滝/松原スポーツ公園) NU.KKS (木曽福島/京都大学 理学部木曽生物学実験所)
今年は夏に集中観測を実施(▲) 本プロジェクトの目的: ▽群発活動と日本海東縁の歪みの関係 ▽被害地震発生メカニズムの解明 本プロジェクトの目的: ▽群発活動と日本海東縁の歪みの関係 ▽被害地震発生メカニズムの解明 ▽御嶽山火山活動メカニズムの解明
地震計データを使って 我々と一緒に 未だ謎の低周波現象の解明をしませんか? 深部低周波微動,slow slipの発生分布 1944 地震計データを使って 我々と一緒に 未だ謎の低周波現象の解明をしませんか? 1946 南海道地震 (M8.0) 1944 東南海地震 (M7.9) (広瀬,2007) 深部低周波微動,slow slipの発生分布 低周波地震は30-40kmの等深度線に沿って起こっている
スロースリップが起きると、滑りの悪い隣の領域に 大地震をもたらすひずみがたまる。巨大地震の ひずみ量の推定に、これからは微動や超低周波地震 の観測を生かすことができる と考えられている
東南海における低周波地震活動 伊勢湾: 低周波現象はない 紀伊半島: 低周波地震多発 まだ謎のまま! しかし 低周波地震がプレート境界 低周波現象はない 紀伊半島: 低周波地震多発 しかし 低周波地震がプレート境界 のどこでどういう原因で 起こっているかは まだ謎のまま! コンターは1944年東南海地震のすべり分布 ●は気象庁による低周波地震
鳳来にてアレイ観測を実施中
我々と一緒に地震観測、解析をしませんか? そこで 我々と一緒に地震観測、解析をしませんか? ・御嶽山 ・鳳来アレイ のデータ解析を しませんか? 震源過程解析もできます