コンビニのカウンターコーヒーの 課題と新しいサービスの提案 14-1-017-0271 美馬理恵子
●目的 低価格でありながらも美味しく、スピーディーに購入できるといった魅力を持つカウンターコーヒーが、今後も人々に求めてもらえるようこの研究を進める。 ●方法 ① カウンターコーヒーの始まりの背景や大手3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)の戦略について調査する。 ② コンビニエンスストアを利用する顧客にアンケートを行い、人々がカウンターコーヒーに求めていることを調査する。 ③ コーヒーの飲み比べやカウンターコーヒーを利用した際の体験談などをヒアリング調査する。 ④ 調査をもとに新しいサービスを提案。今後の改善点を探る。
カウンターコーヒーとは? コンビニエンスストアの主にレジ付近で販売されているテイクアウトコーヒーのことである。 3社比較 セブンカフェ ・コンセプトは「より豊かでより上質な時間」 ・富士電機と共同開発のコーヒーマシンを使用 ・アラビカ豆100%使用、一杯ずつペーパードリップ
マチカフェ ・コンセプトは「あなたのマチが、どこでも、カフェ になる。」 ・イタリア製のエスプレッソマシンを使用 ・世界でも名高いブラジルのイパネマ農園産の 「熟成豆」を使用 ・抽出方法はエスプレッソ方式 ファミマカフェ ・コンセプトは「一息つける、くつろげる空間」 ・ドイツ製のコーヒーマシンを使用 ・グアテマラ、ブラジル、コロンビア、タンザニア、 4産地のブレンド豆を使用 ・抽出方法はエスプレッソ方式
アンケート調査 ①好きなカウンターコーヒーはどこか、選んだ理由 3社同時に比較すると、
②いつ利用するか ③どこで利用するか ④誰と利用するか
⑤コンビニコーヒーに何を求めますか。 ⑥カフェコーヒーとカウンターコーヒーどちらをよく利用しますか。
3社飲み比べ 普段好んで飲むコーヒー 飲み比べして良かったコーヒー 1人目 セブンイレブン ローソン 2人目 3人目 4人目 1人目 セブンイレブン ローソン 2人目 3人目 4人目 ファミリーマート 5人目 6人目 7人目 8人目 ローソン・ファミリーマート 9人目 10人目
●結論 ・人々は、カウンターコーヒーに対し、価格の安さだけでなく値段以上の 美味しさを求めていることが分かった。また、提供までのスピードも購入するうえでの大切な条件である。 ・メニューの豊富さやイートインスペースの確保も人々を惹きつける要因になっている。 ・一方、従業員のコーヒーやコーヒーマシンの知識不足や、店舗の清潔感が顧客のその後の利用に関わっており、今後の課題である。
●まとめ ・新しい提案 ①他の商品との相乗効果を狙ったコーヒーのアレンジメニューを設置する。 ②コーヒーの回数券をつくる。 ・改善点 ①他の商品との相乗効果を狙ったコーヒーのアレンジメニューを設置する。 ②コーヒーの回数券をつくる。 ・改善点 ①カウンターコーヒーを利用したことがないお客様への対応。 ②従業員のコーヒーやコーヒーマシンに対する知識。 ③店舗のコーヒーマシンやイートインスペースの清潔感。
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