第2回 福祉の現在・現在 厚生労働省(2018) 障害者白書 厚生労働省(2016) これからの精神保健福祉のあり方に 関する検討会資料
障害者の状況 身体障害者:436万人 知的障害者:108万2千人 精神障害者:392万4千人 人口千人当たりの人数 身体障害者は34人 知的障害者は9人 精神障害者は31人 国民のおよそ7.4%が何らかの障害を 有している
障害者の状況1 身体障害者:436万人 知的障害者:108万2千人 精神障害者:392万4千人 人口千人当たりの人数 身体障害者は34人、知的障害者は9人 精神障害者は31人 国民のおよそ7.4%が何らかの障害を 有している
障害者の状況2 施設入所者の割合 性別・年齢階層別 身体障害1.7%、知的障害11.1%、精神障害8.0% 身体障害:65歳以上の割合が高い 男女比はほぼ同数 知的障害:若年世代の割合が高い 男性の割合が高い 精神障害:65歳以上の割合が高い 女性の割合が高い
療育手帳所持者数 総数 重度 その他 不詳 平成28年 962 (100) 373 (38.8) 555 (57.7) 34 (3.5) 平成23年 622 242 (38.9) 303 (48.7) 77 (12.4) 対前回比 (%) 154.7 154.1 183.2 44.2 重度は373千人、その他は555千人と推計され、前回調査と比較して増加している
精神障害者の状況 中間まとめ 65歳以上が増加 患者の多くは外来、入院患者は減少 統合失調症は漸減、認知症は漸増 新規入院者の87%は、1年以内に退院。 医療保護入院が年々増加 →要件の明確化を受けて、認知症等の方への 適用が増えた
諸外国との比較 圧倒的に日本の病床数が多い 他国の病床数は減少 日本はほとんど変わらない <理由> 病院の経営問題(民間病院が多い) 入院患者1人につき年間平均500万円の医療費 退院支援には専門スタッフが必要だが、人件費 などの補助が十分でない 社会の偏見、受け皿となる住まいの確保が困難
平成23年生活のしづらさに 関する調査 住居 同居あり78%、 月収9万円未満:45.7% 持ち家:26.4%、家族の持ち家36.7%、 賃貸住宅:19.2%、公営住宅9%、 グループホーム9% 同居あり78%、 夫婦35.1%、親子71.8% 月収9万円未満:45.7% 障害基礎年金が主な収入源
障害者の就業実態把握のための調査(平成23年度) 就業率 精神障害者28.5% 身体障害45.5% 知的障害51.9% 常用雇用32.4% 常用雇用以外65%
障害者雇用実態調査(平成25年) 従業員5人以上の事業所に雇用され る障害者 精神障害者4万8千人 身体障害者43万3千人 知的障害者15万人 精神障害者であることを「隠して」 働いている
1ヶ月の平均賃金は15万9千円 週所定労働時間別 障害者雇用実態調査(平成25年) 30時間以上19万6千円 20~30時間8万3千円 20時間未満4万7千円
平成28年生活のしづらさに関する調査 全国の在宅の障害児・者、難病者、長引く病気 やけが等により生活のしづらさがある者 12601人中6175人の有効回答数 本人またはその家族等から 「眼鏡などを使っても見えにくい」 「音や声が聞こえにくい 「歩いたり階段を上り下りすることが難しい」 「思い出すことや集中することに困難を伴う」 などの回答があった者
平成28年生活のしづらさに関する調査 65歳未満 65歳以上 頻度 毎日 生じた時の年齢 18歳未満 障害の原因 ①病気 ②わからない ③その他 ②加齢 ③事故・けが 障害福祉サービスの利用 32.0% 22.7% 介護サービス の利用 8.7% 36.3%
日常生活上の支援として福祉サービスをどの程度利用したいか? 65歳未満 65歳以上 毎日 3.0% 2.6% 1週間に3~6日 程度 3.1% 4.5% 1週間に1~2日 5.6% 7.9% わからない 21.5% 18.2% 利用したくない 33.3% 23.9% 不詳 33.6% 42.9%
生活のしづらさ まとめ 雇用の問題:低収入・不安定就労 住まいの問題:家で支援が難しい場合 生活支援のサービスの問題 生活のしづらさ まとめ 雇用の問題:低収入・不安定就労 住まいの問題:家で支援が難しい場合 生活支援のサービスの問題 福祉サービスを利用したくない者の多さ 利用できない? 福祉サービスを知らない? 福祉サービスでは補えない?