家庭でできる情報モラル教育とは お忙しい中,お集まりいただきありがとうございます。これから「家庭でできる情報モラル教育とは」というテーマでお話をします。 ○○学校
今日のお話 インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) はじめに(情報モラルとは) はじめに(情報モラルとは) インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) お話の内容はこの5つです。30分程度でお話は終了する予定です。
資料の確認 我が家の大事なルール作成手順プリント 情報モラルお役立ち プリント集 お手元の資料は揃っていますか?「情報モラルお役立ちプリント集」は表紙を合わせて6枚あります。プリントを見ていただく場面がありますので,ご準備ください。 我が家の大事なルール作成手順プリント
今日のお話 インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) はじめに(情報モラルとは) はじめに(情報モラルとは) インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) それでは始めます。今は本当に便利な世の中になりました。例えば携帯電話1つあれば色々なことができますよね。電話やメールが出来るだけでなく,テレビを見たり,インターネットもできたりします。私たちが子どもの時には考えられないことでした。
学年が上がるにつれて,携帯電話の所持率は確実に高くなっている。 はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 携帯電話を持っている児童生徒の割合 このグラフを見てください。これは宮城県内の「携帯電話を持っている児童生徒の割合」を示したものです。グラフの赤い部分が「持っている数」青い部分が「持っていない数」です。学年が上がるにつれ,携帯電話を持っている数は確実に増えていますし,当然トラブルも多くなります。「数で言うと高校生の話でしょ。小学生,中学生は携帯電話を持っている数,少ないから安心」と思いたくなりますがそうではないのです。 学年が上がるにつれて,携帯電話の所持率は確実に高くなっている。
年齢に関係なく トラブルに巻き 込まれる 携帯電話持たせてないから安心 携帯電話を持っている児童生徒の割合 はじめに おわりに 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 携帯電話を持っている児童生徒の割合 携帯電話持たせてないから安心 年齢に関係なく トラブルに巻き 込まれる 国民生活センターに寄せられた報告に,小学生が親の携帯電話を無断で使い、ゲームサイトで有料サービスを多数購入し,なんと10万円の高額請求をされたという事例がありました。いかがでしょうか。このような話を聞くと「携帯電話を持たせていないから安心」というわけではないですし,「年齢に関係なくトラブルに巻き込まれる可能性」があるということになります。非常に心配なことです。
知識 判断力 心構え 情報モラル教育 危険を避け,情報を上手に賢く使うための を身に付けるための教育 はじめに おわりに 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 情報モラル教育 危険を避け,情報を上手に賢く使うための を身に付けるための教育 知識 判断力 心構え そこで,必要になるのが情報モラル教育なのです。この教育を通して,危険を避けながら情報を上手に賢く使うための知識や判断力,心構えを身に付けます。子どもたちに情報モラルを教えるため,一緒にこの研修で勉強していきましょう。
今日の研修のポイント ○ 家族での話合い ○ ルールづくり はじめに おわりに 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 今日の研修のポイント ○ 家族での話合い ○ ルールづくり お話に入る前に今日の研修のポイントを整理します。ポイントは2つ。「家族での話合い」と「ルールづくり」です。
今日のお話 インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) はじめに(情報モラルとは) はじめに(情報モラルとは) インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) それでは,インターネットの光と影についてご説明します。光とはインターネットの便利な点を表します。影とは気をつけなければならない点です。
インターネットの光 ~ 私たちの生活を助けてくれる はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに インターネットの光 ~ 私たちの生活を助けてくれる インターネットでできること ○ 料理のレシピ ○ 夜間・休日診療 ○ 災害対策 ○ 旅行の情報 ○ 学校,市役所の情報 等 検索 まずはインターネットの光の部分についてです。例えば,「休日に子どもが高熱を出した。あれ,新聞が見当たらない?どうしよう。どこか休日診療やっているところを調べたい」という時に市役所のホームページを使います。わかりやすい所に「医療機関」のボタンがあります。試しに今日ご自宅で確かめてみてください。便利ですよ。このように困った時に必要な情報を素早く調べることができるので,インターネットは私たちの生活を色々な場面で助けてくれます。
インターネットの光 ~ 私たちの生活を助けてくれる はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに インターネットの光 ~ 私たちの生活を助けてくれる 児童生徒・保護者の意識(携帯電話やパソコンの良い点) いろんなことを 調べることができる 勉強の役に立つ 児童生徒 宮城県内の児童生徒,保護者の皆さんに「携帯電話やパソコンの良い点」についてアンケート調査をしたところ,9割以上の人達が「いろんなことを調べることができる」「勉強の役に立つ」と答えています。多くの方がインターネットの光の部分を高く評価していることがわかります。 インターネットで様々な 知識が身に付けられる 保護者 宮城県教育研修センター 平成21年6月実施の情報モラルに関するアンケートより (小・中・高の児童生徒,保護者対象) 11
インターネットの影 ~ インターネットに潜む危険 はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに インターネットの影 ~ インターネットに潜む危険 トラブル事例 ネットいじめ 不当請求 出会い系サイト 相手の顔が わからない世界 トラブルを 防ぐためには 学校と家庭 で一緒に子 どもを守る 次に影の部分です。インターネット上では様々なトラブルがあります。「ネットいじめ」や「不当請求」「出会い系サイト」の被害が社会問題になっていますよね。特に出会い系サイトは性犯罪や性非行の温床として大きな問題になっています。具体的には,ネット上で知り合った顔のわからない人物の言葉を信じて誘いにのり,わいせつ事件に巻き込まれるというものです。こういったトラブルを未然に防ぐためにも,学校と家庭で一緒に子どもを守っていきましょう。 12
インターネットの影 ~ インターネットに潜む危険 はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに インターネットの影 ~ インターネットに潜む危険 児童生徒・保護者の意識(携帯電話やパソコンの心配な点) 人間関係・お金の トラブルに巻きこまれる 知らない人に 個人情報が漏れる 児童生徒 県内の児童生徒・保護者の皆さんも,「携帯電話やパソコンの心配な点」として「個人情報が漏れる」「トラブルに巻き込まれる」など,これまでご紹介した点を心配に思っているようです。 トラブルに巻き こまれるおそれがある 保護者 宮城県教育研修センター 平成21年6月実施の情報モラルに関するアンケートより (小・中・高の児童生徒,保護者対象) 13
今日のお話 インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) はじめに(情報モラルとは) はじめに(情報モラルとは) インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) 今日のお話 ここまでの説明を踏まえ,今度は「子どもたちをトラブルから守るための方法」について,具体的に考えてみましょう。
トラブルを 防ぐ機能 有害情報を自動的に 見れなくする機能 フィルタリング機能 パソコン 携帯電話 はじめに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに パソコン フィルタリング機能 有害情報を自動的に 見れなくする機能 トラブルを 防ぐ機能 携帯電話 子どもたちを先ほどご紹介した「出会い系サイト」や「不当請求」などのトラブルから守る機能として,パソコンと携帯電話には何が備わっているかを考えてみたいと思います。どんな機能があるかご存知ですか?【指示】 ご存知だという方は手を挙げていただけませんか。☆保護者の反応を見る ○ 手が挙がった場合→指名して意見を聞く。【発問】 どんな機能ですか? ○ 手が挙がらなかった場合→次のスライドへ
有害情報を自動的に 見れなくする機能 フィルタリング機能 パソコン 携帯電話 はじめに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに パソコン フィルタリング機能 有害情報を自動的に 見れなくする機能 携帯電話 フィルタリング機能ですよね。これは有害情報を自動的に閲覧できなくする機能です。携帯電話会社は未成年者に携帯電話を販売する時に,原則フィルタリング機能を設定しないといけません。しかし,保護者の同意があれば手続きを行ってこの機能を解除することができます。実際に解除してしまう保護者もいるそうです。なぜ,危険だとわかっていて,フィルタリングを解除してしまうのでしょうか。
解除した理由 第1位 解除した理由 第2位 解除した理由 第3位 『フィルタリングサービスを,解除した理由はなんですか』 はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 『フィルタリングサービスを,解除した理由はなんですか』 「フィルタリングに関する実態調査報告書」東京都の青少年・治安維持対策本部 平成21年3月より (http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/11_chousa/filtering2009.pdf) 解除した理由 第1位 解除した理由 第2位 東京都で保護者に「フィルタリングを解除した理由」を調査した結果があります。1位,2位,3位には何が入っているでしょうか。 解除した理由 第3位
解除した理由 第1位 解除した理由 第2位 第3位 子どもに反発された 『フィルタリングサービスを,解除した理由はなんですか』 はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 『フィルタリングサービスを,解除した理由はなんですか』 「フィルタリングに関する実態調査報告書」東京都の青少年・治安維持対策本部 平成21年3月より (http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/11_chousa/filtering2009.pdf) 解除した理由 第1位 解除した理由 第2位 まずは第3位です。3位は「子どもに反発されたから」となっています。 第3位 子どもに反発された
解除した理由 第1位 第2位 子どもにとって不便でかわいそうだ 第3位 子どもに反発された はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 『フィルタリングサービスを,解除した理由はなんですか』 「フィルタリングに関する実態調査報告書」東京都の青少年・治安維持対策本部 平成21年3月より (http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/11_chousa/filtering2009.pdf) 解除した理由 第1位 第2位 子どもにとって不便でかわいそうだ 第2位は「子どもにとって不便でかわいそうだから」となっています。【指示】 第1位は何だったと思いますか?どなたか答えていただけませんか?☆保護者の反応を見る ○ 手が挙がった場合→指名して意見を聞く。【発問】 どんな回答ですか? ○ 手が挙がらなかった場合→次のスライドへ 第3位 子どもに反発された
第1位 子どもを信用している 第2位 子どもにとって不便でかわいそうだ 第3位 子どもに反発された はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに 『フィルタリングサービスを,解除した理由はなんですか』 「フィルタリングに関する実態調査報告書」東京都の青少年・治安維持対策本部 平成21年3月より (http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/11_chousa/filtering2009.pdf) 第1位 子どもを信用している 第2位 子どもにとって不便でかわいそうだ 第1位は「子どもを信用しているから」となっています。このような理由からフィルタリング機能が解除され,結果として様々なトラブルに巻き込まれているのです。フィルタリング機能を「解除する場合」と「解除しない場合」を具体的な場面を使って考えていきましょう。 第3位 子どもに反発された
このお母さんは携帯電話のフィルタリング機能をどうしようかと迷っています。 はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに このお母さんは携帯電話のフィルタリング機能をどうしようかと迷っています。 スライドに映っているお母さんは,そろそろ娘たちに携帯電話を持たせようかと考えています。しかし,「フィルタリング機能を解除しようか」「そのまま設定したままにしておくべきか」迷っているようです。
A フィルタリングを解除する はじめに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 親子喧嘩をしなくて済むし,子どもを信用してフィルタリング機能を解除する「選択肢A」を選ぶか・・・
A B フィルタリングを解除する フィルタリングを解除しない はじめに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに フィルタリングを解除する A フィルタリングを解除しない B それとも,少々不便な思いをさせても,子どもの安全を考えてフィルタリング機能を解除しない「選択肢B」を選ぶのか。
A B どちらを選びますか フィルタリングを解除する フィルタリングを解除しない はじめに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに どちらを選びますか フィルタリングを解除する A フィルタリングを解除しない B 会場の保護者の皆さんはどちらを選びますか。【指示】 心の中で「A」か「B」どちらか一方を選んでください。(30秒 時間をとる)☆保護者の反応を見る様子をみながら次のスライドへ
フィルタリングを解除した場合 フィルタリングを解除した場合 心 配 心 配 好奇心 好奇心 はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに フィルタリングを解除した場合 フィルタリングを解除した場合 心 配 心 配 好奇心 好奇心 それでは,フィルタリングを解除した場合はどうなるか,フィルタリングを解除しないとどうなるかを確かめてみましょう。まず,フィルタリングを解除する「A」の場合です。人間は初めて見聞きする情報に対して,「安全なのか,安全でないのか」を判断する際に迷って心配になります。しかし,一方で「もっと色んなことを知りたい」という好奇心から
フィルタリングを解除した場合 予測困難なトラブル 心 配 好奇心 はじめに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り おわりに フィルタリングを解除した場合 心 配 好奇心 時として思いもよらない行動をとることがあります。子どもの場合は大人に比べて,その影響を強く受けますので,トラブルに巻き込まれる危険性が非常に高くなります。 予測困難なトラブル
フィルタリングを解除しない場合 心配が減る はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに フィルタリングを解除しない場合 フィルタリングを解除しない「B」はどうでしょう?当然,こちらの方が安全ですよね。なぜなら,有害な情報を予めフィルタリング機能が防いでくれるので,「安全なのか,安全でないのか」を判断する時に,迷う心配は少なくなります。 心配が減る
フィルタリングを解除しない場合 心配が減る 知識を得る はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに フィルタリングを解除しない場合 安全が保障された環境の中で,インターネットを利用することができるので,子どもたちも安心して知識を得ることができると思います。 心配が減る 知識を得る
安 全 ≠ 安 心 フィルタリング 心配が減る 知識を得る はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに フィルタリング 安 全 ≠ 安 心 しかし,残念なことにフィルタリングは全てに対応できる万能な機能ではありません。フィルタリングは新しい悪質サイトが誕生しても,その対策に時間がかかるため,正常に機能できない空白の期間が発生してしまいます。そう考えると必ずしも「安全 =(イコール) 安心」ではないのです。ではフィルタリング機能を活用しながら,より安心して情報社会に子どもたちを関わらせるためには何が必要だと思いますか。 心配が減る 知識を得る
家族でよく話し合った 結果できたルール はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 家族でよく話し合った 結果できたルール それはルールです。しかもただルールを作るだけでなく,家族でよく話し合った上で作るルールです。誰でも一方的に押し付けられたルールは長続きしませんよね。ルールを守る工夫を考えたり,そのルールを守れなかった時のことを考えるなど,じっくり話し合ってできたルールこそ機能すると思います。
今日のお話 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) はじめに(情報モラルとは) はじめに(情報モラルとは) 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) 今日のお話 それではこれから「家庭でできるルールづくり」について提案します。
ルールづくりのためのプリント はじめに はじめに 子どもたちを守る術 おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに ルールづくりのためのプリント お手元にあるプリントをご覧下さい。これがルールづくりのプリントです。プリントの左側にはルールづくりの手順が載っています。右側はお子さんが記入するための用紙です。それでは記入の手順をご紹介します。
記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ まずはルールの一覧から,ルールを選びます。
はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り こちらがルールの一覧を拡大したものです。15個のルールが用意されています。今日は保護者の皆さんに選んでいただきますが,ポイントが2点あります。
ポイント① ルールは3つ はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 1点目はお子さんと一緒にルールを確認しながら,3つのルールを選びます。一覧のルールは全て大事です。その中でも「我が家では特に,この3つを守りましょうね」と話し合いながら決めてください。 ポイント① ルールは3つ
ポイント① ルールは3つ ポイント② 独自のルール はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 2点目は一覧に無い独自のルールを考えていただいても結構です。ここまでできれば本当に素晴らしいと思います。それではポイントを参考にルールを選んでみましょう。今回はルールの脇にあるチェック欄にチェックマークを記入していただくだけで結構です。また,独自のルールを考えた方はプリントの「大事な約束」に書き込んでください。【指示】 いかがでしょうか。周りの保護者の方とプリントを交換しながら,どんなルールを選んだのか確かめてみてください。【発問】 それでは,1つで結構です。どんなルールを選んだのか,理由も含めて発表してください。ありがとうございました。今,発表していただいたことは,ルール選びの参考になるとても貴重なものでした。それでは記入の手順に戻ります。 ポイント① ルールは3つ ポイント② 独自のルール
記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ 夜9時以降は使わない はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ 夜9時以降は使わない 今日は記入していただかなくて結構ですが,実際には選んだルールをプリントの「大事な約束」欄にお子さんが書くことになります。
記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ 【2】相談する機会を設ける 夜9時以降は使わない はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ 夜9時以降は使わない 【2】相談する機会を設ける 次に2番目の「大事な約束を守るための工夫」を使って,お子さんに「何か困ったことがあったら,安心して相談しなさい」と一言,声をかけてください。人間誰しも誘惑に負けそうになります。そんな時は「自分はどう行動すればよいのか」をお子さんにアドバイスしてほしいと思います。
記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ 【2】相談する機会を設ける 【3】自分を見つめなおす 機会を与える 夜9時以降は使わない はじめに はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 記入上のポイント 【1】一覧からルールを選ぶ 夜9時以降は使わない 【2】相談する機会を設ける 最後にお子さんが「大事な約束」を守るための最終的な対策をします。これは約束を守れなかった時の罰則ではなく,お子さんが自分自身を見つめなおし,今後はどうすればいいのかを考えるためのものです。 【3】自分を見つめなおす 機会を与える
はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り これは「大事な約束を守れなかった時」を拡大したものです。3つの選択肢から1つ選びます。期間と場所,他の考えで構成されています。どれを選ぶにしてもじっくりと話し合ってから決めるようにしてください。
子どもに「家族みんなでやっている」という安心感を与える はじめに はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 「我が家の大事なルール」活用のコツ ○ 1~2週間に1回,情報交換をする ○ 10分程度の簡単な話合いでよい 我が家の大事なルール活用のコツについて説明します。1~2週間に1回,10分程度で構いません。このプリントを使って情報交換をしてみてください。お子さんも「家族みんなでやっている」という安心感があれば,より約束の大切さを意識してくれます。 子どもに「家族みんなでやっている」という安心感を与える
今日のお話 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) はじめに(情報モラルとは) はじめに(情報モラルとは) 情報社会の光と影 子どもたちを守るために 家庭できるルールづくり おわりに(今日のまとめ) 今日のお話 今日のまとめです。
保護者から言われた (61.7%) 保護者から言われなかった (47.1%) 保護者の協力と子どもへの働きかけが重要 はじめに はじめに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 『都内中学生の携帯フィルタリング設定状況』 平成21年7月実施の警視庁少年育成課の調査より 【フィルタリングを設定した理由】 保護者から言われた (61.7%) 【フィルタリングを設定しなかった理由】 保護者から言われなかった (47.1%) スライドをご覧ください。これは,警視庁が平成21年7月に都内の中学生に対して調査した「フィルタリングの設定状況」です。この数字からもわかるように,フィルタリングを設定「する」も「しない」も保護者の影響力が強いということがわかりますよね。子どもたちにとって保護者であるみなさんの協力と働きかけが何よりも大事です。 保護者の協力と子どもへの働きかけが重要
家庭で大切にしてほしいこと ○ 家族での話合い ○ ルールづくり はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 家庭でできるルール作り おわりに おわりに 家庭で大切にしてほしいこと ○ 家族での話合い ○ ルールづくり 最後に確認です。最初にお示しした今日の研修のポイントが2つありました。「家族との話合い」と「ルールづくり」。この研修を通して感じ取っていただいたことをもとに,ご家庭でも情報モラルについて気軽に話題にしていただきたいと思います。
このボタンをクリック はじめに はじめに おわりに おわりに インターネットの光と影 子どもたちを守るために 家庭でできるルール作り 今日ご紹介したプリントこのホームページからでダウンロードすることができます。ご家庭で確認してみてください。 このボタンをクリック
終 家庭でできる情報モラル教育とは ○○学校 46 本日の研修は以上で終了になります。保護者の皆様のご協力が,子どもたちのより良い成長につながります。今後もよろしくお願いします。ご清聴ありがとうございました。 終 ○○学校 46