桜美林大学におけるアメリカ型A.O.選抜導入の試み Admissions Office 桜美林大学におけるアメリカ型A.O.選抜導入の試み June,2004 安田 馨 出光 直樹 (株式会社進研アド) (桜美林大学) Restructure Obirin University
AO入試の変革 選考組織の改革 選考内容の改革 選考システムの改革 拡大代表者会議の設置 全学一括選考による学部間のばらつきの解消 書類選考を中心とした職員中心型システム
選考内容 ◆1999~2002年 学部ごと ◆2003年~ 全学統一 文学部 経済学部 国際学部 経営政策学部 一次【書類選考】 二次【面接】
選考システム ◆1999~2002年度 教員中心 ◆2003年度~ 職員・教員協同 書類選考【各学部入試委員】 面接【教員】 最終決定【教授会】 ◆2003年度~ 職員・教員協同 書類選考【コミッティー】 面接【教職員】 最終決定【代表者会議】
改革動機 教員の業務量が大きくなってきた 主観に頼らぬバランスのとれた選考方法の模索 職員と協力した選考方法の必要 主観に頼らぬバランスのとれた選考方法の模索 書類選考方法の再構築 アメリカにおけるアドミッションズ・オフィスの入学者選抜方法に活路
改革経緯 学内組織の再構築(組織のライン化) アメリカのA.O.に関する調査 Oberlin Collegeへの職員派遣 アドミッション・センターは学生担当副学長に アメリカのA.O.に関する調査 大越学生担当副学長によるヒアリング調査 Oberlin Collegeへの職員派遣 後藤アドミッション・センター課長
選考組織の改革 職員を中心とした選考システム 拡大代表者会議 による決定 面接 コミッティーによる 選考 書類選考 評価シート作成 副学長、入試委員、職員 拡大代表者会議 による決定 面接 コミッティーによる 選考 書類選考 アドミッション・センター職員 評価シート作成 エントリー
書類選考方法の再構築 1、主担当、副担当による読み込みと評価シートの作成 2、コミッティーによる書類通過者決定 *Oberlinモデルを導入した *面接に傾倒しないシステム
改革の評価 昨年度入学者のGPA平均 それまでのAO入学者GPA
今後の方向性 面接の有無 必要性はどの程度か? 評価方法の確立 AO入学者をどう評価していくのか?