02w074 川東 裕也 1.開業するにあたって 2.どういった会社にするか 3.企業経営に必要な人材 Ⅰ、開業での必要資金、人材 02w074 川東 裕也 1.開業するにあたって 2.どういった会社にするか 3.企業経営に必要な人材
1.開業するにあたって 起業開業に際して重要なことは、単に手続をすませることではなく、資金調達、資本政策、商法、最適な税務戦略を総合的に勘案した戦略的な選択が必要です。
2.どういった会社にするか 会社には、株式会社、有限会社、合資会社、合名会社と四つの種類がある。 (1).株式会社 社会的信用、資金調達力は一番であり、大企業向きである。将来上場を計画している場合や、あるいは方範囲な顧客を相手とするビジネスを行うのに適している。しかし、その分資本金も最低1000万円必要であり、手続きも難しい。 (2).有限会社 社員(出資者)が、有限責任社員だけで構成される会社。最低資金制度の導入により、資本金は最低300万円必要である。 (3) .合名会社 個人事業的色彩が強く、無限責任社員だけで構成されるのが最大の特徴。資本金がほとんどいらないため、出資に必要なお金がほとんどかからず設立できる。税制上は所得が赤字なら法人税や事業税はかからない。しかし、もし会社が倒産した場合、社員は無限責任を負わなければならない。 (4) .合資会社 合名会社と同様に、少人数で小規模の事業を行うのに適している。合名会社と違うのは、一人以上の無限責任社員と有限責任社員とで構成されている点だ。つまり、ほかからの資本を導入できるのである。
法人の種類と設立形態による違い 設立時の最低資本金額 1000万円 300万円 1円 種類 株式会社 有限会社 合資会社 合名会社 設立時の最低社員構成 有限責任社員 無限責任社員 (1人)と 有限責任社員 無限責任社員 (2名) 経営者の 責任範囲 有限責任 無限責任 取締役 3名以上 1名以上 必要なし 監査役 1名以上(大会社は3名) 定款認証費用 10万円 なし 出資保管証明書・銀行の委託手数料 2~3万円 登録免許税 15万円 6万円 司法書士登記手数料 40万円程度 30万円程度 20万円程度 設立時のその他雑費 数万円
3.企業経営に必要な人材 どのような人材が必要か 仕事によっては、人件費を削減して、即戦力になりえる人材を確保する必要があります。①専門的な資格所有者 ②経験や技術を身につけている人 ③パートやアルバイト