国際貿易の外観
総支出としてのGDP GDP = 消費 + 投資 + 政府購入 + 純輸出 純輸出 = 輸出額 - 輸入額
世界の貿易額の推移
貿易の対GDP比の上昇理由 各国における関税の引き下げ 非関税障壁(輸入数量制限など)の削減 輸送費の低下 輸送時間の短縮 貿易金融・保険制度の拡充
日本の貿易額の推移
2000年代の貿易の対GDP比の増加 アジアとの貿易拡大 アジア諸国の経済成長 工業製品の製造工程の国際分業 原油価格の上昇
商品貿易とサービス貿易 商品貿易 サービス貿易:異なる国の居住者間でサービスの取引を行うこと 消費財:日用品,加工食品 農産品:肉類商品,野菜や果物 耐久財:自動車,家電製品 工業製品:機会,重機 サービス貿易:異なる国の居住者間でサービスの取引を行うこと 外国の航空会社のサービス 外国の銀行のサービス
世界貿易に占める主要品目の割合
日本の貿易相手国
国の所得の違いに見る貿易の様子 科学製品 機会・輸送運用器 石油製品 高所得国 低所得国 農産物 原油 家具・繊維・履物
貿易の分類 産業間貿易:互いに異なる産業で生産された商品の貿易 産業内貿易:互いに同じ産業で生産された商品の貿易 垂直貿易:ある国が原材料を輸出して,他の国がそれを輸出する 水平貿易:最終生産物をお互いに取引する
日本の品目別商品貿易(2011)
日本の戦後貿易の外観 GATTへの加盟 国際収支の天井 輸出の急増と貿易摩擦 市場開放圧力 WTOと整合的な貿易政策 地域貿易協定の締結
国際収支統計 国際収支統計:ある期間内における国内居住者と外国居住者との間の経済取引を体系的に記録したものである。 経常収支 資本収支 外貨準備増減 誤差脱漏
経常収支の内訳 貿易収支 所得収支 サービス収支 経常移転 商品の貿易 労働所得や利子・配当金の受け渡し サービスの貿易 物的支援や海外で働く労働者の本国への送金
日本の対外貿易収支
日本の国際収支統計