21世紀COEプログラム成果報告シンポジウム

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21世紀COEプログラム成果報告シンポジウム 学際・複合・新領域分野 「次世代メディア・知的社会基盤」 ~基盤技術、メディアデザイン、社会的応用の相互関連モデルの推進~ 徳田英幸 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 http://www.coe21.sfc.keio.ac.jp/ © H.Tokuda 2004

次世代メディア・知的社会基盤アーキテクチャの確立 研究教育拠点の目的 次世代情報インフラの研究やディジタルメディアの応用とその社会基盤実証実験に関して、理念、方法論、基礎理論、要素技術、応用などの研究開発 ITやディジタルメディア学の研究者と政策科学系の研究者が1つの組織内で協調作業を通じて研究開発を推進し、新しい学問的な方法論までを創出 基盤実証実験を通じて、人間、社会、環境、文化、教育、医療などを支える21世紀型知的社会基盤アーキテクチャの確立をめざす世界的レベルの研究教育拠点を形成  次世代メディア・知的社会基盤アーキテクチャの確立 © H.Tokuda 2004

研究教育活動実績 本拠点における学際・複合・新領域における実践的な研究教育自体が、我が国の大学における新しい学際的研究教育 のあり方をリード インターネット構築・普及、ネットワークコミュニティ育成、WEB技術標準化への貢献 平成8-12年度COEプロジェクト「創造的ディジタルメディアの基礎と応用に関する研究」での国際的研究拠点の確立 平成12年度ハイテク・リサーチ・センター「次世代サイバースペースの研究」におけるサイバースペース研究センターの設置 平成14年度「e-ケア」 プロジェクト © H.Tokuda 2004

学際・融合型のアプローチ :A :A :B :B :C :C :A :B :C 先端的な基盤実証実験 先端的な基盤実証実験 次世代応用基盤 次世代インフラ基盤 次世代インフラ基盤 :A 先端的な基盤実証実験 :B 次世代応用基盤 :C 次世代インフラ基盤 © H.Tokuda 2004

研究教育拠点形成のねらい 世界最高水準の拠点をめざして 21世紀型知的社会基盤をめざして ニーズとシーズの両面からのアプローチ KEIO-SFCの研究リソースを活用し、次世代インフラ基盤、次世代応用基盤、および先端的な基盤実証実験の3層における研究を融合させて、研究開発を推進 ITやディジタルメディア学の研究者と政策科学系の研究者が1つの組織内で協調作業を通じて研究開発を推進し、新しい学問的な方法論までを創出し、実証実験を通じて研究成果を社会に展開 21世紀型知的社会基盤をめざして ニーズとシーズの両面からのアプローチ インタラクティブ社会とコモンズ型社会基盤 © H.Tokuda 2004

世界最高水準の拠点形成 戦略的位置づけ: 世界的研究ネットワークの拠点との連携 ハーバード大学 Barkman Center for Internet and Society トロント大学 McLuhan Program ウイリアム&メアリー大学 Reves Center for International Studies カーネギーメロン大学計算機科学部 MIT メディアラボ ケンブリッジ大学コンピュータコミュニケーション研究所 ミラノ工科大学、シエナ大学 清華大学、延世大学 © H.Tokuda 2004

拠点形成の特色 新しい学際的研究教育の確立 次世代インフラ基盤、次世代応用基盤、および先端的 な基盤実証実験の3層における研究を融合 次世代情報インフラやディジタルメディアの応用とその社会基盤実証実験に関して、理念、方法論、基礎理論、要素技術、応用などの研究 40Gbpsの次世代バックボーンの上での新しいインフラ、応用基盤を研究開発 ITやディジタルメディア学の研究者と政策科学系の研究者が1つの組織内で協調作業を通じて数々の社会的基盤実験を展開 新しい学際的研究教育の確立 世界的に活躍できる博士課程学生の育成 先端的な基盤実証実験 次世代応用基盤 次世代インフラ基盤 © H.Tokuda 2004

COE拠点メンバーと研究グループ 拠点メンバー 研究グループ 32 事業推進担当者 26 リサーチアシスタント 次世代インフラ基盤グループ 次世代応用基盤グループ 先端的な基盤実証実験グループ © H.Tokuda 2004

COE拠点メンバーと研究グループ 次世代インフラ基盤、次世代応用基盤、および先端的な基盤実証実験の3グループ における研究を融合   における研究を融合 ●研究代表・研究全体統括: (徳田) ●次世代インフラ基盤 :(村井+5名):次世代インフラのための要素技術の研究と次世代インフラの構築 次世代インフラ・プロトタイプシステム 次世代WEBシステム     次世代セキュアネットワーク 次世代ヒューマンインタフェース     次世代知識ベース ●次世代応用基盤:(千代倉+9名):次世代メディアの応用を支える基盤技術を研究し、それを   利用できる応用プロトタイプ    メディアと言語   メディアと人間    次世代応用基盤メディアと知的協調作業     メディアと感性   メディアと知識処理   メディアと仮想現実感    メディアと知的財産権 ●先端的な基盤実証実験:(金子+14名):人間・社会・組織・コミュニ ティ・看護に対して与えるインパクトを、先端的な実証実験を通じて検証し、 他グループとともに知的社会基盤アーキテクチャを確立 e-ラーニング e-ガバナンス e-スペース 先端的な基盤実証実験 次世代応用基盤 次世代インフラ基盤 © H.Tokuda 2004

拠点における学術的相関図 e-Learning e-Governance e-Space メディアデザイン Smart Web 多言語教育 Lifelong Model e-ケア 遠隔コンサルテーション 算数学習モデル e-Governance 行政情報システム 地域通貨システム キャリア J-Reset e-Space 地域形成 g-contents g-ITservice e-community planning メディアデザイン e-Learning System Smart Graphics 移動媒体 Smart Web Semantic Web 連想オントロジーの応用 Webアクセサビリティ デジタルコンテンツ Micro Archiving Digital Music Museum Architecture 知財権管理技術 身体知 Analytical Model Ubiquitous Env. Smart Space Tech. Ubiquitous Interface Networking Streaming技術 衛星インターネット Multi DataBase Active・MultiDB Security&Privacy セキュリティ技術 プライバシー管理技術 © H.Tokuda 2004

The COE Program at KEIO-SFC Next Generation Media/ Intelligent Infrastructure e-Governance e-Learning e-Space e-Society Experimental Space Practical Experiments Development Servers Application-base Databases Infra-core 40Gbps KISH-III © H.Tokuda 2004

OTN準拠43Gbit/s共同実験伝送装置 43Gbit/s 光送受信部 GbE信号収容部 慶應大学矢上キャンパス © H.Tokuda 2004 慶應大学湘南藤沢キャンパス

これまでの経緯 2002/09 ヒヤリング 2002/10 採択 次世代メディア・知的社会基盤プログラムの拠点形成 全体会議 & リーダー会議 2003/03 2002年度成果報告会 http://www.coe21.sfc.keio.ac.jp/ 2003/04 2003年度 2003/11 ORF2003 ユビキタス社会のかたち http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ORF/2003/ 2004/01 国際シンポジウム Interactive Society with Information Commons http://www.coe21.sfc.keio.ac.jp/ISIC2004/ 2004/03 2003年度成果報告会 2004/04 中間報告シンポジウム © H.Tokuda 2004

http://www.coe21.sfc.keio.ac.jp/ © H.Tokuda 2004

© H.Tokuda 2004

© H.Tokuda 2004

e-Learningツールによる情報発信 © H.Tokuda 2004

Q&A © H.Tokuda 2004