P4 通信システム P4.1 ディジタルフィルタの設計とその応用 P4.2 伝送線路のFDTD解析 P4.2 H4.1 P4.1 H4.1

Slides:



Advertisements
Similar presentations
円線図とは 回路の何らかの特性を複素平面上の円で表したもの 例えば、ZLの変化に応じてZinが変化する様子 Zin ZL
Advertisements

Signal Masterによる フィルタバンクの実装
第四章 情報源符号化の基礎 4・1 情報量とエントロピー 4・2 エントロピー符号化 4・3 音声符号化 4・4 画像符号化.
情報通信システム(3) plala. or 情報通信システム(3) 年5月10日 火曜日  午後4時10分~5時40分 NTT-IT Corp. 加藤 洋一.
復習.
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
スペクトル法による数値計算の原理 -一次元線形・非線形移流問題の場合-
放射線計測エレクトロニクスの信号処理の為の アナログ電子回路の基礎 第五回
第三章 ディジタル符号変換の基礎 3・1PCMパルス符号変換 3・2符号変換 3・3通信路符号形式 3・4スクランブル.
デジタル信号処理①
デジタル信号処理③
担当 : 山口 匡 伊藤 祐吾 (TA) 宮内 裕輔 (TA)
首都大学東京 都市教養学部数理科学コース 関谷博之
デジタル信号処理④
ガウス誤差関数を利用した 収束の速いヒルベルト変換ディジタルフィルタ
(ラプラス変換の復習) 教科書には相当する章はない
ディジタル回路 1. アナログ と ディジタル 五島 正裕.
表紙 MATLAB 応用講習会(A) 情報アシスタント M1 山本幸司.
電気回路学Ⅱ エネルギーインテリジェンスコース 5セメ 山田 博仁.
2.伝送線路の基礎 2.1 分布定数線路 2.1.1 伝送線路と分布定数線路 集中定数回路:fが低い場合に適用
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
システムモデルと伝達関数 1. インパルス応答と伝達関数 キーワード : 伝達関数、インパルス応答、 ステップ応答、ランプ応答
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
大阪大学 大学院工学研究科 極限光通信工学領域 井上研究室 欅田 直也・橘 遼太郎・隅田 拓也・高 祥史
計測工学 ブリッジ・フィルタ・ノイズ・AD変換
第7回 フィルタとは.
音信号表現 音声波形のデジタル化(PCM) サンプリング、標本化定理、量子化 ソースフィルタモデル
電気回路学Ⅱ エネルギーインテリジェンスコース 5セメ 山田 博仁.
画像処理 基礎.
電気回路学Ⅱ 通信工学コース 5セメ 山田 博仁.
電波の伝わり方
分布定数回路(伝送線路)とは 電圧(電界)、電流(磁界)は回路内の位置に依存 立体回路 TE, TM波
演習問題解答例 3. Fパラメータが既知の二端子対回路に電圧源 Eとインピーダンス ZGが接続された回路に対する等価電圧源を求めよ。 I1
第4回 信号表現とエリアシング.
電気回路学 Electric Circuits コンピュータサイエンスコース、ナノサイエンスコース4セメ開講 円線図 山田 博仁.
デザイン情報学科 メディア情報設計 河原英紀
 1オーム系 Z0 = 1Ω (1)  オームの法則 (V:電圧,I:電流,R:抵抗orインピーダンス) V = IR (2)   1オーム系では,
一般財団法人 VCCI 協会 教育研修専門委員会
6. ラプラス変換.
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
コンピュータサイエンスコース、ナノサイエンスコース4セメ開講
ディジタルフィルタの設計.
デザイン情報学科 メディア情報設計 河原英紀
逐次伝達法による 散乱波の解析 G05MM050 本多哲也.
電気回路の分類 一部修正しました 非線形回路 (重ね合わせの理が成り立たない) 線形回路 (重ね合わせの理が成り立つ)
電気回路学 Electric Circuits 情報コース4セメ開講 分布定数回路 山田 博仁.
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
Simulink で NXT を 動かしてみよう Simulink で NXT を動かす 微分値算出とフィルタ処理 ノーマルモード
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
電気回路学Ⅱ コミュニケーションネットワークコース 5セメ 山田 博仁.
等価電源の定理とは 複数の電源を含む回路網のある一つの端子対からその回路を見た場合、その回路は、単一の電源(電圧源或いは電流源)と単一のインピーダンスまたはアドミタンスからなるシンプルな電源回路と等価と見なせる。 ただし、上記の定理が成り立つためには、回路網に含まれる全ての電源が同一周波数(位相は異なっていても良い)の電源であることと、回路が線形である(重ね合わせの理が成り立つ)ことが前提となる。
7.一次元ダクトの消音制御系における低コスト化
                                                                   平成20年10月                       工学科   年生 学籍番号(          ) 氏名(                 ) □ フーリエ級数 □ フーリエ変換 □ SN比 □ 波長
アナログ と ディジタル アナログ,ディジタル: 情報処理の過程: 記録/伝送 と 処理 において, 媒体(メディア)の持つ物理量 と
ノイズ.
電子回路Ⅰ 第8回(2007/12/03) 差動増幅器 負帰還増幅器.
電子回路Ⅰ 第9回(2008/12/15) 差動増幅器 負帰還増幅器.
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
適応信号処理とその応用 大阪府立大学大学院工学研究科 電気・情報系専攻 大松 繁.
第2回 標本化と量子化.
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
電気回路学Ⅱ コミュニケーションネットワークコース 5セメ 山田 博仁.
P4 通信システム P4.1 ディジタルフィルタの設計とその応用 P4.2 伝送線路のFDTD解析 P4.2 H4.1 P4.1 H4.1
円線図とは 回路の何らかの特性を複素平面上の円で表したもの 例えば、ZLの変化に応じてZinが変化する様子 Zin ZL
電気回路学 Electric Circuits 情報コース4セメ開講 分布定数回路 山田 博仁.
二端子対網の伝送的性質 終端インピーダンス I1 I2 -I2 z11 z12 z21 z22 E ZL: 負荷インピーダンス V1 V2
電気回路学Ⅱ 通信工学コース 5セメ 山田 博仁.
電気回路学Ⅱ コミュニケーションネットワークコース 5セメ 山田 博仁.
アナログ と ディジタル アナログ,ディジタル: 情報処理の過程: 記録/伝送 と 処理 において, 媒体(メディア)の持つ物理量 と
第5章 伝送理論と伝送技術 5.1 電気通信設備の概要 5.2 アナログ伝送方式 5.3 ディジタル伝送方式 5.4 データ伝送方式
Presentation transcript:

P4 通信システム P4.1 ディジタルフィルタの設計とその応用 P4.2 伝送線路のFDTD解析 P4.2 H4.1 P4.1 H4.1 アナログ 信号 サンプリング AD 変換 ディジタル 信号処理 変調 伝送 ディジタル信号処理の更なる理解のために 離散フーリエ変換による信号解析の理解 ディジタルフィルタの設計と性能評価 伝送線路における信号伝搬の解析手法の体得

P4.1 ディジタルフィルタの設計とその応用 1. ディジタルフィルタの基礎 (1)線形と非線形特性を持つディジタルフィルタの理解 (2)離散フーリエ変換による信号解析 2. ディジタルフィルタの設計とその応用 (1)フーリエ級数法による設計 (2)周波数サンプリング法による設計 どちらか好きな方を選択 具体的には、低域・高域・帯域通過フィルタを設計し、 離散フーリエ変換によりその入出力特性を調べる。 注意:C言語を利用して、実験を行う。

P4.1 ディジタルフィルタの例 時間領域 周波数領域 ローパスフィルタ 時間領域 ※C言語で実装する 周波数解析 (フーリエ変換) 振 幅 時間 [ms] 周波数 [Hz] ローパスフィルタ 振 幅 時間領域 時間 [ms] 周波数 [Hz] ※C言語で実装する

P4.2 伝送線路のFDTD解析 2線式伝送線路 上記線路の 微小区間の等価回路 (分布定数回路) 電信方程式 i(t,z) 信号源 入 力 v(t,z) 出 力 ~ 2線式伝送線路 z=z z=z+dz 負荷 z=0 z=l C dz L z z+dz i v 上記線路の 微小区間の等価回路 (分布定数回路) 電信方程式 本実験では、分布定数回路で表される伝送線路における信号伝搬の様子をFDTD法を用いて解析する基礎技術を体得する。

FDTD(Finite-Difference Time-Domain)法 特徴 原理が簡単 汎用性を持つ 精度が高い 非線形問題も解析可能 広帯域性を持つ 伝送路の 電信方程式 微分を差分化する 時空間を離散化 信号を離散化 初期条件, 境界条件を用いて 電圧・電流を逐次に計算する

解析結果例:信号が線路を伝わる様子 v(t,z) ~ 負荷