Fair Trade フェアトレードで繋ぐ襷 ~世代を超えて~ 2010年10月3日 文京学院大学外国語学部 西村ゼミ A班 藤田・松下・大川・四方
Contents Ⅰ フェアトレードとは Ⅱ 生産者団体、サポート団体 Ⅲ 販売会社、消費者 Ⅳ 現状 Ⅴ 仮説 Ⅵ 提案 Ⅶ 検証
フェアトレード 直訳すると 「公平な貿易」 生産者に公平な賃金を支払う
強制労働 不当な低賃金 「公平な貿易」 環境への負担 児童労働
(World FairTrade Organizations) (Fair Trade Labeling Organizations) 世界フェアトレード機関 フェアトレード認証ラベル WFTO (World FairTrade Organizations) FLO (Fair Trade Labeling Organizations) 団体の保障 商品の保障
実際に見た児童労働 フィッシュポート で働く子ども 市場で野菜を売る 子ども ゴミ山で働く子ども 夜22時から翌朝4時まで働く子供 野菜を売り歩いている子供 悪臭が漂うゴミの中、裸足でゴミを拾う子供
町のフェアトレード生産者 1日8時間 以前 225ペソ(450円) 最低賃金 2倍以上 以前 225ペソ(450円) 最低賃金 2倍以上 収入が増えたことによって3食食べることができるようになった。 現在 450ペソ(900円) 10年後の夢は 土地を買って 子どものため 学校を作りたい!
フェアトレードの大切さを実感! 村のフェアトレード生産者 以前 電気が通ってない 電気がついたことによって夜でも仕事ができるようになった 以前 電気が通ってない フェアトレードの大切さを実感! 現在 電気が通るようなった 電気がついたことによって夜でも仕事ができるようになった 今後、今以上に村は発展するだろう!
フェアトレード認定商品の日本での市場規模 億円 日本での売上高は5年間で3.5倍に伸びているが 売上高は14億円(2008年)とまだまだ少ない! (出所:FairTrade Labeling Japan)
フェアトレード商品の販売高国際比較 下位レべル!! 日本は世界の フェアトレード国の中で (出所:New Internationalist magazine) )
フェアトレード商品の 日本での市場規模を ひろげていくことはできないだろうか
成長戦略モデル(アンゾフ) 市場 現在の市場 新規開拓する市場 市場浸透戦略 市場開拓戦略 商品・サービス 既存 マーケットシェア 拡大 新しい市場・顧客 開拓 多角化戦略 商品開発戦略 新規 新商品 開発 新たな分野 開拓
どのセグメントをターゲットとすべきか 国際協力に関心あり 中高年層 学生主体の若年層 国際協力に無関心
中高年の人たちは社会貢献に理解 募金ボランティアの55%は60歳以上 55%が 60歳以上 (出所:赤い羽根共同募金)
中高年の人たちは潤沢な資産を保有 家計の金融資産のうち82%を50歳代以上が保有 1,500兆円 2010年第1四半期末現在 (出所:日本銀行)
中高年ほど安心と品質を重視 安心重視 品質重視 (出所:全国農協乳業組合)
中高年層はフェアトレード商品の 購買層として狙えるのではないか 社会貢献に 理解 フェアトレード 商品の 購買層として適切 潤沢な資産 安心・品質 重視 しかし、フェアトレードの認知度が低い!
巣鴨の中高年層(50代~80代) 100人に認知度調査 質問:あなたはフェアトレードという言葉を知っていますか? 中高年層の認知度は1割以下
中高年層のフェアトレードに対する理解が高まれば、中高年層は そこで私たちは仮説をたてました 仮説 中高年層のフェアトレードに対する理解が高まれば、中高年層は フェアトレード商品の 大きな購入層として期待できる。
仮説の検証のために 生涯学習グループ ビジネスリーダー グループ 協力 プレゼン アンケート 消費者団体グループ 趣味のグループ 協力
Q.フェアトレードを知ったうえで購入したことがありますか? (n=78)
Q.フェアトレードを理解した今、商品を購入したいと思いますか? 購入したいと思った理由・・・ (複数回答可) 93.8%が購入したいと思った 1位 社会貢献 36人 2位 安全性 27人 3位 高品質 10人
Q.店頭でフェアトレードコーヒーと他のコーヒーが 売られていた場合、どちらを選びますか? 76.3%の人が フェアトレード商品を選好!!
フェアトレード商品の購入者層として期待できる このアンケート結果から・・・ 中高年層は、 社会貢献に理解 品質・安全性>価格 仮説が検証された! フェアトレード商品の購入者層として期待できる
ではどのように すればいいのか マーケティングリサーチ
Q.フェアトレード商品に求めるものは何ですか? (5段階評価) 1位 安全性 4.8 安全性・品質が圧倒的に高い!! 2位 品質 4.6 3位 使い勝手 3.9
Q.フェアトレード認証マークは購入の際、重要だと思いますか? (%) 57.1% 60 87.6% の人が重要 だと感じている!! 50 30.5% 40 30 20 10.7% 10 1.7% (n=56) 極めて重要 重要 それほど重要でない 全く重要でない
約90%が価格差を容認!! 44.6% 24.6% 18.6% 10.7% 1.5% Q.フェアトレード商品を持続的に購入できるためには 一般価格とどの程度の価格差であれば容認できますか? (%) 44.6% 50 約90%が価格差を容認!! 40 24.6% 30 18.6% 10.7% 20 10 1.5% 同価格 5%以内 10%以内 10%以上 気にしない
4Pの視点からフェアトレード市場規模増大のための 提案!! 4Pの視点からフェアトレード市場規模増大のための ビジネスプランを提案します!
4Pの視点 広報(Promotion) 商品 (Product) 流通 (Place) 価格 (Price)
まだまだ理解度が低い!! 広報(Promotion) フェアトレード 透明性 公平性 社会貢献 徹底させる!!
わたしたち学生 企業 フェアトレード イベントの実施 協力 中高年グループ 地域商店街
認証マークの徹底による価値の差別化(ブランド化) 衣服 食品 商品(Product) 認証マークの徹底による価値の差別化(ブランド化) 認証マーク認知度の普及 化粧品
フェアトレード商品専門のネット市場の開設! 流通 (Place) 百貨店、専門店での販売強化! フェアトレード 認証マークの ブランド化!! フェアトレード商品専門のネット市場の開設!
フェアトレードの ブランド価値に ふさわしい価格 価格 (Price) 国際協力 高品質 安心 消費者の サポート
4Pの視点でマーケティング戦略を! 広報(Promotion) 商品(Product) 流通(Place) 価格(Price) イベント活動の実施 商品(Product) 認証マーク 認知度の普及 流通(Place) 百貨店、専門店での 販売強化 ネット市場の開設 価格(Price) 価値にふさわしい 価格設定
日本円で約96億円!!! フィンランドでのフェアトレード商品の売上高 €(ユーロ) million (出所:Fair trade Finland)
信頼度78%!! フィンランドにおける フェアトレード認証マークの認知度 (2008年11月) フェアトレード認証マークの認知度 信頼度78%!! (2008年11月) (出所:Fair trade Finland)
フィンランドでのフェアトレード活動 すべての 大手小売 チェーン 昨年数千回実施 イベント 商品の 認知度の 1500種類 認知度90% 種類の増加 1500種類 認知度90% 認知度の 上昇 取り扱い店の増加 すべての 大手小売 チェーン 信頼度78% 消費者の 増加
私たちのマーケティング戦略は 実現可能だと信じています 4Pの視点でマーケティング戦略を! 広報(Promotion) イベント活動の実施 商品(Product) 認証マーク 認知度の普及 私たちのマーケティング戦略は 実現可能だと信じています 流通(Place) 百貨店、専門店での 販売強化 ネット市場の開設 価格(Price) 価値にふさわしい 価格設定