The Road to “New Public Commons” (ネットワークとコア機能の考察) 地域づくりコーディネーター養成講座2011 Team: Old Fashioned
1.地域の活動の現状 自治会の住民サービスやボランティア活動は、 5%にも満たない人々のつながりで維持されている
2.市民の意識 70%近くが 社会に 貢献したい と 思っている
3.5%と70%のギャップは... ・どのような地域活動があるの? ・こんな問題、 解決を手伝ってくれるひとは? 解決を手伝ってくれるひとは? ・仲間をつのりたいんだけれども、 どうすれば? ・得意なことで 地域活動を手伝いたいんだが ・社会活動や組織運営の勉強をしたい ・仕事は犠牲にできないし... etc.
4.活動を始めたのだが... ・運営をもっとうまくやりたい ・資金が不足気味なんだが ・スタッフがもっと必要だ ・活動をもっと知ってほしい ・協力できる組織はないの? ・他の団体はどんなことを? ・こんな協力ができるのだが ・経理がよくわからない ・この問題に詳しい人は? etc.
5.「新しい公共」へ 多種多様な市民のニーズ 価値観の変化 一元的公共の限界 公平・均一による不満足の増長 {テーマ型コミュニティ} NPO NGO ボランティア 団体 社会起業家 コミュニティ ビジネス 企 業
6.「新しい公共」の特徴 {テーマ型コミュニティ} NPO 企 業 NGO ・主役はひとりひとりの市民(公のために活動する主体) ボランティア 団体 社会起業家 コミュニティ ビジネス 企 業 ・主役はひとりひとりの市民(公のために活動する主体) ・心意気と応分の貢献(自覚と役割と責任)による ・経済的リターンと社会的リターンの両立(利益と還元) ・コミュニティを構成する人と とりまく人々の共感やコミットメントと言う協働もある ・組織体相互の対等なパートナーシップ(補完も含む) ・主体の民主的な合意による活動
7.行政の役割 ・より良い社会づくりを行う主体が 活動しやすい環境を作る ・「行政」=「公共」における公共財の集中を 活動しやすい環境を作る ・「行政」=「公共」における公共財の集中を 民主的に活用できるようにする ・独占してきた公共の領域を開放する 市民の選択肢を増やし、方法を任せる ・行政依存事業の民間委託化 etc.
8.ネットワーク構築とコア機能の提言 高機能中間支援組織の設置ー1 1.基本的機能 ・情報集積と情報発信・提供(行政情報含む) ・情報集積と情報発信・提供(行政情報含む) ・既存団体等のデータベース完備(公開情報) ・関連図書の整備(貸出対応) ・ミーティングスペース等の設置 ・ワイヤレス通信ポイントの設置 ・広報紙等の発行
高機能中間支援組織の設置ー2 2.エントランス支援機能 ・市民活動やNPOの初級講座等の開催 ・市民活動推進や参加促進の助言 ・市民活動推進や参加促進の助言 ・活動グループ等の紹介 3.コミュニティ支援機能 ・活動団体交流会の開催 ・情報交換会等の開催(団体相互、行政とも) ・活動に関する相談窓口 ・連携、協働等マッチング支援 ・コーディネーター紹介
高機能中間支援組織の設置ー3 4.インキュベート機能 ・法人設立の支援 ・助成金情報の提供 ・自立への支援 ・法人設立の支援 ・助成金情報の提供 ・自立への支援 ・会計講座、マネジメントセミナー等の開催 5.独自プログラムの提供 ・協力専門家の協力開拓 (経営、人材育成、税務、法律など) ・調査・研究・報告書作成事業受託 ・社会起業家育成 ・各種セミナー、研修会開催
9.ねらい ・社会的活動を行う個人または団体の 問題解決を側面から支援する組織となる ・自身はネットワークのコア的存在となる 問題解決を側面から支援する組織となる ・自身はネットワークのコア的存在となる ・自身もまた広義の意味で コーディネーターの役割を果たす ・内在する社会的問題を常に敏感にとらえる
お疲れ様でした...