SDGsと豊岡市 豊岡市役所戦略的政策分野担当.

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生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
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中山間地の環境保全と集約型農業の促進を目的とした
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SDGsと豊岡市 豊岡市役所戦略的政策分野担当

SDGsと豊岡市の状況 SDGsの豊岡市内の知名度は低い ピコ太郎を知っている人はいた 一方で、豊岡市内においても極めて強い関心を有 する人あり(国際的に活躍している人など) 豊岡市においても、持続可能な地域を形成するため の政策が実施され、SDGsの目標と近いもの(又は そのもの)がたくさんある ここでは、豊岡市における実践状況を報告

目標15 生物多様性 15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。

農業の近代化とコウノトリの絶滅 ▪ 水路と田んぼ間の分断による魚類 などの往来ができなくなる ▪ 農薬の使用によってエサとなる生物 が減少 ▪ 生産性向上を目的としたほ場整備 (乾田化)による水生生物の生息場 所の消失 ▪ 水路と田んぼ間の分断による魚類 などの往来ができなくなる ▪ 農薬の使用によってエサとなる生物 が減少 ▪ コウノトリの体内に蓄積された有害 物質(農薬)の影響による繁殖能力の 低下  昭和34年 巣塔の下で農薬が散布される様子

豊岡におけるコウノトリ個体数の推移 1971年(昭和46年) 日本のコウノトリ絶滅

コウノトリの人口繁殖と個体数の増加 ( 1989年~2017年 ) 2007年:野外でヒナ誕生・巣立ち 1999年:コウノトリの郷公園開園 2005年:試験放鳥開始 1999年:コウノトリの郷公園開園 1989年:人工繁殖に成功

コウノトリ野生復帰の取組み 運動拡大 環境経済 人材育成 湿地再生 環境創造型農業 コウノトリ 1965 1989 1997 2001 2005 2006 2010 2015

2.1 2030年までに、生態系を維持し、持続可能な食糧生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。 目標2 持続可能な農業  2.1 2030年までに、生態系を維持し、持続可能な食糧生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。

コウノトリ育む農法による環境創造型農業 コウノトリも住める豊かな環境 < コウノトリ育む農法の特色 > ▪ 無農薬、減農薬による栽培 ▪ 冬期や早期、田んぼに水張り ▪ 田植え後は、水を深く保つ ▪ 中干しの延期  田んぼに水を張る期間を長くすることで、1年を通してコウノトリの餌となる多くの生き物を育む。 コウノトリも住める豊かな環境 9 9

コウノトリ育む農法水稲作付面積の推移

8.2 多様化、技術向上及びイノベーションを 通じた高いレベルの経済性生産性を達 成する。 目標8 持続可能な経済成長 8.1 一人当たり経済成長率を持続させる。 8.2 多様化、技術向上及びイノベーションを 通じた高いレベルの経済性生産性を達 成する。 8.9 地方の文化振興・産品販促につながる 持続可能な観光業を促進するための政 策を立案し実施する。

豊岡市の産業政策  ~ 鞄産業 ~ 豊岡は江戸期より杞柳産業(柳行李)が盛んであり、そこから発展して全国有数の鞄産地となっている。 <主要な施策> ・カバン・アルチザン・スクール、鞄縫製トレーニングセンターの設立・運営を支援し、鞄職人の養成を促進(補助金2012~2016年計 1億6,640万円) ・革製鞄・革製小物生産の人材育成 (2017年予算 1,325万円) ・鞄UIターン促進(2017年予算 200万円) (鞄工業組合が行う消費動向調査、ブランド価値向上研究費用の補助)

かばん出荷額の推移 東京都足立区を抜いて、 国内トップに(H25年)

豊岡市の産業政策  ~ 観光 ~ 全国有数の温泉地である城崎温泉を中心とした誘客促進を行う。 従来型の観光地振興から着地型観光を展開するため、調査・マーケティングに基づく戦略的経営を志向。 頭打ちの国内客に加え外国人観光客をターゲットに。 ● 主要な施策 ▪ 観光地マーケティング(2017年予算 5,088万円)DMOの設立・経営、 人材・分析専門家の派遣、位置情報ビッグデータの分析、ブランド化のためのガイドライン構築 ▪ 外国人客プロモーション(2017年予算 2,224万円) インターネットでの広告配信、現地代理人による現地メディアへの売込み、海外旅行博への出展、外国語専用ホームページの運用

観光業(市内の観光宿泊者数の推移)

観光業(城崎の外国人観光客宿泊者数) H32年に10万人 達成を目指す

豊岡市のGDPの推移

市民一人当たりのGDPの推移

11.2 持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。 目標11 持続可能な都市 11.2 持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。

豊岡市の公共交通網(バス路線) 凡例 ● 城崎温泉駅 ● 豊岡駅 コウノトリ但馬空港 ◎ ● 江原駅 路線バス「全但バス」 生活 拠点 地域 拠点 ● 城崎温泉駅 中心 拠点 観光 ● 豊岡駅 観光エリア コウノトリ但馬空港 ◎ ● 江原駅 生活 拠点 地域 拠点 地域 拠点 凡例 路線バス「全但バス」 市営バス「イナカー」 地域交通「チクタク」

路線バスの利用者の減少に伴い市内26路線のうち11が路線休止(2008年10月) 地域の公共交通を守る 路線バスの利用者の減少に伴い市内26路線のうち11が路線休止(2008年10月) 対応策として市営バス「イナカー」を運行するも、利用 状況の改善が見られず一部廃止(2011年3月) 住民の生活の足を守るため、奥山地区で住民が運 営する乗合いタクシー「チクタク」をパイロット的に導入  (2010年11月試験運行、2011年4月本格実施) 以降、同様の悩みを抱える交通不便地域において順 次チクタクを導入。  (2011年5月 チクタク資母、2011年.7月 チクタクひぼこ、2013年.12月 チクタク合橋 運行開始) 

チクタク運行エリア チクタクひぼこ チクタク資母 チクタク合橋 チクタク奥山 5㎞ 15㎞ ◎豊岡市役所竹野振興局 ◎豊岡市役所城崎振興局 ◎豊岡市役所本庁舎 5㎞ 15㎞ チクタクひぼこ チクタク資母 豊岡市役所 日高振興局 豊岡市役所 但東振興局 ◎ 豊岡市役所 出石振興局 ◎ ◎ チクタク合橋 チクタク奥山

事業の概要 事業主体:豊岡市 運行委託先:地域の運行組織 使 用 車 :市公用車を無償貸与 運 転 手 :ボランティア運転手を地域で確保 事務員等:運行管理者、事務員を地域で確保 利 用 者 :地域住民(会員登録) ダ イ ヤ :地域で決定(週3日運行) 停 留 所 :地域で決定(地区内フリー降車) 運  賃:100円~200円(豊岡市有償旅客運送条例) 運行方法:定時定路線運行(予約制)

バス交通体系イメージ 市営バス『イナカー』 路線バス「全但バス」 チクタク チクタク 市街地循環バス 「コバス」 チクタク 福祉サービス 地域主体交通 チクタク  路 線 バ ス 休 止 対 応 地域拠点間の移動性確保 交通空白地域における地域の 主体の取組みを市が支援 市営バス『イナカー』 福祉サービス 路線バス「全但バス」 中心市街地-地域拠点、 地域拠点間の移動性確保 地域主体交通 チクタク 市街地循環バス 「コバス」 市街地の回遊性確保 スクールバス 地域主体交通 チクタク

利用者数、市負担額の比較 <利用者増加の要因> 実利用者のニーズに対応した細かい行先設定 ドアツードアに近いサービス 奥山+ひぼこ 資母 チクタク(H28) イナカー(H22) 24.8 9.6 197.4 22.5 利用者数の比較(月平均人数) 奥山+ひぼこ 資母 チクタク(H28) イナカー(H22) 市負担額の比較(千円、年額) 3,264 1,674 2,450 1,674 注)イナカーとチクタクの運行便数は同一ではない。 奥山・ひぼこ線を合算して表記。 注)市負担額=運行経費-運賃収入     奥山・ひぼこ線は運行形態が異なり単純比較はできない。 <利用者増加の要因> 実利用者のニーズに対応した細かい行先設定 ドアツードアに近いサービス 身近さ、親近感(運転手、事務員⇔利用者)

目標11 持続可能な都市 11.4 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。

文化遺産の保護・保全…伝統的景観の保護・保全 城崎 (豊岡市) 出石

出石の伝統的景観の保全

出石の景観保全 出石城下町は、1876年(明治9年)の大火の後、江戸時代の町割りの上に当時の伝統を引き継いだ建造物群が建築されたもの。その景観を市民共有の財産として保存。 ▪ 1987年 兵庫県景観条例の景観形成地区に指定(保全は努力義務) ▪ 2006年 市の保存条例制定(努力義務から義務へ) ▪ 2007年 伝統的建造物群保存地区保存計画策定、国の重要伝統的建造物保存地区に指定 [保全促進策] 保全基準に準じた住宅改修への補助制度や固定資産 税の減免を行い、2007~2019年で71件の保全改修 (補助金総額2億7,710万円)

出石伝統的建築物群の景観

城崎温泉地区の歴史的景観の保全

城崎温泉の景観保全 1925年の北但大地震によって壊滅的な被害を受けたが、震災以前の特徴を基に再建 1955年代 増大する観光需要→旅館の近代化→町並み保全の危機 1967年 城崎町環境保全基本条例を制定 1992年 県の景観条例に基づく景観形成地区指定 このほか、電線の地中化や街路樹の整備(柳・桜)などトータルな景観保全を目指す。 2017.3月 歴史的建築物の保存・活用条例を制定し、エリアを指定し建築基準法の規制を緩和して木造3階建ての建築物を保全する仕組みを創設。 [保全促進策] 保全基準に準じた住宅改修への補助(2008~2016年で22件の保全改修、補助金総額3,858万円) 電線の地中化の推進(2001~2005年 県道、2010~2017年 市道(事業費3億1,686万円)、2017~2019年 県道を実施)

木造3階建て旅館の景観

自然遺産の保護・保全…山陰海岸ジオパーク

山陰海岸ジオパークの保全 【ユネスコ世界ジオパーク】 ▪ ユネスコによって認定された地質遺産。(2015年にユネスコの正式プログラム化)。2017年5月現在、ユネスコ世界ジオパークは世界127地域。うち8地域が日本にあり、「山陰海岸ジオパーク」は2010年に「世界ジオパークネットワーク」に加盟認定。 山陰海岸ジオパーク マスコット 「玄さん」 【山陰海岸ジオパーク】 ▪ 約2,500万年前の日本海形成に関わる地層、日本海の地殻変動によって形成されたリアス海岸などが特徴。 施策 (H29年度予算 1,557万円) ▪ 普及啓発推進員の配置、山陰海岸ジオパーク推進協議会との協働(職員派遣、負担金)、ジオツアーバス運行支援

まとめ コウノトリ野生復帰については、官民が協力して認識を深 め、事業を進展させていくなかで、持続可能な農業や生物 多様性に効果があった 経済・産業分野は、地場産業や観光業で新たな動きがあ り好転しているが、地域全体を底上げするにはいたってい ない 公共交通については、人口減少のなかで苦境にあるが、 持続可能なものにするよう官民の連携が進んでいる ジオパークのような自然遺産や城崎・出石のような歴史的 景観を守りながら地域の運営がなされている 貧困等社会政策分野については、統計が不十分なため 理解を深めることが困難な領域がある

SDGsという世界共通の尺度によって、豊岡がどこにいるのか、どこに向かうべきなのかを知ることができる まとめ SDGsという世界共通の尺度によって、豊岡がどこにいるのか、どこに向かうべきなのかを知ることができる