防災について考えよう 平成30年1月24日(水)
東日本大震災 2011年(平成23年) 3月11日 14時46分
岩手県大船渡高等学校 当時高校3年生 佐々木 瑠璃さん
「あなたはそこにいなさい」 これが母からの最期のメールとなった…
阪神・淡路大震災では、 死者の約90%が 14 分以内で亡くなった
建物の倒壊による 圧死や窒息死が多かった しかし、 建物が倒壊しても 助かった人たちもいる
倒壊建物から助かった人の 97.5 %が自力か近所の人達に 助けられた
じ じょ 「自助」 きょうじょ 「共助」
クロスロードゲーム
ルール 1.先生が場面を読み上げる。 2.それに対して、各自「YES」か「NO」かを決める。 3.考える時間は5秒。 5.リーダーが中心となり、 その意見にした理由を順番に発表する。
ポイント ★他の人の意見を否定しない! ★質問や、 「そういう意見もあるんだ!」 というリアクションは積極的に!
進め方 ①場面は2回読む ②「せーの!」で同時にあげる ③「YES」「NO」の人数を書く ④リーダーは全員の理由を聴く 考える時間は 5秒以内! ①場面は2回読む ②「せーの!」で同時にあげる ③「YES」「NO」の人数を書く ④リーダーは全員の理由を聴く ⑤印象に残った友達の意見を書く ⑥次の問題へ!
例題① あなたは学校にいます。 授業を受けている時に大地震が起きました。 家族とは連絡が取れず、現時点では安否の確認ができません。 あなたの家は海辺の地区にあります。 あなたは家に戻りますか?
2年A組の意見 場面番号 YES or NO 印象に残った意見 例題① YES 人 NO
例題② あなたは自宅にいます。 突然大地震が起こり、家は全壊してしまいました。自分はその中から何とかはい出すことができました。 同じく半壊した隣の家から「助けて!」と言う声が聞こえますが姿は見えません。余震が来るかもしれません。 あなたはこの人を助けますか?
スタート!
場面① あなたは被災者です。 大地震が起きて、家族そろって避難所へ行くこととなりました。 備えていた非常持ち出し袋には、水も食料も入っています。 一方で、水も食料も持っていない家族が避難所には多くいます。 あなたは非常持ち出し袋を開けますか?
場面② あなたは神戸市の職員です。 被災から数時間。避難所には3000人が避難しているとの確かな情報が得られました。現時点で確保できた食糧は2000食。 以降の見通しは、今のところなし。 あなたは2000食を配りますか?
場面③ あなたは自宅で就寝中です。 真夜中に激しい地震があり家は半壊状態。ガラス等が散乱しています。このあと大きな余震があるかもしれません。パジャマ姿で裸足の状態です。真っ暗で外の状況はよく分かりません。 あなたは外に出ますか?
場面④ あなたは家が全壊し、避難所に避難してきたところです。 まわりの状況は分からず、知らない人ばかりです。ボランティアの人たちが食事の準備や届いた品物の配布、掃除などをしてくれていますが、人手が全く足りていません。 あなたは被災者ですがボランティアの人達を手伝いますか?
まとめ じ じ ょ 自助 きょうじょ 共助 コミュニケーション 思いやり