ラテンアメリカとカリブ海地域には多くの独立国家と非独立地域がある
ラテンアメリカ・カリブ海地域に住む人々はいろいろな歴史的背景を持っている
ラテンアメリカ・カリブ海地域の歴史を 思い切って簡単に言うと 1492まで コロンブス以前の時代 15世紀〜18世紀 征服 => 植民地時代 19世紀〜 現在 独立 => 共和国時代 (カリブ海地域では、20世紀に独立した国や 今も独立をしていない地域が多い)
最初にやってきた先住民の子孫
先住民達は、今から2万5千年〜1万5千年前頃の氷河時代に、陸地となったベーリング海峡を渡ってやってきたと考えられている PLoS ONE. 2007; 2(9): e829. Published online 2007 September 5. doi: 10.1371/journal.pone.0000829.
現在、各国の先住民人口の割合は国によって違っている。
ヨーロッパ人植民者の子孫
コロンブス (1451-1506) Cristoforo Colombo Cristóbal Colón Christopher Columbus
16世紀初め、スペインとポルトガルは、世界を分けあう約束をした
16世紀以降スペインとポルトガルは、分けあった世界に植民地を広げていく
18世紀までには 英仏蘭露も加わって植民地にした
どの国の植民地になったかによって、そこで話される言葉が決まった スペイン語 ポルトガル語 フランス語 どの国の植民地になったかによって、そこで話される言葉が決まった スペイン語 ポルトガル語 フランス語
アフリカから連れて来られた奴隷の子孫
16世紀〜19世紀の大西洋を舞台にモノと人間の取引が行われた
国によっては植民地社会の社会構造が今も続く 白人:支配層〜中間層 混血:中間層〜被支配層 先住民:被支配層
ラテンアメリカ・カリブ海地域は ヨーロッパの延長 「第3世界」、「低開発地域」、「後進国」というイメージで捉えるのは間違い 人々は、自分たちをヨーロッパの延長と捉えている。 「ヨーロッパ中心的世界観」が根強いので、日本人や中国人はアジア人として馬鹿にされることも多い
リゴベルタ・メンチュ
Domitila Barrios De Chungara
La Paz, Bolivia