千葉県脳卒中連携意見交換会 MSW部会 倉石 智穂 (公益財団法人日産厚生会佐倉厚生園病院)

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千葉県脳卒中連携意見交換会 MSW部会 倉石 智穂 (公益財団法人日産厚生会佐倉厚生園病院) 医療ソーシャルワーカー分科会報告をさせていただきます。佐倉厚生園病院の倉石智穂です。本日の参加者は名簿上では94名でした。 千葉県脳卒中連携意見交換会 MSW部会 倉石 智穂 (公益財団法人日産厚生会佐倉厚生園病院)

事業計画: 脳卒中患者の退院時支援実態調査の実施 退院時支援の実施方法の検討 「共用パスから地域連携の充実へ」 事業計画:  脳卒中患者の退院時支援実態調査の実施  退院時支援の実施方法の検討 平成26年度から3年計画の予定 実態調査と具体的な手法の検討という計画にのっとり、分科会では 平成26年度:実態調査と具体的な手法の検討 平成27年度:地域でのモデル事業を検討する 平成28年度:モデル事業の拡大を図る

実態調査と具体的な手法の検討① 実態調査報告(プレゼンテーション) 急性期 地域生活期との「地域生活連携シート」を用いた連携について、医療機関における管理・活用方法、有用性について 回復期 脳卒中患者退院時の地域生活期との連携方法に関してアンケート集計報告 こちらのことをおこないました。まず、急性期からは、地域生活連携シートについて、回復期は、千葉県回復期リハビリテーション連携の会会員病院に対しアンケート調査を行いました。

千葉県地域生活連携シート 居宅介護支援サービス等の利用者が医療機関に入院する際、または医療機関や施設から退院する際に、ケアマネージャーと医療機関(施設)が情報を共有するための千葉県共通の様式。 地域生活連携シートがこちらです。

地域生活連携シートのまとめ シートを有効活用することで、退院支援する際、家族状況・社会資源・入院前のADLなどの情報が早い段階から確保できる。 病院側はシートの有用性を理解する。 MSWは、ケアマネジャーにシートの作成、発信が千葉県共用脳卒中地域医療連携パスのスタートということを周知していく。 こちらのシートは、家族状況や社会資源・入院前のADLが詳しく記載されており、退院支援に有効活用できる。ということをMSW部会で共有いたしました。

アンケートの主旨 第6回千葉県脳卒中連携の会テーマである 「退院後を支えてこそー医療連携から地域連携へー」 を踏まえて、回復期病院にて現状行われている地域生活期に対する情報提供方法と実数を調査し、次年度以降の課題等を見出し今後の有機的な連携パスや情報提供方法を検討する材料とする。 回復期病院より地域生活期に戻る際のパス利用に関する調査をおこないました。

こちらがアンケート内容です。退院患者の地域別とパス群と非パス群に分け、どのような方法で、情報提供しているのかを調べました。

実態調査と具体的な手法の検討② 具体的な手法の検討(グループディスカッション) 機能が異なる病院のMSWや地域生活期に携わる関係者が、様々な知識や経験、本日のプレゼンテーション内容を参考に脳卒中患者の退院時支援を行う問題点や疑問点を共有し、効果的な手法の提案や今後の検討課題(来年度開催に向けた提案等)に関して討議する。 今までのような発表を経て、10グループに分かれグループディスカッションを行いました。

まとめ グループディスカッションでは、退院支援に関する他機関・他職種連携について、様々な意見が出された。 今回の意見を取りまとめ、来年度以降の活動に繋げたい。 内容に関しては取りまとめ、次年度の千葉県脳卒中・連携意見交換会の場で共有させていただきたいと思います。