校内研修・導入編 【10分】 ① ② ☞研修例=研修の導入として10分程度,情報セキュリティに関する基本的な

Slides:



Advertisements
Similar presentations
学校における個人情報の取り扱い 京都市教育委員会総務課 企画広報係長 西田 良規. <個人情報保護の基本原則> ○ 利用目的を特定して個人情報を入手する ○ 個人情報を入手する際には本人の同意を得る ○ 利用目的を超えて情報を取り扱わない ○ 情報処理を外部委託する際はしっかり監督する ○ 本人から請求があれば,保有する個人情報を開.
Advertisements

個人情報を守ろう! ~個人 情報の安全な取り扱い方 ~. 本日の課題 (1)個人情報の定義を知る。 (2)個人情報の安全な取扱い 方を知る。 個人情報を守ろう!
個人情報を守る学習指導 柏市立土南部小学校 教諭 西田 光昭
情報セキュリティについて. はじめに 教育の情報化が進み、教材や文書の共 有、成績の一括管理等が行われるように なり、たいへん便利になりました。 その一方で、個人情報の漏えい事故が 頻繁に報道されています。 この研修を通して、日常の何気ないと ころに潜む危機を未然に防ぎ、情報漏え いを起こさないように努めてください。
高槻市教育センター 情報モラル 平成20年度情報モラル研修. 高槻市教育センター 今日のお話.. 児童生徒への情報モラル教育について – 新学習指導要領 – 目的 – 現状 – 学校での指導 教職員の情報モラルについて – 著作権、肖像権等 – 個人情報保護.
学校での個人情報漏えい例 修正パッチ未適用で ウィルス侵入 修正パッチ未適用で ウィルス侵入 無線LANに 外部から侵入 無線LANに 外部から侵入 校内LANから 成績データ流失 校内LANから 成績データ流失 生徒個人情報入 り ノートPC盗難 生徒個人情報入 り ノートPC盗難 ファイル交換ソフトか.
1 県教育委員会の教育の 情報化への取り組み 2 校内における情報安全 管理について. ・5年以内に世界最先端のIT国家 ( e-Japan 戦略 2001 年) ・世界のIT革命を先導するフロントランナー 国の取り組み 県の取り組み ・ITを活用して、県民生活の向上、自立に向けた持続的発展 人材育成.
1 1 先導的教育情報化 推進プログラム 情報を区分けした先進的な校務の情報化 ~校務の情報化により、 学校が変わる・教員が変わる・児童生徒が変わ る~ 学校が変わる・教員が変わる・児童生徒が変わ る~ 文部科学省委託事業(平成 19 年度~平成 21 年度) 岐阜市教育情報化推進プロジェクト ( NTT-
2.校務情報の整理と管 理 6 校務の情報化. この項目のねらい 校務に関する情報の整理の考え方について理 解する。校務に関する情報の管理にかかる留 意点について理解する。
北海道立教育研究所附属情報処理教育センター 学校における 個人情報保護 ~子どもたちの個人情報の漏洩 を 防 ぐために~
1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
平成 18 年度 文部科学省 特殊教育研究協力校 研究事業 「個別の指導計画」における 評価の在り方についての研究 ~授業評価を通して~ 研究部長 三浦 憲一.
こんなものも個人情 報. 1 課題 (1)個人情報の定義を知る。 (2)学校で扱う個人情報を確認する。 こんなものも個人情 報.
本日の課題 (1)個人情報の定義を知る。 (2)個人情報の安全な取扱い 方を知る。 個人情報を守ろう!
教育の情報化に関する手引のポイント 平成21年6月 平成21年度情報教育担当者研修
シンポジウム 子どもの豊かな育ちを 支援する地域力
情報セキュリティ読本 四訂版 - IT時代の危機管理入門 -
電子黒板活用研修 兵庫県教育委員会.
緊急時の初期対応について ~ポジションペーパーの作成を通して~
いじめ防止全体指導計画 【対応1】 未然防止・早期発見 【対応2】 緊急対応・早期対応 いじめ発生 基本姿勢 雲仙市立千々石第一小学校
H27大阪の子どもを守るネット対策事業(文科省委託事業)
情報モラル.
三重県立杉の子特別支援学校石薬師分校いじめ防止基本方針
らくらく学校連絡網 スライドショーで見る操作ガイド -3- 登録 抜粋-管理者作業 escで中断、リターンキーで進みます
徳島県立総合教育センター 指導主事 大平 和哉 千葉県柏市立土南部小学校 教諭 西田 光昭
自宅で仕事をする時 ワークシート③ ☞研修例=各自記入5分+グループ協議7分+全体共有7分(1シート約20分)
 テーマ別解説 情報モラルの5つの領域 岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授 石原 一彦.
校内研修会 予防・開発的教育相談の手法を取り入れた SNSトラブルの未然防止
著作権.
実例1 テスト結果の入ったPC盗難 静岡市の市立小学校の男性教諭(39) 仕事のため私物パソコンを自宅に持ち帰る
1課題 (1)外部記録でやむを得ず個人情報を 持ち出すときの注意事項を知る。 (2)いらなくなった外部記録媒体の廃棄の 仕方を知る。
5 24 / やまなしICT利活用研究会 5月の学習会 (土) 情報漏えいのリスクと向き合う 主催:やまなしICT利活用研究会
鳴門教育大学 大学院 総合学習開発講座 准教授 藤村 裕一
セキュリティ・チェックリスト解説 【5~10分】
平成21年度 教育情報化推進講座 第3次沖縄県教育情報化推進計画について 沖縄県教育委員会 1 1.
動画で見る 全国がん登録 2016年1月から始まる「全国がん登録」について、ご紹介します。.
平成29年度 大阪の子どもを守るネット対策事業(文部科学省委託事業)
スマートフォンはPhoneだけど… - スマートフォンの特性を知ろう -
情報セキュリティ読本 三訂版 - IT時代の危機管理入門 -
情報セキュリティ - IT時代の危機管理入門 -
予約奨学金説明会 平成29年10月.
情報モラル学習(教職員) これだけは知っておいてほしい情報モラル.
ICT活用指導力チェックシート(小学校版)
セキュリティリスク 思わぬところに潜む 教職員の基礎知識シリーズ
日本におけるデジタルデバイド  高橋望  吉川文人  山田雄平.
セッション2 問題意識の共有と事例研究 情報モラル指導者養成研修検討委員会.
鳴門教育大学 大学院 総合学習開発講座 准教授 藤村 裕一
情報の収集と共有 第3章 3節  ネットワーク社会のルールとマナー 2 情報の安全性確保 p68~p71.
学校から持ち出す時 ワークシート② ☞研修例=各自記入5分+グループ協議7分+全体共有7分(1シート約20分)
ICT活用指導力向上のための ICT教育研修と校内研修
個人情報保護法案整備の背景 情報処理の普及 (インターネットの普及) プライバシーの権利 個人情報の保護の必要 脅威 事故
セキュリティ・チェックリスト 【5分】 セキュリティ全般について USBメモリ等でデータを持ち出す際について
情報モラル ④ネットトラブル スライド資料 D4 兵庫県版研修プログラム
不登校対策担当者の役割 キーパーソン? 学校の 組織的な対応 不登校対策担当者ナビー1 宮城県総合教育センター ②校外研修に参加
セキュリティリスク 思わぬところに潜む 教職員の基礎知識シリーズ
柏市立田中小学校 教頭 西田光昭 : 教育ソリューションフェア2008 情報モラル指導で、今大切なこと 情報モラルの指導とは 柏市立田中小学校 教頭 西田光昭 :
計 画 支 援 要 請 支 援 平成21年度の研修支援 「『大阪の教育力』向上プラン」に基づく府内全公立小中学校への訪問
コンピュータにログイン 第1章 コンピュータにログイン 啓林館 情報A最新版 (p.6-13)
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
第一回 情報セキュリティ 05A1027 後藤航太.
資料「裁判例に見る体罰」を引用した 体罰事故防止研修 埼玉県教育委員会
4919(食育)for Ikoma 防災 減災 少子 高齢 産業 創出 4919(食育)for Ikoma 誕生のキッカケ
スライド資料 G1 情報セキュリティ 〈タイトル〉 ここでは、教育の情報化とICT活用について学びます。 兵庫県版研修プログラム.
子どもたちを携帯電話の持つ危険性から守るための対応
●●市における教育ICT環境整備方針 (概要)
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
基礎情報の収集・・・前年度の出欠席状況、配慮の必要性、長期欠席経験者への対応
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
「岩手の教育」を実現するため、     教員の指導力向上を図る研修・支援・研究を推進する.
Presentation transcript:

校内研修・導入編 【10分】 ① ② ☞研修例=研修の導入として10分程度,情報セキュリティに関する基本的な 校内研修・導入編 【10分】 ☞研修例=研修の導入として10分程度,情報セキュリティに関する基本的な  お話をします。このスライドのダウンロード先は以下です。   http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/chousa/kiyou/h22/10-06pack/ ①  最新のセキュリティ事故ニュースを確認することができます。   「情報セキュリティ」に関する研修を始めます。御存じのように,新聞やテレビ,インターネットなどで児童生徒の個人情報の紛失や漏えいの報道が絶えません。「ISEN(教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会)」のWebページによると,ほぼ5日に1校の割合で全国のどこかの学校が個人情報の紛失や漏えいを起こしています。2004~2009年度の過去6年間で,41万人の児童生徒の個人情報が漏えいしています。これは倉敷市の人口とほぼ同じです。 ②  「個人情報」とは何でしょうか?「個人情報の保護に関する法律」によると,「氏名,生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの」とされています。携帯電話番号やメールアドレスなども,氏名やその他の情報と照合できれば,個人情報となります。このような情報も保護する必要があります。

③  先生方が扱う「個人情報」を具体的に見ていきましょう。まず,「氏名により管理されているもの」や「時系列により管理されているもの」があります。  近年,安価で容量が大きく,しかも手軽なUSBメモリが普及してきたことで,こうしたデータを学校から持ち出し,その際に紛失や漏えいにつながるケースが多くなっています。 ④  これは,個人情報データ紛失を取り上げた典型的な報道例です。  こうした記事を読むと,教員は車上荒らしの被害者としてよりも,「学校側の許可を得ず」に勝手に個人情報を持ち出し,児童生徒の個人情報を漏えいさせた加害者として書かれていることが分かります。

⑤  個人情報の扱いに関する指針として,文部科学省は平成18年4月に,「学校における個人情報の持出し等による漏えい等の防止について」という通知を出しています。  一般的にセキュリティに関する行動の指針となるのは,セキュリティポリシーと呼ばれるもので,県立学校では,県が策定した「基本方針」,「対策基準」に従い,この下に各学校が具体的な「実施手順」を策定します。 ⑥  昨年度と一昨年度のデータが詳細にまとめられています。  こうした指針やポリシーがあるにもかかわらず,個人情報の漏えいが繰り返し起きています。教育機関における個人情報漏えいで一番多い要因は「紛失,誤廃棄」で,2番目の「盗難」と合わせ,人為的なミスが全体の9割以上を占めます。   こうしたことから,今日の研修では,情報セキュリティの知識やセキュリティリスクに対する適切な対応を身に付けていただきたいと思います。