本時の目標 正の数・負の数の乗法と除法の計算のしかたを理解し、乗法と除法の計算ができるようにする。

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本時の目標 正の数・負の数の乗法と除法の計算のしかたを理解し、乗法と除法の計算ができるようにする。 正の数・負の数の乗法・除法 本時の目標 正の数・負の数の乗法と除法の計算のしかたを理解し、乗法と除法の計算ができるようにする。

小学校の復習 道のり= 時 間= 速 さ= 速さ×時間 道のり÷速さ 道のり÷時間 み は じ

小学校の復習 道のり= 時 間= 速 さ= 速さ×時間 道のり÷速さ 道のり÷時間 み は じ

小学校の復習 道のり= 時 間= 速 さ= 速さ×時間 道のり÷速さ 道のり÷時間 み は じ

小学校の復習 道のり= 時 間= 速 さ= 速さ×時間 道のり÷速さ 道のり÷時間 み は じ

かけ算のことを乗法といいます。 ここからは正の数・負の数のかけ算(乗法)について考えましょう。

西 東 ―10 10 東に時速3kmの速さで歩く人の2時間後の位置は? (+3)  ×  (+2) = +6

西 東 ―10 10 東に時速3kmの速さで歩く人の2時間後の位置は? (+3)  ×  (+2) = +6

西 東 ―10 10 西に時速3kmの速さで歩く人の2時間後の位置は? (-3)  ×  (+2) = ―6

西 東 ―10 10 西に時速3kmの速さで歩く人の2時間後の位置は? (-3)  ×  (+2) = ―6

西 東 ―10 10 西に時速4kmの速さで歩く人の3時間後の位置は? (-4)  ×  (+3) =―12

西 東 (-3)×(+2)=-(3×2)=―6 (-4)×(+3)=-(4×3)=―12 負の数×正の数=負の符号(絶対値の積) ―10 10 (-3)×(+2)=-(3×2)=―6 (-4)×(+3)=-(4×3)=―12

問1  (-3)×7  =-(3×7)  =―21 (2) (-6)×8  =-(6×8)  =―48 (3) (-12)×6  =-(12×6)  =―72 (4) (-24)×5  =-(24×5)  =―120

西 東 ―10 10 東に時速4kmの速さで歩く人の2時間前の位置は? (+4)  ×  (-2) =―8

西 東 ―10 10 東に時速4kmの速さで歩く人の2時間前の位置は? (+4)  ×  (-2) =―8

西 東 ―10 10 東に時速3kmの速さで歩く人の3時間前の位置は? (+3)  ×  (-3) =―9

正の数×負の数=負の符号(絶対値の積) 西 東 ―10 10 (+4)×(-2)=-(4×2)=―8 (+3)×(-3)=―(3×3)=-9

問2  5×(-7)  =-(5×7)  =―35 (2) 9×(-8)  =-(9×8)  =―72 (3) 10×(-10)  =-(10×10)  =―100 (4) 24×(ー50)  =-(24×50)  =―1200

西 東 ―10 10 西に時速3kmの速さで歩く人の3時間前の位置は? (-3)  ×  (-3) = +9

西 東 ―10 10 西に時速2kmの速さで歩く人の6時間前の位置は? (-2)  ×  (-6) =+12

西 東 (-3)×(-3)=+(3×3)=+9 (-2)×(-6)=+(2×6)=+12 負の数×負の数=正の符号(絶対値の積) ―10 10 (-3)×(-3)=+(3×3)=+9 (-2)×(-6)=+(2×6)=+12

問3 (-4)×(-9)  =+(4×9)  =36 (2)(-8)×(-7)  =+(8×7)  =56 (3)(-10)×(-10)  =+(10×10)  =100

西 東 (-3)×(+2)=-(3×2)=-6 (+3)×(-3)=-(3×3)=-9 (-2)×(-6)=+(2×6)=+12 負の数×正の数=負の符号(絶対値の積) 正の数×負の数=負の符号(絶対値の積) 負の数×負の数=正の符号(絶対値の積) 西 東 ―10 10 (-3)×(+2)=-(3×2)=-6 (+3)×(-3)=-(3×3)=-9 (-2)×(-6)=+(2×6)=+12

わり算のことを除法といいます。 ここからは正の数・負の数のわり算(除法)について考えましょう。

西 東 ―10 10 東に時速3kmの速さで歩く人が―9㎞の位置にいるのはいつ? (-9)  ÷ (+3) =-3

西 東 ―10 10 西に時速2kmの速さで歩く人が4㎞の位置にいるのはいつ? (+4)  ÷  (-2) = -2

西 東 ―10 10 西に時速4kmの速さで歩く人が―12㎞の位置にいるのはいつ? (-12) ÷ (-4) = +3

西 東 (-9)÷(+3)=-(9÷3)=-3 (+4)÷(-2)=-(4÷2)=-2 (-12)÷(-4)=+(12÷4)=3 負の数÷正の数=負の符号(絶対値の商) 正の数÷負の数=負の符号(絶対値の商) 負の数÷負の数=正の符号(絶対値の商) 西 東 ―10 10 (-9)÷(+3)=-(9÷3)=-3 (+4)÷(-2)=-(4÷2)=-2 (-12)÷(-4)=+(12÷4)=3

西 東 異符号の2数の積、商 負の数×正の数=負の符号(絶対値の積) 正の数×負の数=負の符号(絶対値の積) 負の数÷正の数=負の符号(絶対値の商) 正の数÷負の数=負の符号(絶対値の商) 同符号の2数の積、商 負の数×負の数=正の符号(絶対値の積) 負の数÷負の数=正の符号(絶対値の商) 西 東 ―10 10

0と積、商 0×正の数=0 0×負の数=0 0÷正の数=0 0÷負の数=0 数÷0=できない 数÷0=できない の理由 数÷0=できない の理由 ある数aを0でわった数をxとすると、 a÷0=x これを乗法に直すと x×0=a この式を満たすxの値はない。 a=0の場合 x×0=0となり、 xの値は一つには決まらない。 0×正の数=0 0×負の数=0 0÷正の数=0 0÷負の数=0 数÷0=できない