社会の情報化と人間 技術領域専攻 3回 141226 野原 楓
授業連絡 情報技術の発展と情報モラル 社会の情報化と人間(本時の学習) 情報社会の安全と情報技術(ITリスクについて) 教室 情報社会の発展と情報技術 (メディア・リテラシーと情報モラル、まとめ) メディア室
情報化社会とは 社会的に大量の情報が生み出され、それ を加工、処理、操作するための機構が巨大 化し、人々の意思決定や行動に大きな影響 を与えるに至った社会のことである。 (http://lang-8.com/62301/journals/610361)
社会の情報化(良い点)
社会の情報化(問題点)
子どものスマホ依存がもたらす悪影響 身体的な悪影響 睡眠不足 →成長ホルモンの分泌量が減少 →成長ホルモンの分泌量が減少 →子どもが身体的に成長できない、情緒不安定になる。 中高生に多いのは、友達同士のSNSのやり取りが原因の睡眠不足 で、返信せざるを得ないという状況が特に関係している。 睡眠時間の目安 →小学生:10~11時間、中学生:8.5~9.5時間
子どものスマホ依存がもたらす悪影響 身体的な悪影響 視力低下 →ブルーライトを見続けると網膜にダメージが蓄積され、「加齢黄斑 →ブルーライトを見続けると網膜にダメージが蓄積され、「加齢黄斑 変性」という病気に罹りやすくなる。 スマホ腱鞘炎 →指や手の付け根の腱の部分に負担がかかることで発症 ストレートネック →スマホをのぞき込む時の悪い姿勢が原因
子どものスマホ依存がもたらす悪影響 精神的な悪影響 スマホがないと落ち着かなくなる 情緒不安定になる →離れていても友達と会話することができるが、その せいで「返事をしなくてはいけない」や「友達は多くては ならない」などの考えからストレスがたまり、自分自身 で感情をコントロールしにくくなっている。
子どものスマホ依存がもたらす悪影響 社会的な悪影響 学力低下 犯罪やいじめなどのトラブルに巻き込まれる可能性が高くなる →SNSなどで見知らぬ人とつながることができ、尚且つ子どもの判断 力や知識は不十分である 人との直接的なコミュニケーション能力の低下 →画面でのやり取りが多くなるため、人と直接話す機会が減少 →相手への思いやりが薄れる
スマホ普及率と利用時間 普及率 6~12歳:「自宅のPC」 41.9% 「携帯電話」 18.7% 「スマホ」 18.3% 「スマホ」 18.3% 13~19歳:「自宅のPC」 73.8% 「携帯電話」 15.1% 「スマホ」 64.1% 10代のスマホ利用時間 →平日:1日平均119分、休日:1日平均194分
課題 あなたが教師及び保護者になったと仮定して、 子どものスマホ依存や、その影響で引き起こされ る学力低下や健康問題などを防ぐために、何が 出来るのか。どのような対策が挙げられるのか。 それぞれ2つの立場から考えをまとめよ。 (6人で1班編成し意見をまとめる。班の中から発 表者を一人決める。制限時間は20分)
子どもの情報問題 子どもにとって(有害情報)となるものへのアクセス → 出会い系サイトやアダルトサイト等 → 出会い系サイトやアダルトサイト等 2009年4月、(青少年インターネット環境整備)法施行 → インターネット関係の事業者には、有害情報への アクセスを制限するフィルタリングの提供が義務 化される。
フィルタリングの3つの方式 (ホワイトリスト)方式 →安全と判断したサイトだけにアクセスできる。 (ホワイトリスト)方式 →安全と判断したサイトだけにアクセスできる。 (ブラックリスト)方式 →有害なサイトへのアクセスを制限する (利用時間制限)方式 →夜中に一人で使う事がないように、夜間から朝の 時間帯のアクセスを停止する。
まとめ 本時の授業で気づいたことや学んだこと、感想 などを自由に書いてください。 (書けたら授業後に提出してください。) 本時のワークシート 本時の授業で気づいたことや学んだこと、感想 などを自由に書いてください。 (書けたら授業後に提出してください。) 本時のワークシート 提出〆切:12月21日(水)の17時まで 提出場所:職員室前の赤い箱
次回の授業連絡 情報社会の安全と情報技術 (ITリスクについて) 場所:教室 日時:1月25日(水) 持ち物:付箋、マジックペン
参考文献、HP等 『インターネット新世代』 村井純 岩波新書1227 2010年 P,126,127,150,151 『ITリスクの考え方』 佐々木良一 岩波新書1147 2008年 高等学校学習指導要領解説 情報編 文部科学省 開隆堂 2010年 P,27,31 情報化社会の特徴と問題点 「Lang-8」 2016/12/21/02:22 (http://lang-8.com/62301/journals/610361) 「スマモリ」(https://smamori.jp/contents/impact/dependent.html) 2016/12/21/04:45