家のパソコン大丈夫? ~自宅パソコンにおける危険性とは?~ 本教材は(株)NTTドコモ関西支社総務部 みなさんも自宅でパソコンをお使いだと思います。 ですが、自宅パソコンが知らないうちにウィルスの危険にさらされていることをご存じですか? 本教材は(株)NTTドコモ関西支社総務部 情報セキュリティ担当様提供資料より一部引用
本日の課題 自宅パソコンの危険性を知る。 危険に会わないようにするための方法を知る。 自宅パソコンの危険性 本日の課題は、自宅にあるパソコンの危険性についてです。 一つ目は、「自宅パソコンの危険性を知る」 二つ目は、「危険に会わないようにするための方法を知る。」 ということです。 途中で専門的な語句が出てきますが、簡単に説明しながら進めていきたいと思います。
質問 ある・ない を心の中で答えましょう。 自宅パソコンの危険性 いくつか質問しますので、次のような場合は「コンピュータウィルスによる被害の心配がある・ない」を心の中で考えてください。 また、近年利用者が拡大しているスマートフォンについても同様のことが言えますので、合わせて考えてください。 ある・ない を心の中で答えましょう。
・自宅のパソコンはインターネットにつなげていないから危険性はない。 自宅パソコンの危険性 ある・ない でお考えください。 ・自宅のパソコンはインターネットにつなげていないから危険性はない。 自宅のパソコンについてです。 インターネットにつなげていない人もいると思います。 インターネットにつなげていないから危険性はなく安心と思う方は心の中で挙手願います。
・インターネットにつながっているが、セキュリティソフトを入れているから危険性はない。 ある・ない でお考えください。 ・インターネットにつながっているが、セキュリティソフトを入れているから危険性はない。 では次に。 インターネットにつなげている人にお聞きします。 セキュリティソフトが入っているので安心と思われる方は心の中で挙手願います。 ※セキュリティソフト…ウィルスバスターやノートン、マカフィーなど、ウィルス対策ソフトと呼ばれるもの。 ザックやNTTフレッツなど、インターネットの会社がサービスでしていることもある。
・自宅のパソコンはインターネットにつな げていないから危険性はない。 ・インターネットにつながっているが、セ キュリティソフトを入れているから危険性 はない。 「ない」と答えた人、すべて間違いです。 少し意地悪な言い方ですが、 インターネットにつながっていないからといって安全な訳ではありません。 またセキュリティソフトも入れているだけではいけません。 ここでは自宅で気を付けておくことをお話します。
インターネットにつなげて いないパソコンについて 自宅パソコンの危険性 インターネットにつなげて いないパソコンについて ▲セキュリティソフトが入っていない場合 が多い。 USB等の外部媒体に潜む危険性を チェックできない。 まず、インターネットにつなげていないパソコンについてです。 家電量販店や中古のパソコンの中には、買った最初はワードやエクセルなどのソフトしか入っておらず、自分の使い方に合わせてどんどん必要なソフトを入れて使えるというものがあります。 そのようなパソコンはセキュリティソフトが入っていないということもありますので、まず確認しましょう。 一般にはインターネットにつながっていないため、危険性のあるホームページを見たり、ウィルスメールを受け取る心配がない。よってセキュリティソフトは必要ないと判断されがちです。 さらに(クリック) みなさんはそのパソコンでUSBメモリを使ってはいませんか?データの入ったCDを使っていませんか? それらをまとめて外部媒体と呼びます。 セキュリティソフトには、そのような外部媒体にウィルスに感染しているファイルなどがないかをチェックする役割もあるのです。
インターネットにつなげて いるパソコンについて ▲セキュリティソフトが入っている場合が 多いが・・・ セットアップ(初期設定)と動作確認が必要。 次にインターネットにつなげているパソコンです。 ほとんどの場合、大型の家電量販店で買ったパソコンにはセキュリティソフトははじめから入っています。 注意すべき点は、そのセキュリティソフトがきちんと動作しているかを確認することです。 さらに、セキュリティソフトは常に最新の状態にしていないといけません。 最新のものにするために定義ファイルの更新ということを行うのですが、大体の場合自動更新してくれています。 そのためにすることはきちんと課金しているかどうかです。継続利用の手続きはすましているでしょうか。 買ってすぐのパソコンはしばらく無料のお試し期間があり、セキュリティソフトも動いていますが、それが途絶えたときは課金して継続利用か、 もしくは他のセキュリティソフトを新たに購入してインストールするかになります。 ウイルス定義ファイルの更新が必要。
と、ここで ウイルス定義ファイルの更新・・・? と思われた方もいると思います。 と、ここで ウイルス定義ファイルの更新・・・? と思われた方もいると思います。 簡単に、「ウイルス定義ファイルの更新」の 意味を知りましょう。 スライドを読む
セキュリティソフトはコンピュータ内部を監視する警察。 定義ファイルは、その警察が持っている指名手配書。 言い換えると、例えば・・・ 警察(セキュリティソフト)も、常に最新の手配書(定義ファイル)を持たないと捜査(ウィルススキャン)をしても見落としがある。 例えていうならばこのような感じでしょうか。 (スライドの文章を読む) ということなのです。 だから定義ファイルの更新は、とても大事なものなのです。
家のパソコンに入っているセキュリティソフトも、自動的に定義ファイルが更新される設定になっているかどうか、確認して下さい。 学校や家のパソコンは大丈夫か? 市内の小中学校に配布されているパソコンには、セキュリティソフト(ウイルスバスター)が入っており、自動的に定義ファイルが更新されるよう、設定されています。 家のパソコンに入っているセキュリティソフトも、自動的に定義ファイルが更新される設定になっているかどうか、確認して下さい。 学校にあるパソコンには、全てウイルスバスターが入っており、 定義ファイルが自動的に更新される設定になっています。 家のパソコンはどうでしょうか?セキュリティソフトが入っていても、 定義ファイルが更新されなければ、パソコンは危険な状態に陥ってしまいます。 定義ファイルが自動的に更新される設定になっているかどうか、 確認することが大切です。
「ウィンドウズのアップデート」、簡単にいえばWindowsを最新の状態にすることも大切です。 定義ファイルの更新だけで大丈夫か? その他にも、 「ウィンドウズのアップデート」、簡単にいえばWindowsを最新の状態にすることも大切です。 ウィンドウズを最新の状態に保つことで、結果的にウイルス対策にもなりますし、様々な不具合も解消されます。 必ず定期的にアップデートを行うように心がけましょう。 また、セキュリティソフトの定義ファイル更新だけではなく、 ウィンドウズのアップデートも大切です。 基本的にはウィンドウズのアップデートが必要か必要でないかは、コンピュータが自動で検索してくれます。 パソコンで仕事をしている時、画面に「○個の更新が見つかりました」のような表示が出ることが、たまにありませんか? なんでもかんでも「はい」をクリックする。わからないので「右上のバツで閉じる」ではなくこのような表示に注目しましょう。 それは、実は「ウィンドウズをアップデートして下さい」というメッセージかもしれないのです。 今回は、そのWindowsアップデートというものの方法についてお伝えします。
①スタート→コントロールパネル→システムとセキュリティ →Windows Updateをクリック ①スタート→コントロールパネル→システムとセキュリティ →Windows Updateをクリック まず、画面左下のスタートボタンをクリックし、コントロールパネルをクリックします。 さらに、システムとセキュリティという部分をクリックします。
の部分のメッセージを確認する。 赤の囲みの部分が、更新の必要の有無を教えてくれています。 の部分のメッセージを確認する。 赤の囲みの部分が、更新の必要の有無を教えてくれています。 この場合は更新の必要はなく、今のところコンピュータが最新の状態にあるということを示します。
③更新の内容を確認後、 の部分をクリックする。 その後、再起動を求められる場合もあります。 ③更新の内容を確認後、 の部分をクリックする。 その後、再起動を求められる場合もあります。 緑の囲みの部分を見てください。先ほどのスライドとは少し違いますね。 このマークが出てきたら、「注目!」ということです。 どんなものが更新されるのかを確認して、問題がなければインストールをクリックしましょう。 更新内容がパソコンに取り込まれ、必要に応じて「再起動」を求められますので、「OK」をクリックしてください。 これで定義ファイルの更新、WindowsUpdateは終了です。
おさらいクイズ ・文書を作成中に突然「○○の更新」 というウインドウが表示されたが、無 視してウインドウを閉じて文書作成を 行った? (はい・いいえ) (問題を読む) この行動は正しいでしょうか? 答えは、「いいえ」です。 どのソフトの更新かを確かめる必要があります。まずは、すぐに文書を一旦保存してください。 次に、(1)OSやセキュリティソフトなのか、 (2)その他インストールされている正規のソフトウェアなのか、 (3)それとも得体の知れぬものなのか を確認します。 (1)の場合は、そのまま更新しましょう。 (2)の場合は、概ね大丈夫ですが、料金の発生する場合もありますので、メッセージに気をつけてください。 さて、(3)の場合は、自分が把握していない正規のソフトウェアの更新かもしれませんが、ウイルスに感染しているからかもしれません。 すぐにウイルスチェックをしましょう。もし、ウイルスが発見されたなら、削除等を実行してください。