混信回避行動 Df = f相手 – f自己 Df > 0 ? or Df < 0 ? 発電周波数 それが混信回避行動です。 この行動のアルゴリズムが良くわかり、神経機構もまれなまでによく理解されている、 とここで述べる。 Df = f相手 – f自己 Df > 0 ? or Df < 0 ?
F F i i s s h h f f s s o o w w n n d d i i s s h h c c a a r r g g 人工刺激の周波数(周波数クランプ) 魚の発電周波数 + 2 H z + 2 H z 周波数 F F i i s s h h f f s s o o w w n n d d i i s s h h c c a a r r g g e e f f r r e e q q u u e e n n c c y y - 2 H z - 2 H z 2 H z F i s h f s o w n d i s h c a r g e f r e q u e n c y 時間 5 s e c Kawasaki (1993)
X 混信回避行動は自己と相手の混合信号 によって起こる 402Hz 人工的代替信号 エフェレンスコピー? 404Hz 400Hz 相手の電気器官 人工的代替信号 エフェレンスコピー? シナプスを遮断 X 電気受容器 感覚中枢 ペースメーカー 電気器官 混信回避行動を記録 まず、ペースメーカーが電気器官をドライブすることを説明 Kawasaki (1993)
Kawasaki (1993)
頭部の信号 胴部の信号
Df(周波数差)の符号を、感覚刺激の中にある、 振幅と位相差の時間パタンから抽出する 計算の内容(1) Df(周波数差)の符号を、感覚刺激の中にある、 振幅と位相差の時間パタンから抽出する
Orientation ambiguity
混信回避行動は、相手がどのような位置関係にあっても常に正しい方向へ起こる
Kawasaki (1993)
相手の位置関係が換わると、位相差の符号が逆転する 絶対位相 位相差
振幅 位相差 逆相
振幅 位相 振幅 位相 位相差 周波数増加 周波数減少 ぺースメーカー
絶対位相 位相差
computer 頭部の信号 胴部の信号
振幅 絶対位相 位相差 混信回避行動 (Hz/min) Kawasaki (1993)
位相差計算のあいまいさを、振幅との積の空間加重によって回避する 計算の内容(2) 位相差計算のあいまいさを、振幅との積の空間加重によって回避する
知覚の神経メカニズムの理解 (計算論的神経科学) どのような特徴を見ているのか ― 計算の目的 David Marr (1982) “Vision” どのような特徴を見ているのか ― 計算の目的 どのような計算によって特徴を捉えるのか ― 計算の内容 どのようなメカニズムでその計算を行うのか ― 計算のメカニズム
どのような特徴を見ているのか ― 計算の目的 相手魚と自己の周波数の差の符合を知る どのような計算によって特徴を捉えるのか ― 計算の内容 振幅と位相差の時間関係 計算結果の空間加重