コミッショニング・調整作業 報告 10/12 実験エリアで初ビーム観測 10/19 B2-4調整 .vs.

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コミッショニング・調整作業 報告 10/12 実験エリアで初ビーム観測 10/19 B2-4調整 .vs. ビーム収量@Area 新潟大学 川崎 コミッショニング・調整作業 報告 10/12 実験エリアで初ビーム観測 10/19  B2-4調整 .vs. ビーム収量@Area 10/23   エネルギー測定(報告済み) 3.0GeV/c ⇒ 2.0GeV/c 10/25 メンテナンス日 Photon Monitor設置 10/25-27 Beamprofile 測定(マグネットと実験エリア) Q3-Q4 調整

FTBL モニター 配置図 上流 SC9 下流 SC10 Y 88mm 44mm Ch 1 2 3 4 5 6 7 8 Photon monitor(10/25) ターゲット+rate monitor 電子モニター(ストリップシンチ) M1 M2 M3 M4 M5 上流 M6 SC9 トリガーカウンタ M7 下流 10mm width Strip Scintillator 11mm Spacing SC10 88mm Y 44mm 9 10 11 12 鉛ガラスカウンターLG Ch 1 2 3 4 5 6 7 8

Photon Monitor (足立) Quartz: 18mm × 3 調整作業中

B2、B3、B4マグネット電流値の較正 B2、B3、B4マグネット用電流値、3GeV設定時からのずれとビーム強度の関係 この結果だけを見ると、 マグネット電流を~0.2%程度変化させても強度は変わらないよう。 ビームの量を正確にnormalizeする方法が必要。 ⇒最上流のモニターのレート?                 検討中 counts of calo / (current*pressure) M1        M2 M3 M4 M5 M6 M7

BeamProfile@Area (Oct19) 1cm厚みのシンチの位置を変えて       Rateをスキャンした currnt & pressure horizontal beam profile (stat. uncertainty only) pink:補正前 blue:補正後 vertical beam profile (stat. uncertainty only) ※ビーム強度がcurrent と pressure に比例するとして補正

Beam Profile@Area Hz Vertical Scan Horizontal Scan ? 4cm 0 8cm 0 10 cm シンチファイバーホドスコープで再度測定(Oct25) (1.5mm幅×16本)=24mm 位置をずらしてスキャンした Hz Vertical Scan Horizontal Scan ? 4cm 0 8cm 0 10 cm

Beam Profile in Beamline 取り出しマグネットのどこをビームが通っているか 設計値どおり? Momentumの違うものはどのように削られているのか エリアでの量を増やすことは出来るないか? “SAD” simulation by A. Morita (KEKB) 横運動量の大きいもの が一気に落ちる Ptの大きいものが 一気に落ちる 設定した運動量以外の ものがベンドの左右に当たって落ちる survival prob. Electron ~1kHz

下流から見た図(x-y coincidence) monitor2 monitor3 monitor1 上流 下流 SC9 トリガーカウンタ ターゲット+rate monitor 電子モニター(ストリップシンチ) ビームシャッター 下流から見た図(x-y coincidence) monitor2 monitor3 monitor1 200 50k 30 monitor4 monitor5 40 50 0 9cm 8

Projection (coincidence with. Sc9:シャッターの前) Horizontal M2 M6 M3 M7 Vertical M4 M5

Q3-Q4調整 Q3 Q4 実験エリアでもっとBeam profileを絞れないか? 設計では、20mm□以下@ストッパー 現在は X: ~40mm, Y=40mm(?) Q3,Q4を調整して、M6,M7, 実験エリアでのBeam profileを測定する。 3.0GeV/cの設定で行う Q3: +13%で電源スペックによりリミット M1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 上流 下流 SC9 トリガーカウンタ ターゲット+rate monitor 電子モニター(ストリップシンチ) ビームシャッター Q3 Q4 ストッパー

Monitor 7 Horizontal direction Q3,Q4 Q3 [cm] SciFi % SC9 トリガーカウンタ 下流 ビームシャッター 下流 [cm] SciFi

Monitor 7 Vertical direction Q3,Q4 Q3 [cm] SciFi % SC9 トリガーカウンタ 下流 M6 ビームシャッター 下流 [cm] SciFi

SciFiber @ Area Q3-Q4 .vs. Horizontal Conut/min [cm]

SciFiber @ Area Q3-Q4 Horizontal Conut/min [cm]

まとめ B2~4の電流を+/-0.2%程度変えても、収量は変わらない Beam sizeが予想よりも大きい 新旧マグネットの特性は良く有っている? 今週 B2~4を変えて、軌道を測定する Normalizeの方法を考える必要あり。 Beam sizeが予想よりも大きい 現在~30Hz@3.0GeV/c (HER~600mA) 設計は~100Hz 少ない。絞れていないから?(8cm□シンチでの測定) Q3,Q4の設定をかなり強くすると絞れてくる 2GeV/cの設定でQ3-Q4の調整をしてみる。 前後に動かしてProfile測定する?(ストッパーでの測定)