カラス撃退装置 ~カラスもたじたじ~ 8班 班長 藤井将之 梅田陽平 大村泰史 藤井秀徳
1)目的、概要 ゴミなどにカラスがたまり、荒らすのを防ぐためにカラス撃退装置をつくることにした。 カラスだけでなく、防犯装置として活躍させることも可能である。 赤外線を感知したら音がなるというシンプルな機械で、音は三種類の音を用意しており順番に鳴るように設定してある。
2)使用部品 センサー AMN11111 ・・・ ¥1600 スピーカー 150mm 40w visaton社製 ・・・ ¥1900 ACアダプタ ・・・ ¥200 DCジャック ・・・ ¥20 電子部品 etc ・・・ ¥1000 合計 ¥4720
3)ハードウェアの構成 ・ 回路図
2) PICの1番ピンにhighが入力信号として入る。 3) PICの制御で18番ピンから周波数をもった方形波が出力される。 ・ 動作説明 1) センサーが赤外線を検出する。 2) PICの1番ピンにhighが入力信号として入る。 3) PICの制御で18番ピンから周波数をもった方形波が出力される。 4) OPで出力の方形波の振幅を増幅する。 5) スピーカーから音を発生させる。
4)ソースプログラム LIST P=PIC16F84 INCLUDE "P16F84.INC" KIGOU EQU H'0090' KIGO EQU H'0091' ORG 0 START: BSF STATUS,RP0 CLRF TRISA BSF TRISA,2 BCF STATUS,RP0 J1: MOVLW 0FFFFH MOVWF KIGOU MOVLW 0AH MOVWF KIGO CALL KANSI J2: CALL OTO1 DECFSZ KIGOU,1 GOTO J2 MOVLW 0FFFFH DECFSZ KIGO
MOVLW 0FFFFH MOVWF KIGOU MOVLW 0AH MOVWF KIGO CALL KANSI J3: CALL OTO2 DECFSZ KIGOU,1 GOTO J3 DECFSZ KIGO J4: CALL OTO3 GOTO J4 GOTO J1
KANSI J: BTFSS PORTA,2 GOTO J RETURN OTO1 BSF PORTA,1 CALL TAIMA BCF PORTA,1 OTO2 BSF PORTA,1 OTO3 BSF PORTA,1
TAIMA MOVLW 0FFFFH MOVWF F T: DECFSZ F,1 GOTO T RETURN END
KIGOU,KIGOに値を代入(ループ回数設定) KIGOU,KIGOに値を代入(ループ回数設定) ・ ソースプログラムのフローチャート スタート ポートの入出力設定 2 KIGOU,KIGOに値を代入(ループ回数設定) サブルーチンKANSIの呼び出し サブルーチンOTO1の呼び出し 0FFFFH*0AH回ループ KIGOU,KIGOに値を代入(ループ回数設定) 1
1 サブルーチンKANSIの呼び出し サブルーチンOTO2の呼び出し 0FFFFH*0AH回ループ KIGOU,KIGOの設定 2 0FFFFH*0AH回ループ
5)改善点、検討点 ・ スイッチの設置 ・ 回路、スピーカーの保護 現在のカラス撃退装置では、電源につなげると、センサーはずっと ・ スイッチの設置 現在のカラス撃退装置では、電源につなげると、センサーはずっと 動作しっぱなしになる。これでは、例えばゴミ置き場などに設置すると 人間にも反応してしまう。そこでセンサーをスイッチでON、OFF制御 できるように改善すれば実用性が高まる。 ・ 回路、スピーカーの保護 このカラス撃退装置は基本的に屋外でしようすることを目的としている ので回路、スピーカーが今のままでは、雨や動物からによる装置の 破損が起こってしまう可能性がある。よって回路、スピーカーの保護を 行うことを検討している。
・ 電源を確保する ・ カラスの苦手な警戒音の追求 このカラス撃退装置は、装置自体には発電する機能がなく、どこからか ・ 電源を確保する このカラス撃退装置は、装置自体には発電する機能がなく、どこからか 電力を供給しなければならない。よっていろいろな方法を思考錯誤して 装置を動作することができる発電方法を検討する必要がある。 ・ カラスの苦手な警戒音の追求 警戒音として大きな音を出すのではなく、カラスの嫌いな周波数などを、 ソフトの部分を変更することによって組み込んでより効果の大きな音を 発生させることを考えている。
6)特徴 ・ 安価な価格で回路を実現できる。 ・ 回路構成をできるだけシンプルにして、 作成しやすいようにしている。 ・ 安価な価格で回路を実現できる。 ・ 回路構成をできるだけシンプルにして、 作成しやすいようにしている。 ・ ソフトの変更だけでさまざまな周波数の 音を発生することが可能であり、いろいろ なものに対処することができる。
7)所感 END 参考にする回路やプログラムがない状態から始めたので、 最初は何をしていいのか分からなくて、なかなか製作が 進まなかった。自分たちでPICの回路やプログラムを勉強 していくうちに、PICには実用性、利便性があることがわか ってきた。今回の製作をいかしてこれからある実験などに 取り組んでいきたい。 END