2019年 G20大阪サミットに係る 防災・危機管理対策について

Slides:



Advertisements
Similar presentations
BCP (事業継続計画) 行政は業務継続計画 議員研修 大規模な災害・事故・システム障害が発生した場合に、 企業や行政組織が基幹事業を継続したり、早期に事業を 再開するために策定する行動計画 事前に業務の優先度を確定し、バックアップシステムの 整備や要員確保などの対応策を立てておくこと.
Advertisements

報告事項 大阪府の国民保護にかかる取組み (P2) 安否情報訓練 (P3) 2008年サミット財務大臣会議に向けたNBCテロ対策訓練
国民保護法の概要について.
  資料2 平成27年第1回度長久手市国民保護協議会 説明資料.
大阪府国民保護協議会 平成26年8月28日 大阪府危機管理室.
① 災害時の医療   救護体制について.
交通バリアフリー法 -戦略と注意点-   近畿大学理工学部土木工学科 三星昭宏.
H28大阪の子どもを守るネット対策事業(文科省委託事業)
市町村による精神障がい者の地域移行を進めるための支援策について(案)
桑 名 市    市議会定例会[12月] 提出議案の概要について.
PT、OT、ST等の外部専門家を活用した指導方法等の改善に関する実践研究事業(新規) 平成20年度予算額(案) 42,790千円              
【資料5】 条例の基本的な方向性について 平成28年8月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
災害時の医薬品供給体制等整備事業 別 添 ② 【事業目的】
広島県西部地域保健対策協議会 ●設置目的   広島西二次保健医療圏(大竹市・廿日市市)における住民の健康の保持・増進と福祉の向上に寄与するため,保健・医療・福祉に関する事項について調査・協議し,必要な事業を実施する。 ●設立年月日 平成 9 年11月27日 ●構成団体(大竹市・廿日市市域の22機関・団体)
石油コンビナート等特別防災区域の現状について
4 第3次障害者基本計画の特徴 障害者基本計画 経緯等 概要(特徴) 障害者基本法に基づき政府が策定する障害者施策に関する基本計画
大阪アーツカウンシルの状況 【進捗状況】 ◎25年度 ○アーツカウンシル部会 佐藤 千晴 フリージャーナリスト 部会長【統括責任者】
資料1-3 平成27年度 第1回技術委員会 他の委員会の開催報告
国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)形成推進事業(仮称)について 【要求額:1,915千円(新規)】
大阪府障がい者虐待防止対策支援事業の主な取組み 資料2
訓 練 コ ン セ プ ト 災害医療はトリアージ(Triage)、治療(Treatment)、搬送(Transport)の3Tと称されるが、3Tを行うにはそれ以前に体制構築、具体的には指揮命令系統のある組織作り(Command)と組織内あるいは連携他機関との情報伝達・共有手段の確認(Commun ication)を行わなくてはならない。
  資料1 平成27年第3回度長久手市防災会議 説明資料.
海外展開支援 事業承継支援 中小企業庁と愛媛県等の連携協定概要 県内中小企業等の 海外展開促進 円滑な事業承継の 実現
報告事項 大阪府の国民保護にかかる取組み (P2) 安否情報訓練 (P3) 2008年サミット財務大臣会議に向けたNBCテロ対策訓練
制度論検討の視点 資料2-2 1 自治体構造 ○大都市制度を考えるに際して、特別市のような広域自治体と基礎自治体の機能をあわせ持ったものを
平成29年10月 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
消防のあり方研究チーム 中間報告 平成26年4月 消防のあり方研究チーム.
環境再生・資源循環局 災害廃棄物対策室 災害廃棄物処理計画の策定状況 平成30年3月13日 資料3-1
「運営協議会」の設置及び施策の推進のための要請
あなたのまちの防火防災に関する取組を教えてください!
道州制の基本的な制度設計 4 道州の事務 1 道州の性格 5 道州の議会 2 道州の区域 6 道州の執行機関 7 大都市等に関する制度
平成30年度第1回 基山町都市計画審議会 (H30.7.5) 資料
Ⅱ.施行に向けたスケジュール.
愛知県統一がん地域連携パス プロジェクト ~がんの地域連携確立にむけて~
既存の計画への追記による避難確保計画の作成
地域ネットワークを構築 相談支援事業が核 甲賀地域障害児・者サービス調整会議(甲賀地域自立支援協議会)の運営 図3 約80機関で構成
大阪市防災アプリについて 大阪市危機管理室.
【3.6 実証実験を進める上での課題、明らかにしたい事項】
2019年G20大阪サミット 開催に向けた準備状況 大阪府政策企画部サミット協力室 大阪市経済戦略局サミット協力室 平成31年1月28日
2019年G20大阪サミットに向けた主なスケジュール案
G20大阪サミット開催に伴う相談・申請・閲覧等の手続きについて(協力依頼)
平成30年度に新たに設置する精神医療懇話会について
防災力の強化 38 〇 災害救助物資の備蓄 〇 同報系防災行政無線デジタル化
「水都大阪2015」(仮称)の推進について 資料2-2 水都大阪パートナーズ 1.趣 旨
水防法等の改正に伴う 避難確保計画の作成について
大阪府域における太陽光発電施設の地域との共生を推進する体制<大阪モデル>(案)
○○圏域 新たな広域連携促進事業概要 ※連携する市町村を黄色で着色した地図を 添付 圏域市町村 圏域人口 主要産業 圏域面積 圏域の特長
緊急防災推進員の訓練 (9:30~12:00) 総勢417名 自宅から概ね1時間で参集
既存の計画への追記による避難確保計画の作成
「(仮称)長野市立図書館基本計画」 の策定について
【バリアフリー対応のバス(リフト付バス)】
中小企業の災害への備えを応援します 概 要  経済産業省は、中小企業・小規模事業者の災害対応力を向上させるため、法律を改正し、防災・減災に関する実施計画(事業継続力強化計画等)を認定する制度を立ち上げる予定です。  取組に参加される認定事業者は、以下の応援策※をご活用いただくことができます。                           ※法律が制定された場合、以下の応援策を実施します。
大阪市における支援対策について 平成23年7月28日 公明党大阪市会議員団.
~要配慮者利用施設における円滑かつ迅速な避難のために~
資料2 立地推進体制について(案) 平成23年7月26日.
資料3 計画に具体化した市町村の事務.
2019年G20大阪サミット成功に向けた 各所属における取組みについて
10月4日 13:00〜16:00 神奈川県からのお知らせ 2018年度(第46回) 神奈川県高圧ガス地震防災緊急措置訓練 木
H29.11.9 第11回副首都推進本部会議 資料2 2019年 G20サミット首脳会議の誘致について 大阪府政策企画部 大阪市経済戦略局.
平成30年度子どもの貧困対策にかかる主な取組
医療活動訓練 ~小児周産期医療~ 資料3 ・発災:平成30年2月16日午後11時 ・震源地:大阪府北部 M7.5 最大震度7
~要配慮者利用施設における円滑かつ迅速な避難のために~
-笛吹市 防災危機理課- 平成30年11月16日(金)午後7時30分から 笛吹市スコレーセンター 1階 集会室
自殺対策基本法(振り返り) 資料4 基本理念(第2条)
G20大阪サミットに向けた取組みの現状と 皆様へのご理解・ご協力のお願い
大阪府国民保護協議会 平成26年8月28日 大阪府危機管理室.
~「依存症対策のあり方について(提言)」(平成29年3月)と府の対応~
【プロジェクト実施に向けたスケジュール】 ○市町村と連携し、府域における集客イベントの実施 大坂の陣400年プロジェクトの国内外への売り込み
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
1月府・市町村合同地震・津波災害対策訓練の考え方
Presentation transcript:

2019年 G20大阪サミットに係る 防災・危機管理対策について 資料2 2019年 G20大阪サミットに係る 防災・危機管理対策について (平成31年1月28日) 大阪府危機管理室 大阪市危機管理室 大 阪 市 消 防 局

■ スケジュール ー防災・危機管理PTー 2018年 2019年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1月 2月 3月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 防災関係機関、府内市町村との連携体制構築                  情報共有・連絡調整 G20大阪サミット開催     国民保護共同訓練(2/5) 関係消防本部 との連携体制 構築 ※消防庁主催 G20大阪サミット消防・救急対策委員会と連携 消防特別警戒に関する協議 ※消防庁  委員会 で承認 消防特別警戒計画(案) 消防特別警戒計画 (基本計画) 各機能別 訓練の実施 ・NBC災害 ・ヘリ離発着 ・情報伝達、部隊運用              など          消防特別警戒          協議への参画  応援協定  締   結 全国応援消防本部 への協力依頼 ・サミット会場・宿泊施設等の警戒対象施設への重点査察 ・自衛消防組織の機能確認、強化 ◆消防・救急体制整備にかかる予算◆ 消防庁から府を通じた市町村への補助金 約9億5,000万円(補助率10/10)    4月から 交付開始  自然災害及び  国民保護事案  への対応 自然災害・国民保護事案に係る咲洲地区などの 既存避難計画等の確認・検証 追加対策事項の検討 関係機関との調整 訓練結果等に基づく 避難計画等の運用 反映

■ 既存計画の検証結果と対策について ー防災・危機管理PTー ■ 防災・危機管理PT(5月16日設置) ・自然災害及び国民保護事案に係る既存計画の検証、追加対策の検討 ・G20大阪サミット消防体制基本計画の策定、消防特別警戒体制の構築 ・サミットに関する訓練の調整・実施 など ■ 会議開催状況 5月16日  第1回PT会議  検討体制、スケジュール など 10月30日 第2回PT会議  自然災害に係る既存計画の検証及び必要な対応、「避難」(国民保護                    避難実施要領作成)の考え方 など 防災・危機管理対策 ■ 経過  ◇ 自然災害への対応  既存計画を基本とし対応する ただし、住之江区咲洲地区に関しては、実施される交通規制や警備の状況により住民の避難経路等を新たに設定するなど規制等に応じた対応が必要である  ◇ 国民保護事案への対応     避難実施要領を作成するための基礎資料を事前に収集し、事案発生に備える ■ 今後の予定   ◇ 国民保護共同訓練(2月5日) 場所:インテックス大阪、咲洲庁舎、ATC

■ 消防特別警戒の取組み ー防災・危機管理PTー ◆取組み状況◆ ◇総務省消防庁及び各関係機関との協力・連携体制を構築 ◇首脳会議場、空港、要人等宿泊ホテルなどのサミット関連施設に対する、防火・防災対策や 災害発生時の消防活動について基本方針を策定 ◇万全の消防体制を確保すべく、基本方針を踏まえた「消防特別警戒計画」 を策定中 【主な会議等の開催状況】  ・ 5月16日 第1回G20大阪サミット府市防災・危機管理PT  ・ 5月17日 第1回消防特別警戒実行委員会  ・ 7月31日 第2回消防特別警戒実行委員会  ・ 9月25日 G20大阪サミット第1回消防・救急対策委員会  ・10月30日 第2回G20大阪サミット府市防災・危機管理PT  ・11月14日 第3回消防特別警戒実行委員会  ・11月15日 G20大阪サミット第1回消防・救急対策委員会 警防部会  ・12月 5日 第4回消防特別警戒実行委員会  ・12月 7日 G20大阪サミット第1回消防・救急対策委員会 予防部会 航空警戒 首脳会議場 陸上警戒 海上警戒 ◆消防特別警戒概要◆ ◇基本方針 ・明確な指揮命令系統のもと大阪府及び関係消防本部等が一体となった 警戒体制を確保 ・府内消防本部に加え他都府県消防本部からの応援により警戒体制を確保 ・応援消防本部の地元における消防力を維持確保 ・テロ災害対応部隊や広域応援を行うヘリを配備 ◇警戒期間 会議開催日を含む1週間程度 ◇警戒場所 首脳会議場、要人等宿泊施設、空港をはじめとする要人の動線等 ◇警戒体制 住民サービスの水準が低下しないよう、府内及び他都府県消防本部から  必要な応援を受け、消防力を維持確保

■平成30年度G20大阪サミット大阪府国民保護共同実動訓練概要 ー防災・危機管理PTー 日 時  平成31年2月5日(火) 午後1時00分~午後3時20分 場 所 ATC、インテックス大阪、大阪府咲州庁舎等 主 催 内閣官房、 消防庁、 大阪府、 大阪市 目 的  G20大阪サミットの開催に備えて、大規模テロ等緊急事態を想定し、防災機関などによる被災者救助及び住民に対する救援活動訓練等を行い、緊急事態対処にかかる連携要領の確認と対処能力の向上を図ることを目的とする。 主  要   訓練項目 1 銃器犯自動車テロ対処訓練 (13:00~13:15)   ・ 自動車テロを敢行した銃器犯に対する制圧検挙   ・ 負傷者の救出救助 2 爆発物処理訓練        (13:15~13:35)   ・ イベント広場で発見された爆発物の処理 3 海上追跡捕捉訓練       (13:35~13:55)   ・ 外国船立入検査    ・ 巡視船による追跡捕捉   ・ 発火貨物船に対する消火活動  4 化学剤散布事案対処訓練  (13:00~15:00)   ・ イベント来場者の避難  ・ 検知活動   ・ 救出救助  ・ 現場除染 5 住民避難・救援活動訓練   (14:35~15:00)   ・ 避難者の誘導広報   ・ 指定公共交通機関を使用した住民の運送   ・ 救援活動 参加機関 陸上自衛隊第3師団、大阪海上保安監部、近畿運輸局、大阪入国管理局、大阪税関、近畿地方整備局、大阪府警察、大阪市消防局、大阪大学医学部附属病院、大阪急性期・総合医療センター、国立病院機構大阪医療センター、多根総合病院、大阪市立大学附属病院、日本赤十字社大阪府支部、日本中毒情報センター、北港観光バス(株)、帝産観光バス(株)、ミズノ(株)、(株)NTTドコモ関西支社、関西電力(株)、学校法人日本教育財団大阪医専、森ノ宮医療大学、住之江区民                      計23機関 約550人 視察者 ※調整中 大阪府、大阪市、大阪府警察、大阪市消防局、陸上自衛隊第3師団、大阪海上保安監部等の訓練参加機関幹部 ①銃器犯自動車テロ対処訓練 ②爆発物処理訓練 ⑤住民避難・救援活動訓練 (株)NTTdocomo 避難経路 ミズノ(株) 咲州庁舎 インテックス大阪 ATC 大阪南港沖 ③海上追跡捕捉訓練 ④化学剤散布事案対処訓練