経管栄養 周産母子センターNICU 坂本 理美子 ○× 4・27は配布資料不要 7・8・11~13・15・20~24は当日不要(説明のみ)

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経管栄養 周産母子センターNICU 坂本 理美子 ○× 4・27は配布資料不要 7・8・11~13・15・20~24は当日不要(説明のみ) ○:発表 ×:配布   周産母子センターNICU  坂本 理美子

研修の目標 1.経管栄養の目的・種類がわかる 2.経管栄養の必要物品がわかる 3.経管栄養についての注意点がわかる 4.胃チューブ挿入時の固定・補強・表示テープ の準備ができる 5.胃チューブの挿入手順がわかる 6.胃チューブへ栄養剤注入時の必要物品の 準備ができる ○×

      経管栄養とは  胃・十二指腸・小腸内に、直接栄養や 水分を投与(注入)する方法 ○×

経管栄養の目的 何らかの原因によって経口的に摂取できない 場合や、治療の目的で栄養チューブを用いて 栄養管理を行う  何らかの原因によって経口的に摂取できない  場合や、治療の目的で栄養チューブを用いて  栄養管理を行う   ※消化管機能が保たれていることが前提 嚥下障害のある場合 口腔・咽頭・食道・胃に器質的な異常がある場合 手術後で創部の安静が必要な場合 経口摂取量よりも、代謝の要求が高い場合 経口摂取量が、要求される代謝に満たない場合 ○×

経管栄養のメリット 中心静脈栄養に比べ、より安全で安価である 消化管機能を維持することで、正常な腸内環境を保つことができる 個別化された栄養補給ができる 水分・電解質のバランスがとれる 消化管機能を活発にし、消化器系の正常な機能を回復する ○×

経管栄養のデメリット 投与経路に関わらず、誤嚥の危険性がある 適応状態が長期におよぶことにより、口腔から投与部位(胃・十二指腸・小腸)までの消化管機能の低下を起こす可能性がある ○×

経管栄養の種類 経鼻経管栄養法 経鼻胃留置チューブ 経鼻腸留置チューブ 胃瘻・腸瘻栄養法 カテーテル型 ボタン型 ○×経鼻胃・腸留置チューブのメリット・デメリットは配布資料をみておいてください。

経鼻経管栄養法の投与経路 ○×経鼻経管栄養法のメリット・デメリットは配布資料をみておいてください

胃・腸瘻栄養法 の投与経路 ○×胃腸ろう栄養法のメリット・デメリットは配布資料をみておいてください。

栄養剤の種類 ≪栄養管理部管理のもの≫ リーナレンLP 、リーナレンMP テルミニール・ミニ・麦茶 、テルミニール2.0α・バニラ テルミニール・ミニ・麦茶 、テルミニール2.0α・バニラ ライフロン-PZ イムンα インパクト メイバランス・ミニ(コーヒー味・ヨーグルト味) F2α               など ≪薬剤部管理のもの≫ ラコール エンシュア・リキッド エレンタール エンテルード                など ○×

経管栄養開始のための準備 患者の医学的状態・栄養状態・アレルギーについてアセスメントする 医師からの経管栄養剤の種類・濃度・量・投与時間・オーダー等についての指示を確認する 経管栄養の必要性・方法・実施時期等について、患者の理解度と受け入れ状況を確認する ○×

胃チューブへの栄養剤注入の実際 ≪必要物品≫ 経腸栄養ボトル 経腸用注入セット カラーシリンジ(30ml) 指示された栄養剤(経管栄養食) 白湯 点滴スタンド 聴診器 ○×

胃チューブへの栄養剤注入時の 必要物品(一部) 経腸栄養ボトル 栄養剤(経管栄養食) 聴診器 カラーシリンジ ○× 経腸用注入セット

経管栄養に使用される 様々な専用物品 カラーシリンジ カテーテル用プラスチック針 (誤接続タイプ) カテーテル用三方活栓 (誤接続タイプ) エクステンションチューブ(延長チューブ) 15cm ○× 参考まで エクステンションチューブ(延長チューブ)120cm

胃チューブへの栄養剤注入時の 必要物品 2008年度、感染予防の観点から、 使用物品が一部変更になりました。 注意

胃チューブへの栄養剤注入の実際 ≪注入準備≫ 栄養剤を37~40℃に温める 注入ボトルに注入セットを接続する 温めた栄養食を注入ボトルに入れ、スタンドにかける ×

注入準備の実際(ボトル使用) ○× 腸ろうの時の持続注入。誤接続予防できる・セットと機械一緒(黄色・赤)を設置すると、きちんと患者側に流れて逆流しない→閉塞しない。各勤1回チューブを白湯でフラッシュして、閉塞防止している。

胃チューブへの栄養剤注入の実際 ≪手順≫ 1.患者に説明する 2.ベッド頭側を30℃以上にあげ、安楽な体位にする  胃チューブへの栄養剤注入の実際 ≪手順≫ 1.患者に説明する 2.ベッド頭側を30℃以上にあげ、安楽な体位にする 3.経鼻胃チューブの固定状況・固定位置(挿入の深さ)を確認する 4.患者の腸音を観察する 5.経鼻胃チューブの先端の位置を確認する(チューブ挿入後にX線撮影されていれば、X線写真でも確認しておく)。胃に聴診器をあて、カラーシリンジで10~20mlの空気を注入し気泡音を確認する 6.胃内容物を吸引し、前回注入分の残量を確認する 7.注入ボトルを経鼻胃チューブに接続し、注入速度を調節する(200~400ml/h以下)                ※注入セット   1滴:0.067ml( 15滴/ml) 8.患者の気分を観察する 9.注入後は、白湯20~30mlを注入した後に空気を20ml程度注入しチューブ内の水分を排除する 10.注入後30~60分はベッドアップの体位を保つ 11.使用器材は洗浄し乾燥させる 12.栄養食・注入量・注入時刻・患者の状態について記録する ×

注入の実際(持続注入ボトル使用) ○×

注入の実際(持続注入シリンジ使用) ○×

胃チューブへの栄養剤注入時の 注意点 <事故防止の観点> 患者・指示の誤認がないよう確認する 点滴ラインへの誤接続をしない 胃チューブが脱落・抜去しないように注意する 注入チューブが閉塞しないよう注意する 逆流や嘔吐による誤嚥に注意する 高温物の注入による熱傷がないよう注意する ○×

胃チューブへの栄養剤注入時の 注意点 注入中・注入後は、悪心・嘔吐・腹部膨満感などの消化器症状や、腸蠕動音の状態に留意する 異常があれば医師に報告し、栄養補給が継続可能かどうかについて検討する 定期的に体重測定を実施し栄養状態について評価する 検査データ(電解質・タンパク質等)などについてモニターし栄養状態について評価する 排便の回数・性状・量について観察する 腸管運動の亢進、下痢などの症状が続くようであれば栄養剤の変更、整腸剤の処方、栄養補給の中止等について検討する 腸管運動の減弱、イレウスの発症のリスクも念頭に置く ○× ここで、注入関連終了

胃チューブ挿入の実際 ≪必要物品≫ 経鼻経管栄養カテーテル カラーシリンジ(30ml):誤接続防止タイプ 聴診器 ディスポーザブル手袋(未滅菌) キシロカインゼリー(潤滑剤) ガーゼ(未滅菌) 固定用テープ・補強用テープ 表示用テープ ガーグルベースン ○× 実物みせながらデモ説明

胃チューブ挿入の実際 ≪挿入準備≫ 必要物品を準備する シリンジ・カテーテルの種類などを確認する 患者に合ったカテーテルを選ぶ ○×

胃チューブ挿入の実際 ≪手順≫ 1.患者に処置の目的・方法などを説明する 2.挿入に適した体位をとる(坐位または頭部挙上し、頸部軽度前屈) 3.手洗い・手指消毒をし、手袋を装着する 4.チューブを挿入する長さの目安をつける 5.ガーゼにキシロカインゼリー(潤滑剤)を出し、チューブの先端部分につける 6.鼻孔から咽頭までチューブを挿入する 7.頸部を軽度前屈してもらい、嚥下のタイミングに合わせてチューブを送り込む 8.固定テープを使用し仮固定する 9.口を開けてもらい、チューブが停滞していないか(とぐろを巻いていないか)   確認する 10.チューブの先端の位置を確認する 11.ガイドワイヤーを抜く  (※今回使用するチューブにはありません) 12.テープを再固定し補強テープにて補強する 13.接続部近くのチューブに表示テープを貼る ○× これから魚住主任さんデモンストレーションしながら説明 ガイドワイヤーなし 一とおり読む。

Q.どうやってチューブを挿入する長さの 目安をつけるの? <※手順4について> Q.どうやってチューブを挿入する長さの   目安をつけるの? <※手順4について> 1.チューブの先端を剣状突起に合わせ、   耳朶(耳たぶの下)までの長さをはかる 2.耳朶(耳たぶの下)から鼻尖(鼻先)までの   長さをはかる  ※成人の長さ(剣状突起~鼻尖):約55cm 3.はかった長さに、約10~15cm足す 4.長さの目安は、チューブのガイド線を確認しながら   行う ○× デモ

Q.どうやって鼻孔から咽頭までチューブを 挿入するの?<※手順6について> 1.鼻先を押し上げ、咽頭までチューブを挿入する 2.最初に抵抗がある位置でいったん止める   ※そのまま挿入すると、出血の原因になる 3.咽頭までの長さの目安:約10~15cm 4.鼻中隔彎曲症・鼻孔や鼻腔の狭窄がある場合は、   反対側の鼻孔から挿入する ○×

Q.どうしたら咽頭から先にチューブを 送り込みやすいの?<※手順7について>   Q.どうしたら咽頭から先にチューブを      送り込みやすいの?<※手順7について> 患者に「つばを飲み込むようにしてください」と説明する 嚥下運動に合わせてチューブを進める 首の向き・角度(正面よりも、左右どちらかに向くなど)を調節すると、挿入しやすくなる場合もある ○×

Q.チューブがとぐろを巻いていたら どうしたらいいの?<※手順9について> Q.チューブがとぐろを巻いていたら    どうしたらいいの?<※手順9について> チューブの先端を咽頭まで引き抜き、再度挿入する   Q.咳嗽や呼吸困難などが出現したら         どうしたらいいの?     チューブが気管内に入っている可能性がある! チューブを抜去して、呼吸が安定してから挿入しなおす ○×

Q.どうやってチューブの先端の位置を 確認するの<※手順10について> Q.どうやってチューブの先端の位置を  確認するの<※手順10について> カテーテルにシリンジを接続し、10~20mlの空気   を注入しながら、聴診器で気泡音(空気の注入音)   が聴取できるか確認する 気管内に挿入されていても、心窩部に気泡音が響くことがあるので、両肺・心窩部を聴診する ○ デモ

Q.どうやってテープの固定をするの? <※手順12について> 切り込みを入れた両端をチューブに沿うように巻き付ける ループをつける際は、鼻孔のまわりや鼻翼を圧迫しないよう気をつける 皮膚の汚れなどを落としておくとはがれにくい 最低2カ所以上を固定(補強)し、患者の動きがチューブに動きが響かないようにする ○× デモ

胃チューブ挿入時の注意点 <事故防止の観点> 患者・指示の誤認がないよう確認する 気管内への誤留置をしない 脱出・抜去防止のため挿入したチューブの深さを記録し、   毎日深さを確認する ○×

胃チューブ挿入時の注意点 清潔を保つため、チューブを定期的に交換する 副鼻腔炎や皮膚粘膜の刺激を考慮し、可能であれば左右 鼻孔交互に挿入する 挿入時の刺激が強く痛みを訴える場合は、潤滑剤でも キシロカインゼリーを使用する ○×

胃チューブ時使用各種テープ 1.固定テープ:中央に切れ目あるテープ 使用目的:胃チューブの固定 2.補強テープ:切れ目がないテープ    使用目的:胃チューブの固定 2.補強テープ:切れ目がないテープ    使用目的:胃チューブの脱落・抜去の防止 3.表示テープ:赤ビニールテープに「M」記入    使用目的:点滴その他ライン・チューブとの           誤接続・誤留置防止

胃チューブ挿入の実際 ≪手順≫ 1.患者に処置の目的・方法などを説明する 2.挿入に適した体位をとる(坐位または頭部挙上し、頸部軽度前屈) 3.手洗い・手指消毒をし、手袋を装着する 4.チューブを挿入する長さの目安をつける 5.ガーゼにキシロカインゼリー(潤滑剤)を出し、チューブの先端部分につける 6.鼻孔から咽頭までチューブを挿入する 7.頸部を軽度前屈してもらい、嚥下のタイミングに合わせてチューブを送り込む 8.固定テープを使用し仮固定する 9.口を開けてもらい、チューブが停滞していないか(とぐろを巻いていないか)   確認する 10.チューブの先端の位置を確認する 11.テープを再固定し補強テープにて補強する 12.接続部近くのチューブに表示テープを貼る ○× 実技中に表示 一とおり読む。

胃チューブ挿入の実際 ≪手順≫ 1.患者に処置の目的・方法などを説明する 2.挿入に適した体位をとる(坐位または頭部挙上し、頸部軽度前屈) 3.手洗い・手指消毒をし、手袋を装着する 4.チューブを挿入する長さの目安をつける 5.ガーゼにキシロカインゼリー(潤滑剤)を出し、チューブの先端部分につける 6.鼻孔から咽頭までチューブを挿入する 7.頸部を軽度前屈してもらい、嚥下のタイミングに合わせてチューブを送り込む 8.固定テープを使用し仮固定する 9.口を開けてもらい、チューブが停滞していないか(とぐろを巻いていないか)   確認する 10.チューブの先端の位置を確認する 11.ガイドワイヤーを抜く  (※今回使用するチューブにはありません) 12.テープを再固定し補強テープにて補強する 13.接続部近くのチューブに表示テープを貼る ○× これから魚住主任さんデモンストレーションしながら説明 ガイドワイヤーなし 一とおり読む。

胃チューブへの栄養剤注入の実際 ≪注入準備≫ 栄養剤を37~40℃に温める 注入ボトルに注入セットを接続する 温めた栄養食を注入ボトルに入れ、スタンドにかける ×デモ