医療活動訓練 ~小児周産期医療~ 資料3 ・発災:平成30年2月16日午後11時 ・震源地:大阪府北部 M7.5 最大震度7

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医療活動訓練 ~小児周産期医療~ 資料3 ・発災:平成30年2月16日午後11時 ・震源地:大阪府北部 M7.5 最大震度7 ・訓練開始:平成30年2月17日午前8時~  小児周産期医療の訓練としては次の2項目を実施する。  ①災害時小児周産期リエゾン訓練  ②小児周産期分野の情報入力・患者搬送訓練

DMAT 小児周産期医療 災害時小児周産期リエゾン 調整本部 大阪府保健医療調整本部 OGCS・NMCS(南) NMCS(北)  小児周産期医療 大阪府保健医療調整本部 本部長:健康医療部長 副本部長:災害医療コーディネーター ・厚生労働省(周産期) ・他府県リエゾン ・関係学会等との連携 DMAT 調整本部 災害時小児周産期リエゾン 活動拠点本部 OGCS・NMCS(南) (大阪母子医療C) NMCS(北) (大阪市立総合医療C) 大阪ショートステイ連絡協議会 (目的:在宅高度医療児の支援) NMCS・OGCS医療機関 (周産期の高度医療) 大阪府周産期医療情報システム 広域災害医療情報システム(EMIS) 災害拠点病院・協力病院 一般産婦人科病院・診療所 日本産婦人科学会大規模災害対策情報システム

【訓練目標】 【具体的目標と期待する訓練成果】 小児周産期医療 ➣通信ツールの確保 ➣保健医療本部内での情報伝達の確立  小児周産期医療 【訓練目標】 ➣通信ツールの確保 ➣保健医療本部内での情報伝達の確立 【具体的目標と期待する訓練成果】 ➣携帯電話、固定電話不通時の代替連絡手段を確立する ・周産期医療情報システムの活用 ・日本産婦人科学会大規模災害情報システムの活用 ・各施設、災害時小児周産期リエゾン間のメールでの情報伝達 ・防災電話の活用 ➣上記情報ツール活用のためのフロー図の作成 ➣専門分野以外のスタッフへ伝達すべき情報を整理する ・情報伝達のための用紙を作成

連携訓練項目 ①災害時小児周産期リエゾン訓練~災害医療本部にて~   ①災害時小児周産期リエゾン訓練~災害医療本部にて~ 連携訓練項目 ➣本部立ち上げ訓練 ➣小児周産期医療領域の情報収集訓練 ・ 各小児周産期医療施設の被災状況、 稼働状況、応需状況の把握 ・支援物資、人的支援ニーズの把握 ➣妊婦、新生児、重症小児患者の搬送調整訓練 ・搬送ニーズの把握 ・搬送手段の調整、受け入れ施設の調整 ➣隣県のリエゾン間での情報共有、調整訓練 ➣政府本部(厚労省小児周産期担当官)との情報共有訓練 搬送調整班への情報伝達メモ 指定プレイヤー 和田先生 プレイヤー  竹内先生、田中先生、吉野先生 コントローラー 丸山先生、古家先生 コントローラー(阪南中央病院にて) 山下先生 リエゾン補助  藤原主事

②小児周産期分野の訓練 周産期 PICU 小児在宅 【情報入力訓練】 ・一次施設(一部)は日産婦システムに入力。   ②小児周産期分野の訓練 周産期 【情報入力訓練】 ・一次施設(一部)は日産婦システムに入力。 ・NMCS・OGCSともに周産期医療情報システムに入力 ・大阪府災害医療本部においてリエゾンがシステムを用いて情報収集、搬送調整を実施。 【搬送訓練(実働)】  ①妊産婦搬送(阪南中央病院~近大病院)※DMATと連携して実施  ②新生児(ベルランド総合病院~大阪母子医療センター) 【情報伝達訓練】 ・関西医大附属病院(新生児)、千船病院(妊産婦・新生児)、北野病院(新生児) PICU 【情報伝達訓練】 ・メールを活用し情報伝達。 【搬送訓練(仮想)】 ・小児外傷例 4例 小児在宅 【情報集約訓練】 ・大阪ショートステイ連絡協議会参加施設(病院)がEMIS(広域災害救急医療情報システム)を活用し、緊急レスパイトに必要な情報を入力。 ・大阪府災害医療本部でリエゾンが集約。

小児周産期分野の搬送訓練案~ 大阪府保健医療調整本部 DMATCo NMCS(新生児) DMAT活動拠点本部 OGCS(産科) PICU ②搬送手段の依頼 ベルランド総合病院 NMCS(新生児) 母子センター ❶周産期情報システムを活用し、搬送依頼 NMCS ③搬送手段の手配 ❷患者詳細の聞き取り・ 搬送手段の調整 DMAT活動拠点本部 ❸搬送依頼 活動拠点本部 ⑵搬送依頼 衛星携帯 ④搬送調整 衛星携帯 ➀妊産婦の患者搬送を依頼 ⑴小児の転送依頼 阪南中央病院 OGCS(産科) 大阪市立総合医療C PICU 近畿大学医学部附属病院 大阪警察病院